こんな作者です。最近、真ゲッターとマジンガーにハマりました。
番外編でゲッターとアーガマをクロスさせるのも良いかもしれない。
無駄話が長くなってしまいました。
あ、そういえば、遅くなりましたが明けましておめでとうございます。
本年もこの作品をよろしくお願いします。
では、本編へどうぞー。
※鎮守府にいるのは新人提督(女)です。初期艦は本編で。
これまでのあらすじ!
艦の役目を終え、解体された地球連邦軍の
解体されたはずだった!ネェル・アーガマは海上で目を覚ます。
しかも女の子になって。そんなアーガマに襲いかかる謎の敵、鯨みたいな化物。
そして自分に突っ込んできた夕立と名乗る少女。
なんやかんやで今に至る。
現在アーガマは夕立と名乗る少女に鎮守府という所へ
道中色々と教えてもらったことがある。
まず、人類はさっきの
いる情報なのかいらない情報なのか分からないが、春雨は夕立の妹だそうだ。だから夕立を呼ぶときは必ず「夕立姉さん」と呼ばなければいけない。恥じらいは無いが、鎮守府に着いたら春雨じゃないとバレてしまうんじゃないかと思うと、心臓が飛び出そうになる。
バレた時の言い訳を考えていると、どうやらその時が来てしまったようだ。
「春雨?はるさめ~?お~い!」
「っはい!?」
自分の世界に入っていて全く聞こえてなかった...うぅ...
それで、なんで呼ばれてるんだろう...
「鎮守府に着いたっぽい!」
「...あ」
前を見ると赤レンガ造りの大きな建物が建っていた。
スペースコロニーとかにはこんなのなかったなぁ...なんかわくわくしてきちゃった
「早く提督さんの所に行くっぽい!」
提督...ってことは艦隊の司令官...艦隊の中では一番偉い人!?
あ...言い訳...どうしよう...
――――――――――――――
「ということで、執務室前っぽい!」
来ちゃった...どうしよう...どうしよう!?
自分でも分かるくらい体が震えてるかもしれない...
「?春雨、どうしたっぽい?」
「あ...いや...」
「とにかく行くっぽい!」
そう言って夕立は執務室の扉を開ける。
目の前に広がるのは赤い絨毯に一般家庭にあるような机、その机の上に突っ伏して動かない、白い軍服を着た人物がいた。
「提督さ~ん?起きるっぽい!」
そう言うと夕立は提督の背中をバシンと叩いた。
「はぅっ!?あれ...?夕立?帰ってたんだ。って...その子は?」
「私の妹の春雨っぽい!深海棲艦と戦ってたら援護してくれたっぽい!」
夕立さん...逃げてただけだよね...?
深海棲艦?に追われてたもん。
確かに援護はしたけど...
「えぇっ!?春雨!?ホントに!?」
「いや...あの...」
「うわぁ~!可愛い~!!抱きついて良い?ねぇ!?」
目の色変えてこっちにジリジリ迫ってきてる...
どうしよう...こんな時...オットー艦長なら...
敵のMSが迫ってきたとき...た、対空放火?
「とうっ!!」
「ひゃぁっ!?」
「うへへ~もふもふ~...♪」
色々考えてたら抱きつかれました...
春雨って名前の艦じゃないのに...ネェル・アーガマなのにぃ...
気づくの遅れたけど夕立さんどっか行っちゃったし~...
この人...女性なのにそういう趣味なのかなぁ...
まぁいいや...今はとにかく抜け出す努力をしなきゃ!
夕立に強制連行されて着いた鎮守府。
執務室に入って早々抱きつかれ、撫でられすりすりされ。
この鎮守府で上手くやっていけるのか...
「あ...あの、私の所属って...どうなるんですか?」
「んー?もう
随分と大雑把な司令官です...こんなので良く司令官なれましたねって言いたいです。
それよりも...いずれかは、私が春雨じゃないって伝える時が来るのかな...
その時は...そう遠くないような気がします。
オットー艦長、ミヒロ少尉、レイアム副長...私、強襲揚陸艦ネェル・アーガマは...新しい世界でも頑張ります!
この日、ネェル・アーガマは初めて人の温もりを知った。
なんか変な感じで終わってしまった。
これでも読んでくれてる人がいるんですね。ありがとうございます。
そういえば、ふとした疑問が浮かんだんです。
この作品で島風が出たら
島風「ここから先は競争ー!」
とかいってすごい速さで走っていくのが目に浮かびます。
島風はフロンタル枠ですね。
それではまた次回。
感想と評価、お待ちしてます!