会話文がメインになると思います。
視点はガランシェールです
アーガマの脇腹をつついてから数時間....
「ガランシェール~♪」
「立場が逆転しちゃったよ!?」
――こっちのアーガマの方が良いかもしれない~...
「もう一回つついてみようかな...」
軽くアーガマの脇腹をつつく。
「ひぁっ!?」
「お~い、アーガマ~?」
「なに...?」
――おぉ、凄い...こっちが表で、あれが裏?
「ねぇ、アーガマ、今までのこと覚えてる?」
「え?えっと...ガランシェールの1日抱き枕...だっけ?」
「それ以外は~?」
「覚えてないよ?」
――やっぱりか...多重人格みたいな感じなのかな?
「ていっ」
「ひゃん!?」
――反応を見るのも面白いかも...
「ん~♪」
アーガマが抱きついてくる。
――このまま提督の所まで行ってみよ
――――――――――――――――――
「提督~」
「ん、なに?」
「アーガマがね...?」
「アーガマがどうかした?」
「司令官~♪」
ガランシェールの後ろから現れて提督に抱きつき、胸に顔を埋める。
「おわ、どうしたの、アーガマ?」
「なんでもないです~♪」
「酔っぱらってる?」
「いや、脇腹つついたらこんな風になっちゃって...」
「脇腹?」
提督もアーガマの脇腹をつついてみる。
「ひゃん!?」と声を上げ、大人しくなる。
パッと提督から離れ、部屋の隅へ行き、体育座りで俯く。
「どうした~?」
「なんでもないですよ...はい...大丈夫です」
「アーガマ...?」
「オットー艦長...もう無理です...」
「あれ...これ大丈夫?」
「艦長の名前呟いて...うん、危ない気がする」
と、アーガマに近寄ろうとした瞬間に、警報がなる。
3人は黙り、放送に耳を傾ける。
『鎮守府沖に深海棲艦が出現!出撃可能な艦娘は至急迎撃に向かってください!』
「アーガマ、聞いたね?」
「はい...!」
「提督、私も行くよ!」
「ガランシェール...でも武器は...?」
「この子達がいるから大丈夫!」
そう言って右手を開くと、緑色の紙が2枚現れ、それがジオンのMS、『ギラ・ズール』へ変化する。
「これで何とかなるの?」
「スキウレとビーム・ガトリングガンがあるから大丈夫でしょ!」
「心もとないけど...まぁ、アーガマもついてるし大丈夫かな。よし!じゃあ、出撃ドックから出撃してね!」
「了解(りょーかい)!」
――――――――――――――――――
~出撃ドック~
「ねぇ、ガランシェール...」
「ん~?」
「.......やっぱり何でもない」
「え~!気になる!」
「鎮守府沖の敵を倒したら教えて上げる!」
「今教えて~!!」
「いや!さて、強襲揚陸艦ネェル・アーガマ、出撃します!」
「待って~!ガランシェール、出るよ!」
二人は鎮守府沖に向かった。
沖に向かう途中、鎮守府では新たな放送が入っていた。
『敵の深海棲艦は全て深紅のオーラを纏っています!迎撃に向かった艦娘は十分に注意してください!』
アーガマとガランシェールは現場について、驚愕することとなる....。
ついにほのぼのも終わってしまった。あーあ。
次回から戦闘回です。よろしくお願いします。(SCP-040-JP風)
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