ラブライブ!サンシャイン!!~未来への架け橋~   作:大天使

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こんにちは大天使です。

ラブライブサンシャインの福袋買いました!
とても可愛いですね。
買ってきてよかったなぁ…

それでは本編をどうぞ!



第2話 一つになる心

「スクールアイドル?」

 

俺は千歌の発言が信じられなかった。いや 悪い意味ではない。千歌は自分で自分のことを地味だと言ってしまうような子だ。応援してやりたい気持ちもあったが、それよりも不安だった。

 

「出来るのか?本当に?」

 

「私、できるもん!やるったらやる!」

 

俺が尋ねるとどっかで聞いたことがあるような…そひて、千歌は俺にこう返してきた。

 

「でも何で急に…」

 

俺の後ろで曜も頷いている。今まで熱中した物がなかった千歌が、突然スクールアイドルを始めようとしている。何か理由があるのではないか…すると千歌はこう言った。

 

「うーん…やりたかったから!それじゃ…ダメ?」

 

千歌は俯きながら俺にそう言った。多分千歌は俺が反対するのではと思っているんだろう。

 

「大丈夫だ。俺はお前を応援するよ!」

 

「私も!千歌ちゃんを応援する!」

 

曜も俺と同じ考えだった。自分の幼馴染みが新しいことを始めようとしているのだ。応援するのが自分の務めだと俺は思った。

 

「龍ちゃん…」

 

「千歌、お前なら絶対出来るよ」

 

千歌は目をうるうるさせていた。目には涙も溜まっている。

 

「龍ちゃーーーん!」

 

「グハッ!千歌…痛いよ…」

 

千歌に突然抱きつかれ(というより突進され)俺は大ダメージを受けた。だが、自分が倒れると千歌も転んでしまうから、俺は倒れないように必死に耐えた。

 

「あっ…ごめん…痛かったよね…」

 

「うぐ!別に気にしなくていいからな…」

 

俺は腹を抑えながら言う。自分のしたことに少しは罪悪感があるのか、千歌は珍しく謝ってきた。その顔は僅かに曇っていた。

 

「本当に大丈夫だからな。ほら」

 

そう言って俺は千歌の頭を撫でてあげた。嬉しそうに彼女のアホ毛が動いていたのが見えた。

 

「えへへー…龍ちゃん擽ったいよ~」

 

(やっぱり千歌には笑顔が一番だな…)

 

「ううう…千歌ちゃんばっかりずるいよ!私も!」

 

今度は曜が俺に抱きついてきた。そして頭を撫でるようせがんできた。

 

「えへへ、龍ちゃんの腕、暖かいよ…」

 

「…龍くん、いつもありがと」

 

「あはは 二人とも甘えん坊だなぁ…」

 

俺は二人を抱きしめ、頭を撫でた。

 

それから数分たった頃だろうか。俺は今の時刻を確認した。

 

「やばい!8時半だ!急がないと遅刻だ!」

 

「ええっ!龍ちゃん急いで!」

 

「龍くん!はやく!」

 

「全く…誰のせいだと思ってんだよ…」

 

少し厳しめの口調で言うが文句を言っても仕方がない。しかも、今日は新一年生の入学式なのだ。遅刻をするのは幾ら何でもまずい。

 

「スピード上げるぞ!しっかり掴まってろ!」

 

「はーい!」

 

「ヨーソロー!」

 

俺はバイクのスピードを制限速度ギリギリまで上げて、全速力で走り出した。そのお陰か学校には遅刻せずにすんだが、朝からエンジン音が煩いとの苦情が入り、先生に怒られるのであった。

 

To be continued…

 




まだAqoursのメンバーが二人しか登場してない…
まぁ最初だし仕方ないですよね?
そろそろ他のメンバーも登場させたいと思います。

それではまた。

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