第3次スーパーロボットα外伝〜仕組まれた滅亡〜   作:リバーサクラモード本格的だよ

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エリカがかなりはっちゃけてますが気にしないでくださいねぇ〜それではどうぞ!


ヤマトガンダム見参

ーイナクト発表前ー

ーα世界ー

ー地球軌道上ー

 

ここでは、ワームホールを抜けた戦闘機がアパテーの残骸を追いかけていた!

 

ユージン『おいっ!アパテーはどこにいった!』

レーダーであたりを見渡すが銀色のアパテーのものは反応しなかった。

 

パドック『もうここにはいない…地球に向かったか…』

 

ビル『よっしゃぁ!まずは砂漠に行ってみるか…いや待てよ…普通に町に行った方がいいんじゃないか。』

 

進児『情報が乏しいしな、しかしアパテーの砂漠との戦いのこともある。砂漠の付近にある場所に…』

 

パドック『とりあえずここでの指揮を任されているのは俺と真司とユージンだ。俺は真司の意見に賛成だ。ユージンはどうする。』

 

ユージン『砂漠の近くは賛成だが…町ではなく軍事基地にしよう。安全のためにもここで俺たちは待機して先発で誰かだすべきだな…ミカかビスマルクチームかパトリックの誰かだな…』

 

ミカ『ユージン、俺が行くよ。』

 

ユージン『そうか。ま、三日月なら大丈夫か…とりあえずモビルスーツがいたら破壊しろ。場合によってはすぐ戦闘だからな。』

 

ーその後は我々が知る通り四機がにらみ合っていた。

 

ー会場ー

 

光武F3、ガンダムバルバトスと謎のガンダム、イナクトがにらみ合い均衡を保っていた。

 

パトリック『とりあえず…てめぇら全員やっつけてやるぜ!うおおお!』

パトリックのイナクトが先にブレードを出して襲いかかる!

 

エリカ『えええい!』

 

ガガガッ!

 

パトリック『俺はっ!』

 

三日月『邪魔』

 

ガァン!

 

パトリック『スペシャルで!2,000回で!』

 

??『ミッション開始。』

 

パトリック『模擬戦なんだよおおおおお!』

 

3機はすぐさま向かってきたイナクトを倒した。

エリカがイナクトの機体を撃ち、三日月がメイスで両手を切り壊し、??が剣で明日と顔を破壊した。

その様は一瞬の出来事で会場にいた人は圧巻の表情を浮かべていた。

 

サンダース『な、なんだと!くっ!どういうことだ…これでは…AEUの面子が…』

しかもあの中の二機はガンダムに似ている…どういうことだ…それに…この事態をどうするんだ…AEU…だけじゃすまないか…

 

束『はあっ…仕方ないか…』

 

ポン。

 

側にいた束博士は胸元から小さなボタンを取り出して中央のボタンを押した。

すると…

 

????『よおおおおっし!いくぜ!』

 

突如として大声が会場に響きわたる。

空から大きな巨体が太陽を背に影を会場に包んでいった。

そして、その影が会場に降り立った。

 

三日月『ん?何。』

 

??『…照合にない機体を発見…姿からガンダムタイプと察することが可能…機体性能を確認次第本来のミッションプランを再開する…』

 

エリカ『まっまたー!次は誰がくるのかな?歓迎してあげましょう!』

 

新井『だっからー!エリカさんの歓迎は意味が不良思考なんですよー!交通標識引き抜いてバイク乗り回す暴走族とおんなじですよー!』

 

エリカ『不良?えっ!エリカ…お魚さんになっちゃうんですかー?』

 

新井『ああーっ!この人、太正時代の人間だから不良なんてわかんないんだー!』

 

エリカ『ちがいますー!わっかりますよー!不漁っていうのはお魚さんを採る人が頑張ってもお魚さんがいなくなってぇ…マグロやサーモンやイクラさんが食べられなくなるんですよねー!』

 

新井『やっぱりわかってなーーい!』

そんなパイロットたちよりとは裏腹におちついていなかったのはミナト・ゴンゾウだった。

 

ミナト『お、おい!ともかくあれは誰だ?それに束博士…はっ!まさか…コロニーのイルマさんと会っていたのは…ということは…あれに乗っているのは…』

 

束『わかった?やっぱりばれたかーーそう、あれこそがコロニーのTPCによる新型ガンダム…かつてαナンバーズにいたダイモス…の中を参考にガンダムとして出したもの…それが今、そこにいるガンダム…”ヤマトガンダム”あれに乗っているのは…』

 

????『おうっ!早いな!束!』

 

ミナト『た、束?男の声で馴れ馴れしい…やはり!あのヤマトガンダムのパイロットは…』

 

束『私の夫…シュウジ・クロスよ。』

 

シュウジ『本当はイナクトの発表の次の日にユニオンから正式に世間に公表する予定だったんだが…仕方ないな!行くぜ!ガンダムファイト!レディッ!ゴーーッ!』

 

ヤマトガンダムがパイロット不明のガンダムに向かって殴りかかる。

その動きを見切っていたガンダムは剣で拳をガードする。

 

??『ガンダムタイプ…ユニオンの新型…だが今はミッションを再開する。』

 

ガンダムはすぐさまヤマトガンダムの拳を腰からとったビームサーベルを左手に持ってヤマトガンダムの右腕の関節部に突き刺した。

そのためヤマトガンダムはガンダムの剣から拳をひいた。

 

シュウジ『ちっ!だがまだまだおおっ!』

ヤマトガンダムの右足がガンダムの左手を蹴り上げてビームサーベルを弾き飛ばした。

 

??『くっ!!これ以上のミッション遅延は問題あり…この場を放棄する。』

 

ガンダムはそのまま飛び去っていった。

その姿をバルバトスが追おうとするが、エリカがそれを止めた。

 

エリカ『あの〜もしかしてそちらにこのような機体のパイロットはいませんでしたか。青とかピンクとか緑、黒いの?』

 

三日月『…いない…でも赤いのはいた。』

 

エリカ『あっ!わかりました!カンタさんですね!』

 

新井『カンナさんですよ!赤い機体の桐島カンナさんですよ!いくらあの人が男っぽいからといっても…』

 

エリカ『あっら〜〜後で言ったら怒られますよ〜〜』

 

新井『や、やめてくださいよ!言ったら怒られそう…』

 

そのとおり…

ーどれみの世界ー

カンナ『ぶわっくしっ!誰かあたいの悪口いっているなあ〜〜すみれか!』

 

ーα世界ー

 

三日月『ともかくうちのほうに来る?ユージン、いい?』

 

ユージン『ああ…大丈夫だ…にしてもどうしちまおうか…俺、本来ならタクトといくはずだったんだが…』

 

エリカ『おっ願いしまーす!!』

 

新井『や、やったあ…』

 

コクピットにいた新井はそのまま眠りこんでしまった。

 

ユージン『よし、パドック!あんた迎えにいってくれないか?』

 

パドック『わかったよ、三分でそこに向かうから待ってろ!』

 

パドックはそのまま戦闘機の中からギガアスターに乗り込んだ。

 

パドック『チェンジング!ビッキー!タイピングT!ワン!エー!BEGIN!』

 

巨大になったギガアスターには大気圏突入能力もあるし、ギガアスターTの鋼鉄製卒塔婆には冷却装置もついているため、安全に宇宙を感じることが出来る。

ジャックによるこの技術の応用により、バルバトスのメイスに冷却装置を取り付けて安全に大気圏を超えられた。

 

パドック『よっし、ついたぁ!』

 

パドックは会場に降り立って三日月とエリカの迎えに来た。

理由としては、三日月の機体は無理な大気圏突入により、多少ダメージもあり、かつヤマトガンダムという新型も出て来たため、飛行出来ないバルバトスにはきつかったと考えたためである。

 

パドック『おい姉ちゃん、あんたの機体は空飛べるかい?飛べるんだったらその青いやつ頼むぜ、俺はこいつと戦って勝つから。』

 

シュウジ『おう!こい!今度こそやったるぜ!ガンダムファイト!レディーーゴーッ!』

 

ヤマトガンダムが拳で先制を仕掛けるがパドックの鋼鉄製卒塔婆が冷却装置を使い、右手を凍らせる。

 

シュウジ『なんのまだまだ!』

 

シュウジは凍った右手を拳に力を入れて炎を出してとかした。

 

パドック『小細工は通じないか…ならこうか』

 

パドックは卒塔婆を空高く投げ、自動冷却装置で辺りを冷やす。

 

シュウジ『なんだ、あ…』

 

ガァン!!!

 

パドックの左腕がヤマトガンダムの左胸を刺し貫いた。

あまりの衝撃にコックピットの中までダメージが通る?

 

パドック『よそ見厳禁…ここでお前を殺さない…安心しな。』

 

シュウジ『な、情けねぇなぁ…折角ユニオンの知名度を上げるためにきてやったのに…』

 

パドック『嘘をつくなよ…俺も男だ…だいたいわかるさ。そういうことは…聴かないけどな。』

 

シュウジ『すまねぇ…』

 

そのままヤマトガンダムは膝から崩れ落ちた。

そのままパドックは帰ろうとしたが、安全になったことを確認して出てきたイナクトのパイロットが出てきた。

 

パトリック『おい!てめぇらよくも…』

 

パドックはイナクトのパイロットを見て驚いていた、そのまま驚きのあまりコックピットのハッチを開け、外に出た。

 

パトリック『えっ…兄貴…』

 

パドック『パトリックか…はぁーっ…俺、生き返った…というよりまだ生きてた。帰るのはもう少し後になる。今はこの世界の軍隊には戻れない。じゃあな。』

 

パドックはギガアスターに再び乗り込んで会場を後にした?

 

パトリック『兄貴!一つだけ言わせてもらおうかあ!!兄貴の子供が多すぎて俺の正月は金欠なんだよー!お年玉に貯金が消えてくんだよーー!』

 

そんな他愛ない会話をしている兄弟を横目に束博士は会場席から中央広場へと走り、飛んだ。

そのままパソコンでヤマトガンダムに近づいてコックピットを開いてシュウジと会った。

 

シュウジ『すまねぇなぁ…束。』

 

束『完成度30%の状態で必殺技のバーニングフィンガーも出せないですここまでやれたらオーケー。』

 

シュウジ『大分優しいなあ…束…』

 

束『ふ…あなた。』

 

そのまま束に担がれたシュウジは会場から出て行った。

 

一方その頃宇宙にいた戦闘機に戻ったパドック、三日月そして合流したエリカと新井がいた。

 

新井『新井島素子です…よろしくお願いします。』

 

エリカ『はーい!エリカ・フォンティーヌでーす!ところでみなさんは?』

 

ユージン『俺たちはまぁ…ザールという巨大な侵略者と戦うために集まった組織と考えてくれればいい、カンナはここにはいないが別の場所にいる。ところであんたらどうしてこんなところに?』

 

エリカ『えーとですねぇ…最初はもうちょっと違った場所にいたんですけど…トラブルで…』

 

ユージン『最初にいた場所?』

 

エリカ『アバランチ5です!そこで私たちはあるロボットに会いました…その名もガンダムアスタロト!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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