第3次スーパーロボットα外伝〜仕組まれた滅亡〜   作:リバーサクラモード本格的だよ

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いやぁ〜〜久しぶりの夕方投稿!
最近大変ですよね〜〜欲しいものがドンドン出てきますよね!
ロックマンエグゼや流星のロックマンやりたいんですが…売ってる店がないんです…まあ…通販でいっか。とりあえず、どうぞ。


信用していい行為と好意

ーテラツー

ージャポネスー

ー戦闘機ー

ーミントの部屋ー

 

ここで、俺タクト・マイヤーズはミントの説得をしていた。

外ではジャポネス制圧のためにタケダ軍が攻めていた。

俺たちはタケダ軍に立ち向かっていたが、メンバーを分けたのと警戒心の無さを示したせいで戦えるのはカンナとアキヒロのみで、カンナもヨロイとの戦いで行動不能となっていた。

そして、アキヒロのみが100以上のタケダ軍のヨロイと戦っていた。

俺は、まだ戦っていないミントに戦ってほしいと頼むが断られてしまった。

ミント…いったいどういうことだ!

 

ミント『………お断りしますわ。』

そういって彼女は背中を向ける。

 

タクト『……そうか。』

 

ミント『あら?普通は皆さんそこで焦りますのに、もう死ぬ覚悟でも出来ているのですか?司令官さん。』

 

タクト『…可哀想だな…ミント。』

 

ミント『…どういう意味ですの…』

 

タクト『普通に考えたら君は逃げ出すことも可能だった。それなのに逃げずにいた…それを信じていたのだが…』

 

ミント『見損なってくれて結構ですわ…私、人を信じる気なんてございませんわ。』

 

タクト『人を信じられない…そこが君の可哀想だと思いところなんだよ。』

 

ミント『……あなたは人の心が読めないからそんなこと言えるんですね。』

 

タクト『俺は人の心が読めても変わらないよ。』

 

ミント『変わりますわよ!!絶対に…』

 

タクト『人の気持ちに怖がりなだけだ!』

 

ミント『人は…どうしても言えないことや気持ち…行動を心の中で思います。理性が働いているため…やってはいけないことをやらないようにするリミッターがございますわ。でも…それを見れたとしたら…』

 

タクト『それだけで…人を信じれなくなるのか。』

 

ミント『笑顔で握手を求める人も心の中では人をけなし、笑い合う上司と部下でも腹の探り合い…信頼…絆…上っ面だけの関係なら、ごめんですわね。』

 

タクト『うん、確かに君のいうとおりだよ。俺だって嫌な人のことを本気で好きになるからね。でもね…そんな人ばかりじゃないだろ。俺はね…心の底から互いに信用し合える人間が一人だけいればいいと思っている。』

 

ミント『あいにく…家族…なんて答えはありませんわよ。私は家族と事情がございますので…』

 

タクト『あらあら…実は俺もそうなんだよね!両親兄貴両方大嫌い!いや…正確には俺はパドックとパトリック兄さんは血は繋がっていないけど信じているんだよね〜実の兄貴以上にね、それにレスター、ジャック、スタンレーとかね。』

 

ミント『…そんな人がいる人といない人では理解できないことはある。つまり私とあなたとでは立場は全然違うことになりますわ。』

 

タクト『ミント…君は一人いるじゃないか。信じられる人間がいる。』

 

ミント『あいにくエンジェル隊の誰かとも100%!信じてはおりま…』

 

タクト『俺!』

俺は自分の顔に親指を当てる。

その様にミントは呆れ果ててこちらをポケーッと見ていた。

まさかの質問の返答に鳩が豆鉄砲食らった顔をしていた。

 

ミント『何をおっしゃるかと思ったらあなたを信用しろと?それができていないから私はここにいるんですわ。』

 

タクト『だったらこれから俺を信用し始めてくれればいいよ。俺だってねぇ、司令官らしく皆のために戦いたい。そのためにも一人一人と真摯に向き合わないといけないしね。書類のデータだけを見て、人を信用するほど愚かじゃないよ。それに俺はみんなが大好きだよ!!』

 

ミント『そんな言葉ぐらいでは、私はまだまだ納得出来ませんわ。もし、あなたが今、おっしゃた大好きなみんなのうちに私が入っていることを私自身が信用するための行動を示していただけませんか。』

 

タクト『そうだな…やっぱりこれかな。』

 

俺はミントの目をジッと見ながら側に歩いた。

 

ミント『なんですか?まさか愛のある拳などといってごまかすわけでは…』

 

タクト『これが俺の行動だよ。』

 

チュッ!

 

俺はミントの顔を掴んで唇に自分の唇を触れ合わせる。

要するに口づけだ。

この行動にはミントも驚いており、十秒間ほど唇を重ねた後にそのまま後ろへと下がった。

 

ミント『なななな…なんてことを!』

 

タクト『行動で示してみようかなと思ってね。ハグしても良かったけど〜女の子にハグというのもね〜。男にはハグ!女にはキス!』

これはパドック兄さんから教わったんだよね〜ナイス!兄さん!

 

ミント『キスの方がよっぽど駄目ですわ!全くなんてデリカシーのない!タクトさんの変態!』

 

タクト『やっと機嫌を直して俺の要望通りタクトって名前で呼んでくれたか、ありがとうね。それじゃあまあ…アキヒロが死なないように全力でサポートしてやるか…HALOはなくても阿頼耶識のことについても少しは勉強したし、頑張るよ。それじゃあね、ミント。大好きなみんなのうちに君も入っているよ、君のことも好きだよ。なんたって俺の始めてプレゼントだからね。』

(俺はミントのことも信じているよ。)

 

そういって俺はそのままドアを開け、出て行こうとする。

その様子をミントはジッと見ていた。

そしてこう呟いた…

 

ミント『私も始めてですわ…母親にも父親にもこんなことはしていませんわ…でもなんだか悪い気持ちはしませんわ。だってあなたの気持ちを読んでもわかります…本当に皆さん…そして私のことを好きなんですわね。』

 

タクト『誰かを愛している…君を好きだ…そんなことが普通に言える可能性がある人間をもっと増やしていきたい…親子じゃなくても知らない人でも心から信じ合える世界は素晴らしいと思うよ。』

 

ミント『…キスなんかして、普通の人は嫌がるかもしれませんよ…良かってですわね…タクトさん、始めてが私で…はぁ…私の負けですわ。エンジェル隊ミント・ブラマンシュ全力をもってタケダ軍ヨロイをトリックマスターで退治してまいりますわ。』

 

タクト『ミント…ありがとう!!』

 

ミント『タクトさん、サポートお願いしますわよ。HALOだけではなく、今度ともみんなのことを好きでいてくださいませ、お願いしますわ。』

 

タクト『勿論!さあ、アキヒロを助けるプランは一つ、ミントの必殺技を出す振りをしてくれ。』

 

ミント『出す振り?必殺技は出さないんですの?』

 

タクト『急速旋回でそこら中をミサイルでばら撒きながら動くのさ!アキヒロに当てずにばら撒けるよね。』

 

ミント『わかりましたわ。トリックマスターに向かいます。』

(タクトさん…人と人との触れ合いは温かいんですのね…心からの言葉は特に…私にとっては…)

 

ミントはそのまま少し嬉し涙を流し、走っていった。

 

タクト『さあて、俺も司令室に…』

 

ピピーピピーピピー!!

 

通信機が鳴り響く。

 

クーデリア『タクトさん!早く帰ってきてください!緊急事態です!』

 

タクト『何ですか?まさかアキヒロがやられた!?』

 

クーデリア『違います!マリオネットです!』

 

タクト『マリオネット!いや…テラツーではマリオネットは普通にありますよ。』

 

クーデリア『違います!外から見てください!マリオネットはマリオネットでもなんか変なんです!』

 

俺は側にある窓へと視線を向けた。

するとそこには…

 

ライム『えっへへへへ!みんなで騒いでおっもしろ〜〜〜い!』

 

マリオネットが笑いながらタケダ軍のヨロイをバットで打っていた。

 

タクト『ヨロイを打っている〜〜』

俺は少し腰をすくませた。

 

ライム『なんばーわんーバッターらーいーむ!』

 

小樽『ま…まじかよ…』

 




ちなみに阿頼耶識やHALOは少し設定変えていますので、あしからず。
ナノマシンについては鉄血とギャラクシーエンジェルのものは全く違いますのであしからず。

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