第3次スーパーロボットα外伝〜仕組まれた滅亡〜   作:リバーサクラモード本格的だよ

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本来月曜に出す予定だったこの話しを日曜に出したのは新しくだす参戦作品のことを明日書くからです。
いやあ、待ったんですよ…1年近く…待ちました!
これでネタバレを責められなくてすみますから、それではどうぞ!


異世界からの来訪者

 

ー99年世界ー

ーアメリカー

 

ここはアメリカの山岳地帯の地下洞窟!

誰も知らないような山奥にある洞窟の中に宇宙船が埋まっていた!

その宇宙船たくさんのうごかなくなっていたロボットの中にて一体のロボットのうめき声がしていたのだった!

 

????『うっ…ううっ…』

 

体が動かぬ…

私はここで死ぬのか…

私は使命を果たせぬまま…セイバートロン星をメガトロンどもの好きにさせてしまうのか…

それだけは…それだけはなんとしても食い止めなければ!!

しかし…メガトロンはもういない…

奴らここの機械を全て壊してしまっている…

ここでエネルギー切れを待つのみか…

私はコンボイだ!!諦めてたまるか!

だが…誰か…他に誰かいれば…

あのシステムを作動させられれば…

 

彼の名前はコンボイ。

セイバートロン星にて平和を愛するロボット生命体”トランスフォーマー”のサイバトロンのリーダーである。

悪のトランスフォーマー集団デストロン軍団と戦っていた。

赤と青に分かれた色をした彼は動けなかったのだ。

地球の環境に対応していなかったのだ。

さらに数千年前に現れた彼はやっと目を冷ましたために誰かが直さないといけないのだった。

 

コンボイ『みんな…すまない…私たちは…』

 

その時であった!!

一人の紫色の髪をした男がその宇宙船に入ってきたのであった。

 

???『おおっ!!なんだよここは!うおおおおおおお!機械まみれじゃねぇか!』

 

遠くから声が聞こえてきた。

この星の生命体の声か…なんとかここに来てくれれば…

 

側のカメラから生命体の映像が見えてきた。

不思議な形をした生命体で、どうやら男の生命体だとサーチしてわかった。

その青年はここの機械に興味を持ち色々と見て興奮していたようだった。

彼がテレトラン1を使ってくれれば…

 

コンボイ『だ、誰か…そこに…』

 

???『えっ…ぎにゃああああああっ!ま、まさか幽霊!』

 

コンボイ『こっちに…来てくれ…』

 

私は幽霊でもなんでもいいからとにかく来て欲しかった。

すぐにでも我々の元に来て欲しかった。

 

コンボイ『私は…幽霊ではない…コ、コンボイだ…こちらにいる…』

 

その声が聞こえたのか震えていた青年は震えながらその足音をこちらで聞こえる位置まで近づいていた。

 

コンボイは思った。

少しでも姿が見せられればわかるはずなんだが…

私たちは他の星の生命体ともあってきた。

コンタクトだって可能なはずだと信じていた。

 

???『ん?ここらへんから誰か呼んでるんだよなあ〜おーい!ここに誰かいるのかー!』

 

確実にこの星の生物だ…

頼む…こちらだ…こちらだ…

 

???『おおっ!これは!ロボット!!!そこら中にロボットが!!まさか…この声の主ってロボットか!まあ…GGGにも喋るロボットはいるからなあ…』

 

コンボイ『そ、そうだ…』

 

やっときた!

私はその生命体と目が合いこちらにきて欲しいと手を動かすとその生命体はこちらに来てくれた。

 

???『あんたが俺を呼んだのか?まあいいや、あんた大丈夫か?』

 

コンボイ『私の…名は…こ…コンボイ…そこにある黄色のメカを直せるかね…』

 

コンボイが指差した先には黄色の破壊された機械”テレトラン1”があった。

この機械はトランスフォーマーの彼らを星に対応させる装置である。

彼らはその装置によって様々な星に対応してきた、対応出来ない星はほぼなかったがこの星はどうも環境が合わないらしい。

 

???『まかせとけ!俺はこう見えても超高校級のメカニック左右田和一だ!これくらいなんともないぜ。』

 

その言葉に間違いはなかった。

メカニックと呼ばれるだけあって側にあった部品と簡単な緊急用マニュアルを見ただけで直してしまったのだ!

 

左右田『これでよし!』

 

そういって彼はボタンを押してテレトラン1を起動させたのだ。

 

テレトラン1『別惑星確認!トランスフォーマーをスキャニングによりこの星に合った姿にします。』

 

そう発したテレトラン1のコンピューターから光が放出され、トランスフォーマーたちに被さった。

 

左右田『おおっ…』

 

左右田は改めてこの機械が異星の生命体だと知った。

そしてそれと同時にこの場所のことがよくわからなかったため不安になっていった。

 

左右田『はあっ…』

 

ああ…なんでこんなことに…

田中と一緒に戦艦を観に行っただけなのによお…

 

彼には不安と喜びという二つの感情を交差させながらトランスフォーマーの復活を見つめていた。

 

その頃…同じ世界の別の場所にいた彼女は眠りから覚めていた。

 

???『うっ…ううっ…ここは…』

 

私の名前は神崎すみれ。

デストロン軍団と呼ばれるロボットたちと戦ったのですが戦力差と機体ダメージにより、ほとんど一方的にやられてしまいましたわ。

そしてわかりませんがいつの間にか私を助けていたのは一体…

ガス施設で縛られもうだめかと思っていたのに…

 

すみれ『ここはベット…いったいどうして?』

ベットがあり、側に扉があるだけの簡単な部屋にてベットで寝ていた景色には特に変わったものはなかった。

 

部屋から出ようと起き上がろうとすると丁度扉から一人の黒い制服を着た男性がこちらに歩いてきた。

 

??『ご容態は大丈夫でしょうか?神崎すみれさん。』

 

すみれ『ええっ…あなたは一体どうして私を助けたのですか?そしてここはどこですか?』

 

三浦『ここは1999年、スーパー戦隊がいる世界でこの場所はUAOHという組織の秘密基地であります。私の名前は三浦尚之、UAOHで参謀長をやらせてもらっています。階級は大佐であります。』

 

すみれ『スーパー戦隊の世界…UAOHという組織の参謀長の三浦さん…でも、なぜ私の名前を知っているのですか?』

 

三浦『この世界にはあなたの知らない大神一郎さんがいます。その人から聞かされていました帝国華撃団、巴里華撃団のことや光武についても教えてもらいました。』

 

すみれ『そうでしたか…この世界にも中尉が…といっても私達のことは知らないと思いますが…』

 

三浦『まあ、あなたはともかく別の世界のあなたのことはしっかりと覚えています。あなた達の華撃団構想は私達の世界にてスーパー戦隊構想に引き継がれました。』

 

すみれ『スーパー戦隊構想…それは一体…』

 

三浦『あなた達華撃団は様々な戦闘を重ねながら普段は歌劇団として人間の希望であり続けていた。それは、人間とってもあなた達にとっても互いの絆を感じながら頑張ってこれたといってました。』

 

すみれ『まあ、私がトップスターとしていなければ大帝国劇場も寂れてしまいますからねー。』

 

三浦『だが、大帝国劇場でもシャノワールでも問題は様々にあった。特に資金面が大問題であったり多国間交渉による民族紛争などによって戦力を統一出来ないといった問題が存在した。』

 

すみれ『前の欧州大戦の時の協力不足と帝劇の活動資金不足星組の失敗のことですわね…』

 

三浦『そう、だからこそその失敗を全て解消しました。まず、この世界では大神一郎さんが世界各国に呼びかけたおかげで1973年に終結したベトナム戦争を最後に世界は一つにまとまっていき技術協力を始めました。そしてある方法を使い無限の資金調達方法を確保して、戦力は整いました。現場上がりの大神一郎さんだからこその計画です。』

 

すみれ『なるほど…で、私はこの世界に来てしまった訳ですが中尉の部下がいる以上昔話を私にしに来ただけではないでしょうね。』

 

三浦『やはりお判りになっていましたか。』

そういうと彼は背中を動かして私に向けて大きく頭を下げた。

 

三浦『華撃団の経験を活かして私達の新たな三つのスーパー戦隊の戦力になってください。お願いします!』

 

すみれ『三つのスーパー戦隊…鎧さんの話しだとスーパー戦隊は一年に一つの戦隊が闘うのだと聞いておりますが…』

 

三浦『どうやらこの世界は少し変わっているのです。三つのうち一つは私が指揮する戦隊そしてもう一つは明日活動を始める異星の技術を使った戦隊、もう一つは全くわからないのです。』

 

すみれ『わからない…いるかいないかわからないわけではないでしょう?』

 

三浦『いや少しずつ異変が起きてるのです。それが理由です。』

 

すみれ『違いますわね…私の鑑だと…誕生するスーパー戦隊は4つですわ!私はそう確信していますわ!私は知ったのです…スタースクリームという異世界のロボットがこう話していたのを…』

 

三浦『スタースクリーム…ロボット生命体…まさか…メガトロン一派の!バラノイアの面倒な連中か…で、なんと。』

 

すみれ『奴は…立ち去るときにこういってましたわ…”面倒な超力とあの世界に滅亡した世界に異星のやつが相手か…ま、王者の資格はここにもあるんだがな”と言ってましたわ。』

 

三浦『超力と異星はわかっています…しかし、その王者の資格と滅亡した世界…それは一体…』

 

すみれ『考えても情報が少ないなら仕方ありませんわ。ともかくその鍛えることは引き受けますわ!で、その鍛えるべき人物とは…』

 

三浦『星吾郎率いる5人の超力戦隊オーレンジャーです!』

 

すみれ『オーレンジャーの5人…わかりましたわ!私なりに鍛えてあげて…』

 

ピカッ!!

 

そのまま意気込みを言おうとした矢先にベットの下が光りだした。

 

すみれ『えっ!』

 

三浦『この光は…』

 

光が無くなると同時にその場には三人の人がいた。

そうして三人は私達よりも先に周りを見渡していた。

 

??『んあ、ここはどこじゃ〜?』

 

??『どこかの基地…明らかにあそことは違うのはわかるけど…』

 

??『あの〜〜ここは一体…』

 

三人の人のうちの一人の青髪の女性のような姿をした青年がこちらに話しかけてきた。

 

三浦『君たちは…華撃団じゃない…』

 

すみれ『ええ、華撃団の男性はほとんど別の世界にいません。というか華撃団の男性は整備や米田支配人くらいでしたわ…となると別の世界の人間…私の名前は神崎すみれ…あなたは?』

 

最原『僕の名前は最原終一、超高校級の探偵です…』

 

 




もうわかりましたよ、今までこれを入れなかったことも…
なんで海に散りし命でやらなかったこれをここで出したのかを!
明日、正式に発表しますのでこうご期待ください!

タクト『ねぇ…俺最近出番ないよね…』

パトリック『俺って本当に主人公…』

レスター『知るか。』

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