外道屋のドラゴンボール   作:天城恭助

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今回が今までで一番長いですが、飛ばしても問題ないかもしれないぐらい基本的には原作と変わりません。ピッコロ戦でちょくちょくイーヴィさんが手を出すぐらいです。ただ、ヤムチャがほんのちょっとだけ頑張ります。


25 試合結果

 第一試合、桃白白と天津飯の戦いは全くもって原作通り。ちょっと戦って、桃白白が不利だとわかると腕からナイフを出して反則。それでも続けて戦い、スーパーどどん波を撃つも天津飯に気合いだけでかき消される。そして、天津飯の腹パンで沈んだ。

 

 

 第二試合、悟空対匿名希望。そういえば、匿名希望している人がチチだということを知ってはいるけど、会ったことは一度もない。

この試合も原作通り、チチが嫁にもらってくれると約束したという話をして、悟空に勝ったら名前を教えるという話になる。悟空はそれを軽い一撃で倒して。チチという名前を明かし、悟空は軽いノリで結婚を了承する。

 どうでもいいけど、悟空ってチチがいなかったら絶対結婚してないよね。性欲とかもなさそうだし、よく子供が二人もできたなとは誰もが思うはず。

 後で、クリリンに「案外イーヴィさんと悟空がくっつくかもしれないと思っていた」的なことを言われたが、「そういう感情を悟空に持ったことはないし、悟空自身もないでしょ」と言っておいた。ついでに「私には好きな人がいる。故人だけど」と言ったら驚かれた。

 

 

 第三試合は、クリリン対マジュニアというかピッコロさん。この試合は、ピッコロさんの圧勝かと思いきやクリリンがそこそこ善戦するという原作通りの展開だ。といっても、ピッコロさんは本気じゃなかっただろうけど。後、この辺りで武空術がみんな使えるようになってきたのがよくわかる。

 

 

 第四試合、ヤムチャ対シェンもとい神様。これが少し楽しみだった。ヤムチャには初めて会った時に、口を酸っぱくして見た目で油断するなって言ったからね。見た目がどんなのであろうと強いやつは強い。それだけは嫌になるほど叩き込んでやった。勝てないにしても恥をかくような無様な姿は晒さない……はずだ。

 ヤムチャが武舞台に出てくるとプーアルが「ヤムチャ様―!」と大声で応援する。ブルマが「今度は1回戦突破できそうね」と言っていたが、「多分、無理でしょ」と聞こえないぐらいの小声で言っておいた。

 ヤムチャの態度は原作とあまり変わってないように見えるが、神様のこけたところからの脇腹への蹴りをしっかり避けた。

 

「シェンさんだっけか? あんた、なんでそんなふざけた戦い方してんだ。嫌なやり方にも程があるぜ」

 

 何度も見た目に惑わされてはいけないと注意した甲斐があったよ。本当に成長したよ、ヤムチャ。

 

「ほう、良く気が付きましたね。あなたには真の武道家としての素質があるようだ」

「そうかい。なら、あんたを倒してその真の武道家ってやつになってやるよ」

「いやいや、そうはいかんのだよ。私は勝たねばいかんのだ」

「ほざけ!」

 

 その後は、ほぼ原作通りだった。「足元がお留守ですよ」とかは言われなかったけど、やはりムダが多く、隙が多いことには変わらなかったらしい。繰気弾の威力はあがっていたけど、神様を倒すには至らず、場外負けしてしまった。

 成長したよ、ヤムチャは。ただし、噛ませ犬という宿命によって勝てない。もう悲しみを背負ってもいいと思うの。

 

 準決勝、第五試合、悟空対天津飯は以下略。悟空が重り外したら結構あっさり勝っちゃうんだよね。四身の拳で追い込まれたように見えるけど、息上がってないし。

 

 

 準決勝、第六試合、以下略。もうわかりきっている展開だ。ただ、以前に宇宙船の改造を頼んでいたのでナメック語の会話が私とブルマが理解できてしまっていた。

 

「あ、あいつ、自分のことピッコロって……! それにあのおじさんが神って……! 一体、どういうことよ……!」

「そのまんまの意味でしょうね。マジュニアはピッコロで、シェンは神様。つまり、ピッコロと神様は同一の存在であると」

「ピッコロ大魔王はあんたが倒したんじゃないの!」

「その前に試合を観たら?」

 

 神様は魔封波を放ち、ピッコロに返され逆にビンの中に閉じ込められてしまった。

 試合はピッコロの勝ちとなった。決勝までは、休み時間が設けられた。

 

「一体、どういうことじゃ! イーヴィさん!」

「詳しくは悟空に聞きに行った方が早いと思うよ」

 

 悟空たちの下へ向かい、悟空は神様から聞いたピッコロについてのことを話した。

 

「なぁ、イーヴィ。神様が言ってたんだけどよ、イーヴィはピッコロの分身を知っていて放置したんじゃないかって、本当なのか?」

「そうよ」

「なるほどな。余程、自信があると見える」

 

 ピッコロが声をかけてきた。

 

「孫悟空、貴様は神などよりはやるようだが俺の敵ではない。神宮寺イーヴィの前座にすぎん。覚悟していろよ、今度のピッコロ様は3年前とは比べ物にならんぞ」

「はいはい。君の敵は悟空だよ。悟空を倒してから言いなよ」

「あぁ、オラぜってぇ負けねぇからな」

 

 

 

 二人が武舞台に上がり、決勝戦が始まる。二人の様子見の戦いが始まり、と言ってもクリリンや天津飯たちにとっては格上の戦い。

 

 本気の戦いとなると、ピッコロが空中に上がり巨大なエネルギー波を放とうとするが、悟空がジャンプして誘導した。避けた後、お返ししてやると超かめはめ波を放とうとするが、ピッコロが死ねば神様も死んでしまうので亀仙人が止める。

 

「止める必要ない! それぐらいじゃ、あいつは死なないわ! 思いっきりやってやりなさい!」

「イーヴィがそういうなら!」

 

 悟空はかめはめ波を撃った。それはピッコロに直撃したが、服がボロボロになっただけでほとんどダメージはなかった。

 ピッコロのターバンが取れたことにより、正体がばれてピッコロは孫悟空と私を殺し、再び王になってやるという宣言をする。それによって観客はピッコロにビビッていなくなった。

 

「随分とさっぱりしたわね」

「イーヴィさん、よくそんな暢気でいられますね」

「悟空は勝つよ。信じてるとかじゃなく勝つよ」

「イーヴィさん……」

 

 ピッコロは、次に巨大化して悟空を襲うが悟空の挑発に乗りさらに巨大化する。悟空は、ピッコロの体内に入りこみビンを回収して、私に渡してきた。私はビンの蓋を開けた。

 

「わ、わたしは、魔封波を返されて……」

「悟空が助けたんだよ、神様」

「イーヴィ……」

 

 ピッコロは元の大きさに戻り、戦いが再開した。悟空が足からかめはめ波を出して、ピッコロに攻撃を当てるが、ピッコロの頭についている触覚からの怪光線をくらい怯んだ。神様がピッコロの追撃を止めに入ろうとするが、私が腕を掴んで止めた。

 

「何をする!?」

 

 悟空はその間に殴られたが、そこまで効いていない。

 

「神様。この戦いをあなたが止める必要はないわ」

「今、ここでピッコロは倒さねばならんのだ! そのためにも悟空と協力しなければならん!」

「そんなの悟空は望んじゃいないよ」

「ピッコロを倒さなければ、いつか後悔することになるぞ!」

「悟空が負けた時は私がピッコロを倒すわ。悟空が勝つと思うけどね」

 

 ピッコロがこちらを向く。

 

「この俺が勝つに決まっている。貴様はそこで首を洗って待ってろ!」

「そうでもねぇぞ。オラ、もうおめえの技は見切った!」

「な、なに~……! この俺の技を見切っただと……!! そんなわけがあるか! この俺は、この俺は3年前の時よりさらに数倍もレベルアップしたのだ……!!!」

「じゃあ、オラはそれよりもさらにもうちょっとだけ強くなったんだ!」

「ほざけーっ!!!!」

 

 ピッコロが言葉と同時にエネルギー波を放つ。悟空はそれを避けるが追尾し続けた。悟空はピッコロの目の前でギリギリで避けて自爆させた。

 これによりピッコロは左腕に大きな怪我を負った。ピッコロはその腕をもぎ取り、新たに腕を再生させた。

 

「ゆ、ゆるせんぞ……! こ、この俺をここまで追い詰めるとは……ピッコロ大魔王様の最後の賭けを受けてみるがいい……!!」

 

 ピッコロが気をため始めた。ここら一体を吹き飛ばすつもりだ。

 

「逃げろっ! 逃げろーっ! みんな今すぐここから離れるんだーーーっ!!!」

「悟空さはどうする気だーっ!」

「オラはこらえてみせる!」

「バカを言え! いつまで強情を張るつもりだ! こんなものはもはや試合などではない!」

 

 ピッコロが気をため終えたようだ。

 

「くっそーっ! もうみんなが脱出する時間がねぇっ!」

 

 天津飯が気功砲で地面に穴を開けた。

 

「おい、みんな!! 死にたくなかったらこの穴に飛び込め! 悟空を困らせるな」

 

 私を除いて天津飯が開けた穴に入って行く。

 

「悟空、無理すんなよ!」

「おう!」

 

 神様は、無理だとぼやくが、ランチさんが穴に蹴り入れた。

 

「おめぇも早く入れ!」

「私は大丈夫。早く入らないと危ないよ」

「や、やばっ!」

 

「死ねい!!」

 

 悟空は腕をクロスさせ、足を踏ん張りピッコロの攻撃に備えた。私は穴の前に立ってバリアを張っておく。

 ピッコロが閉じていた身体を広げ、気が解放される。凄まじい衝撃が辺り一帯を襲う。それによって武道会会場とその一帯の街はほとんど更地へと変えられた。

 

「お、終わった……」

 

 上を向いたままのピッコロはそう呟いた。しかし、穴から顔を出したクリリンが

 

「悟空――――っ!!!」

 

 そう喜びの声をあげた。

 

「何っ!?」

「ど、どうだ……なんとかこらえちゃったもんね……」

「そ、そんな……ば……ば、馬鹿な……」

「私は傷一つ付いちゃいないけど? ついでにこの穴に土埃とか入れてないから」

「生きてる! 悟空は生きてるぞーーーっ!」

 

 みんな、穴の外へ出て歓声をあげる。

 

「優勝いただき!」

 

 悟空は勝利を確信したようだ。悟空は気を貯めた後、クラウチングスタートのポーズを取る。

 

「よーい……どん!!」

 

 自分でスタートの合図をしたと同時にピッコロに突進し、肘打ちから連続でハイキック、ピッコロがよろめいたところで腹に強烈な一撃を加える。ピッコロはこれによってダウンし、悟空はそのタイミングで飛び上がって、かめはめ波の準備をした。

 

「伏せろーーーっ!」

「波――――っ!!」

「うわああああ~~~~っ!!」

 

 真下に出されたかめはめ波がピッコロに直撃した。その衝撃によって小さなクレーターができた。

 

「審判のオッチャン、カウント!」

「あ、は、はいっ!」

 

 審判の人が悟空の傍に近寄る。

 

「こ……これはひょっとして死んでいるのでは……?」

「死んじゃいねぇさ。こいつはそんなやわじゃねぇよ。それに……」

「そうだ……この私が生きておるのが何よりの証……残念ながらピッコロはかろうじて生きておるようだ」

 

 生きているどころか、まだ攻撃できる余裕があったりするんだよね。言わないけど。別に悟空死なないし。

 

 カウントが始まる。みんなもそのカウントを始める。

 

「……セブン! ……エイト! ……ナイン!」

 

 悟空が勝利を確信し、親指を立ててこちらを向く。

 ピッコロが突如起き上がり、口から怪光線を吐き悟空の左胸の上部を貫いた。

 

「ぐ……ぐあ……ごほっ! うわあああーーー!」

 

 肺を傷つけたのか、咳に血が混じっている。そして、その咳で傷つけられた部分が相当痛んだようだ。

 

「悟空――――っ!」

 

 ピッコロが立ち上がり、悟空に近づく。

 

「しぶとい奴め……まだ、生きてやがる」

 

 ピッコロが傷ついた部分を踏みつける。

 

「ぎゃうっ!」

「このやろーっ!」

 

 クリリン達がピッコロの所へ向かう。

 

「やめなさい! 必要ないわ」

「で、でも、イーヴィさん!」

「ピッコロには、あなたたちを殺す余力ぐらい残しているわ」

「その通りだ! 先に死にたければいつでも殺してやるぞ!」

 

 悟空は付けられた傷が痛むようだが、なんとか立ち上がった。

 

「よかった。急所は外れたみてぇだ」

「き、貴様!」

 

 また一撃、二撃とやりあうがお互い力をほぼ力を使い果たしているので、かなり遅い。悟空は大きな傷を負っていることもあって出血が多く、目が霞んでいる。

 ピッコロから肘打ちをくらい、倒れたところにニードロップで両膝に攻撃した。

 

「ぐあああーーーっ!」

「あ、足が折れた……!」

「これで動くのは左手だけだ。だが、念には念を入れておくか」

 

 ピッコロは指先からエネルギー波を放ち悟空の右腕を焼く。

 

「これで貴様は全く身動きができん。最後の一撃をくらうがいい」

 

 ピッコロは武空術で浮き上がる。

 何故、最後の一撃で浮き上がりたがるのか……

 

「殺される! 悟空死んじゃうぞ!」

「問題ない! 悟空はまだやられちゃいない!」

「何を言っている! 天津飯とやら私を殺せ!」

「そんなの必要ない!」

「……イーヴィの言うとおりだ。オラは勝ってみせる」

 

 その間にピッコロは最後の一撃を放った。

 

「ああーーーっ!!」

「動けない手足では防ぐこともできんぞーー!」

「悟空―――――っ!」

 

 エネルギー波によって、かめはめ波と同様に小さなクレーターができあがった。

 ピッコロはゆっくりと地に降りてきた。

 

「粉々になりおったぞ……!! いくら神龍と言えど、これではもう復活はさせられまい!! 勝ったぞーーーっ! 孫悟空は死んだーーーっ!」

 

 ピッコロが勝利の雄叫びをあげる。

 

「次は貴様だ。神宮寺イーヴィ」

「何を言っているの? まだ勝負は付いちゃいないわよ」

「なにっ?」

 

 クリリンは、悟空の存在に気づいたようだ。

 

「天津飯。あんた目がいいだろ……あれ、ひょっとして……やっぱり悟空だーーーっ!」

「なっ!?」

「武空術だーっ!」

「お前のっ、負けだーっ!!!」

 

 悟空はそのままピッコロに頭突きをくらわせた。ピッコロはそれにより軽く吹っ飛ばされて、気絶した。

 

「し、審判の……おっちゃん……あ、あいつ場外に……お、落ちただろ……?」

「え……!?」

「試合さ……オ、オラ……勝ったよな……」

「そ、そういえば……! 確かにここは場外……!」

 

 審判は両手を挙げ叫ぶ。

 

「孫選手の勝ちですっ!! 孫悟空選手、天下一武道会優勝――――っ!」

「や、やり……!」

 

 悟空は破顔させて喜ぶ。

 みんなが悟空の下へ駆け寄る。

 

「やったな! やっぱりお前すげえよっ!」

「へへへ……オラ、優勝したぞ……」

「おめでとう、悟空」

「いろいろ気ぃ使って貰ってありがとな、イーヴィ……」

「当たり前のことをしたまでよ。ちょっと待ってなさい。仙豆取って来るわ」

「え?」

 

 ヤジロベーがいないから私が代わりに取りに行かないと……今まで忘れてた。

 私は額に二本指を当て、気を探る。カリン様の気を見つけ瞬間移動する。

 

 

 

「うぉっ!?」

「やぁ、カリン様。また仙豆を貰いに来たよ」

「お主、そんなことまでできるのか……」

「つい最近ね。悟空大怪我してるんだから、早く」

 

 それに、神様がピッコロを殺しかねない。

 

「それもそうじゃの」

 

 仙豆が一粒投げ渡される。

 

「もう一つもらえない?」

「なんじゃ? まぁ、よいが……」

「ありがと、カリン様。それじゃね」

 

 私は瞬間移動で悟空の下へ戻る。

 

「ほら、悟空。仙豆」

「あ、ありがてぇ……」

 

 悟空の傷が一瞬にして治った。悟空は飛び上がり優勝を喜んだ。

 

 神様がピッコロの傍に居るのが見えたが、悟空がその前に立ちはだかった。

 まぁ、原作通りのやり取りでピッコロを殺した後、神龍で生き返してくれればいいという話をするが、神様が死ねばドラゴンボールが消えてしまうため不可能だ。

 神様は、自分はとうに神を辞めるべきだったというが、亀仙人がドラゴンボールがあったからこそこの出会いがあったと語った。それによってこの世は救われたのだと。

 亀仙人は本当にいいことを言う。まるで最終回のようだ。

 

 神様は悟空のボロボロになった服を元に戻した。

 

「イーヴィ、もう一個仙豆持ってねぇか?」

「そういうと思ってたから二つ持ってきてるわ」

 

 私は悟空に仙豆を投げ渡す。

 

「さすが、イーヴィ! サンキュー!」

 

 悟空はピッコロに仙豆を食わせた。

 ピッコロの傷は一瞬で治り、悟空たちから距離を取る。

 

「ばっ馬鹿野郎っ! な、なに考えてんだよっ!」

 

「今日のところはこのまま引き下がってやるが、その内必ず貴様らを倒し、世界をいただくぞ!」

 

 ピッコロは笑いながら去って行った。

 

「悟空さーーっ!」

 

 チチが、悟空の下へ駆け寄り抱きつく。

 神様が悟空たちを天界に誘い、神になるように言うが、悟空は拒否。

 筋斗雲を呼んでチチと共に去って行った。

 

「みんな、バイバーーーイ!! また会おうなーーっ!」

 

 さて、次は5年後だったかな……

 

「イーヴィよ……」

「神にはならないよ。興味ないし」

「えっ?」

「私にはまだまだやりたいことが沢山あるからね。神なんて退屈なことやってられないよ」

 

 神様は私の発言にちょっとショックを受けたようで(´・ω・`)ってなってた。

 




これにて無印終了。次からドラゴンボールZ・サイヤ人編です。ここから大きく変わってくると思います。

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