ラブライブサンシャインの福袋買いました!
とても可愛いですね。
買ってきてよかったなぁ…
それでは本編をどうぞ!
「スクールアイドル?」
俺は千歌の発言が信じられなかった。いや 悪い意味ではない。千歌は自分で自分のことを地味だと言ってしまうような子だ。応援してやりたい気持ちもあったが、それよりも不安だった。
「出来るのか?本当に?」
「私、できるもん!やるったらやる!」
俺が尋ねるとどっかで聞いたことがあるような…そひて、千歌は俺にこう返してきた。
「でも何で急に…」
俺の後ろで曜も頷いている。今まで熱中した物がなかった千歌が、突然スクールアイドルを始めようとしている。何か理由があるのではないか…すると千歌はこう言った。
「うーん…やりたかったから!それじゃ…ダメ?」
千歌は俯きながら俺にそう言った。多分千歌は俺が反対するのではと思っているんだろう。
「大丈夫だ。俺はお前を応援するよ!」
「私も!千歌ちゃんを応援する!」
曜も俺と同じ考えだった。自分の幼馴染みが新しいことを始めようとしているのだ。応援するのが自分の務めだと俺は思った。
「龍ちゃん…」
「千歌、お前なら絶対出来るよ」
千歌は目をうるうるさせていた。目には涙も溜まっている。
「龍ちゃーーーん!」
「グハッ!千歌…痛いよ…」
千歌に突然抱きつかれ(というより突進され)俺は大ダメージを受けた。だが、自分が倒れると千歌も転んでしまうから、俺は倒れないように必死に耐えた。
「あっ…ごめん…痛かったよね…」
「うぐ!別に気にしなくていいからな…」
俺は腹を抑えながら言う。自分のしたことに少しは罪悪感があるのか、千歌は珍しく謝ってきた。その顔は僅かに曇っていた。
「本当に大丈夫だからな。ほら」
そう言って俺は千歌の頭を撫でてあげた。嬉しそうに彼女のアホ毛が動いていたのが見えた。
「えへへー…龍ちゃん擽ったいよ~」
(やっぱり千歌には笑顔が一番だな…)
「ううう…千歌ちゃんばっかりずるいよ!私も!」
今度は曜が俺に抱きついてきた。そして頭を撫でるようせがんできた。
「えへへ、龍ちゃんの腕、暖かいよ…」
「…龍くん、いつもありがと」
「あはは 二人とも甘えん坊だなぁ…」
俺は二人を抱きしめ、頭を撫でた。
それから数分たった頃だろうか。俺は今の時刻を確認した。
「やばい!8時半だ!急がないと遅刻だ!」
「ええっ!龍ちゃん急いで!」
「龍くん!はやく!」
「全く…誰のせいだと思ってんだよ…」
少し厳しめの口調で言うが文句を言っても仕方がない。しかも、今日は新一年生の入学式なのだ。遅刻をするのは幾ら何でもまずい。
「スピード上げるぞ!しっかり掴まってろ!」
「はーい!」
「ヨーソロー!」
俺はバイクのスピードを制限速度ギリギリまで上げて、全速力で走り出した。そのお陰か学校には遅刻せずにすんだが、朝からエンジン音が煩いとの苦情が入り、先生に怒られるのであった。
To be continued…
まだAqoursのメンバーが二人しか登場してない…
まぁ最初だし仕方ないですよね?
そろそろ他のメンバーも登場させたいと思います。
それではまた。