第3次スーパーロボットα外伝〜仕組まれた滅亡〜   作:リバーサクラモード本格的だよ

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装動…仮面ライダーエグゼイド…欲しいけど金がない…
この季節は皆金欠なのかね…どうぞ、


信じたくない復活

 

ーテラツー周辺ー

ー戦闘機ー

 

ここは、宇宙…果てしなく広がる星の海…その中を私たちはゆっくりと進んでいる。

そんな中で私は夢物語に付き合わさ

もっとも…わたしは…もう諦めておりますけど…

 

タクト『あーあ、ユージンのやつめ…アキヒロと代わりやがって…ま、仕方ないか……たく、名瀬もよくまあちゃつかりしてやがる。』

 

ダンジ『団長達なら大丈夫ですよ。』

 

今、わたくしはタクトさんたちと一緒に戦闘機で小さくなって話しをしている。

にしても…

名瀬…タービンズのリーダー…

先ほどアパテーを追って部隊を分けた際にオルガさんと名瀬さんとで話し合いをしたんですわ。

そこでタクトさんは協力関係を結ぶことにしましたわその条件として…

 

ー数時間前ー

ータービンズ母艦ー

 

名瀬『テラツーに行く予定があると聞いた…ならタクトさん…俺たちはあんたらに資材を提供しよう。その代わりにテラツーにある乙女回路…これのデータを持ってきてほしい頼まれてくれるか?それにあんたらもテラツーでは必要な人物がいるかもしれないぞ。』

 

タクト『必要な人物?』

 

名瀬『テラツーは基本的に鎖国といって他惑星との交流を避けてきた…ということになっているが実は違う…奴隷交渉をするための奴隷を隠すためだ。』

 

オルガ『奴隷交渉…俺たちみたいな宇宙ネズミを運んでいるっていうのか。』

 

名瀬『その通り、タービンズが調べた結果、そうなっている。鎖国することにより自分たちを白だと偽っているが中身は真っ黒よ。』

 

タクト『ということは俺たちエンジェル隊…いや、トランスバール軍のエルシオールメンバーが奴隷として連れてこられたと…』

 

名瀬『可能性の問題だかな。だが最もエンジェル隊はそのエルシオールメンバーが否が応にもほしいはずだろ?』

 

タクト『ああ…ならそのついでだな…任せといてくれ。ところで名瀬さん、あなたはこれからどこに?』

 

名瀬『俺のことは名瀬でいいぜ、そのかわり俺もあんたをタクトと呼ぶがな。俺はこれからオルガたちと東の星に行く…ま、場合によっては西の星に行くかもしれんがな…あと一応言っておくが鎖国中のテラツー…といってもテラツーの六ある国のうちの一つだけが鎖国をしているが残りの国は鎖国していない。』

 

タクト『どういうこと?』

 

名瀬『はーっ…テラツーという星はな、六つの国で出来ている”ジャポネス、ペテルブルグ、ニューテキサス、西安、ロマーナ、ガルトラント”この六の国で構成されている。そのうちの一つ、ガルトラントだけが奴隷交渉に関わっている。』

 

オルガ『つまりそのガルトラントに乗り込んで奴隷を奪えばいいのか?じゃあもう少しそちらに戦力を…』

 

タクト『オルガ…俺たちは交渉のためテラツーへの戦力は最小限にしないといけないんだ。戦闘経験があるのもカンナとアキヒロ、ダンジくらいだ。東の星のメンバーは割けない…他の場所も折半詰まっている…ブルワーズの奴等も俺らの方には少なめな人数しかいない…だから俺たちでなんとかする。』

 

オルガ『わかった…しかし、あのテラツー…鎖国をしているんだろう?だったらそのテラツーにいる奴等もヨロイなんて持ってやしない…なんとかなるか。』

 

名瀬『ところがそうじゃない…お前たちにはある敵が構えている…その敵の名は…』

 

……といったところまで聞き、状況が理解出来たので私たちは戦闘機にて体を小さくしつつも、テラツーへと向かっていた。

 

クーデリア『テラツー…女性がいない惑星であるということは聞いていますが…実際に行ったことはありません。』

 

タクト『ま、ともかくクーデリアさんとカンナさん、ミントは姿を男っぽくしてね。さもないとパニックになるからさ。』

 

ミント『そこの司令官さんは大変失礼なことを考えて私たちを選んだそうですね。ありがとうございますわ。』

 

タクト『えっ…やっぱりまだ怒ってる…』

 

ミント『別に…なんでフォルテさんやランファさんじゃないのかはちゃんと説明してほしいですわ。』

 

タクト『そ、それは…カンナさんは帝国華撃団で男役を演じてたと聞いてるからで…クーデリアさんは交渉役としてジャックの代わりに…』

 

ミント『はあ…まだしらを切るんですのね。胸がなくて誤魔化しやすそうだったから…でしょ。』

 

クーデリア『えっ!えええっ!』

 

タクト『そ、そんなことはないぞ!な、なあダンジ君?』

 

ダンジ『ええっ!お、俺!いや…フォルテさんやランファさんシャフさんそれにレニーさんは駄目だといって…あっ…』

 

カンナ『チェスト!!!』

 

カンナさんがタクトさんのすぐよこの壁を拳で殴り壊した。

タクトさんは腰を抜かして崩れましたわ。

 

カンナ『よろしく頼むぜ司令官♡』

 

タクト『わーい、肉体的な触れ合いですね…ごめんなさい。』

 

カンナ『ちっ、まあともかくテラツーに行くのはどうするんだ?このまま行くんだろ。』

 

タクト『ああっ…だけど少し早めにね…今ならまだ…』

 

ダンジ『今なら…どういうことです。』

 

タクト『門番がいるのさ…ガルトラントの用心棒…緑の軍服を着た男”京極慶吾”』

 

その名を聞いた瞬間カンナさんは腰を抜かしていたタクトさんの胸ぐらをつかんだ。

見たこともないような青ざめた顔でタクトさんを見ていた。

 

カンナ『本当なのか……京極慶吾……あいつは死んだはずだ…なぜだ!くそっ!』

 

アキヒロ『そんなに強いのか?』

 

カンナ『ああ…あたいを含めた帝国華撃団9人が全力を尽くして戦って倒した相手さ。』

 

ー京極慶吾ー

サクラ大戦2 君死にたもうことなかれ 登場

帝国華撃団と対立した若くして日本陸軍で出世した男で日本陸軍大臣の立場にあり、”戦神”と呼ばれるほどの指揮官であった。

その反面、彼の作戦では敵の犠牲が多い分、味方の犠牲が多すぎるなどの問題があった。

帝国華撃団の敵として様々な人間を部下にして妖力を使い作戦を立てるが失敗。

更に彼は若き日本陸軍将校をけしかけて、各地を制圧して政治的クーデターを行なったが、帝国華撃団により失敗した。

その後、部下を使って帝国華撃団を倒そうとするが全滅し、最後は自らが戦ったが敗れて死んだはずだった…

 

カンナ『あいつは死んだ!絶対に死んだはずだ!』

 

ダンジ『そ、そんなお、同じ名前の可能性だって…』

 

タクト『いや…そんな名前で被りがあるわけない。ならばこそ早めに行くべきか。』

 

カンナ『部隊がこんなに分裂していないのならともかくここまでの戦力じゃあ悪いが心許ないな。』

 

ミント『ともかくテラツーに行くのは早くといいますがどこにこの戦闘機を置く予定でしょうか?』

 

タクト『うーん…ガルトラント以外にしないとといっても…どこに…』

 

カンナ『うーん……とりあえずあんたらトランスバール軍はともかくあたいはあまり他の国の言葉とかわからないし…日本人だしな…演じたことのある奴は多いが日本語しか喋れないぜ。』

 

ミント『となると自然にジャポネスですわね。その国を作ったのは日本人らしいですし…江戸時代と呼ばれるものにとても酷似しているらしいですし…』

 

タクト『よし、ならばジャポネスに行こう!目指せジャポネス!』

 

戦闘機はジャポネスに向かって行った。

一方…その頃南の星のある街では二人の男が動き始めていた。

 

ー南の星ー

ーパラダイムシティー

ー夜ー

 

??『…さあてと、あんたの情報から推測するに俺の友人”飛鳥五郎”を殺した犯人は”カギ爪の男”と呼ばれてる奴だな!』

 

????『ああ、この私ロジャースミスの情報を見くびってもらっては困るな…だが、その前にこいつを懲らしめてやるとしようか。』

 

彼ら二人の前には大きなヨロイが立ち塞がっていた。

 

ラッキー・ザ・ルーレット『俺様は気が立っているんだよおお!ワイルドバンチを!俺様のグループとラッキーーー!を取り戻す!そのためにこのヨロイを手に入れタァ!こいつの名前はルーレット!あの男を殺す…それをお前ら如きに邪魔させるかぁ!』

 

ラッキーと呼ばれる男の乗るヨロイが二人を襲う。

 

ロジャー『すぐに終わらそう……ミスター健!』

 

早川『ああ…ここはあんたの出る幕じゃない…あんたの執事の飯を期待しているぜ…おい!ラッキー・ザ・ルーレットお前さんはお前のラッキーが一番だと思っているが南の星じゃあ二番だ…』

 

ラッキー『じゃあっ!一番は誰だああ!』

 

早川『ちっちっちっ!』

 

早川は自らを指す。その行為を見ていたラッキーはヨロイの武器の銃を構えて撃った!

街の被害を考えずにラッキーは撃ちまくる!

 

ラッキー『やったか…ふざけやがって!あのヴァンにやられたとはいえ!俺のラッキーは…』

 

ラッキーの話しの途中で頭上を見た。

妙なギターが聞こえてきた。

なんと頭上には…

 

早川『やっぱり俺が一番だな…』

 

ヨロイに上に早川は乗っていた。

そして、早川を落とそうとラッキーはヨロイを動かすが、早川はすぐさま飛び上がる!

 

ラッキー『野郎…どこに…!』

 

ヨロイの頭上から側の高いビルに赤い姿のヒーローがいた!

 

ラッキー『貴様ぁ!その姿はなんだ!』

 

早川『はっはっはっ!ズバッと参上!ズバッと解決!その名も怪傑ズバット!!』

 

ズバットに変身した早川健はビルから飛び上がりラッキーのヨロイに迫る!

ラッキーも近付けさせまいと銃を乱射しようとするがさっきの攻撃のときに弾を使いきっていた。

 

ロジャー『終わりか…所詮君のいうラッキーは紛いものだな…』

 

ラッキー『うわああああっっっ!』

 

ズバット『ズバットアタック!』

 

ズバットはショルダーアタックでヨロイに体当たりをしてヨロイを地面に叩きつけた!

 

ズバット『さて…次は…』

 

ロジャー『まあ、まずは一先ず私の家に帰ろう…明日行く場所は決まっている惑星テラツーだ。』

 

二人はそのまま夜の街に消えて行った。

 

 

 


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