第3次スーパーロボットα外伝〜仕組まれた滅亡〜 作:リバーサクラモード本格的だよ
しかし、これからは更に部隊が分かれて大変になりますが、頑張りたいと思います。
ー火星軌道上ー
ータービンズ母艦ー
ーブリッジー
私たちはタービンズの母艦に忍びこみ交渉をするつもりでいたが、タービンズは私たちを誘い込むエサであることがわかった。
じゃなかったらフェストゥムなんて送りこんだりしないからね。
フェストゥムっていうのは金色の無機質な生命体だ。
何十年か前に地球へと侵攻した今なおわからない生命体だ。
まさかそれをザールが操れるとは…
ギャラルホルンとガイゾックは知ってて逃げたのか。
そこで見捨てられたタービンズは私たちと手を組むことにした。
フォルテ『にしても、あんた…逃げるつもりはないみたいだね。』
私はタービンズのリーダー名瀬に対して問いかける。
餌であることを認識してなお逃げないか…ま、肝は座っているね。
名瀬『まあな、ここで逃げたら親父にも迷惑がかかるし、お前達に追いかけまわされることになる。更にはザールにも追いかけまわされる可能性もあるくらいだ。だから、お前達と組むのさ…にしてもあんた良い女じゃないか。』
フォルテ『私を口説こうったって無駄だよ。私には男はいらない。それに私はタクトについていく…エンジェル隊の一隊員フォルテ・シュトーレンとしてね。』
名瀬『あっ、そっ…中々良い顔してんのにな。』(タクト・マイヤーズ…お前には負けたくないんでね。女も地位も力も…)
私たちは戦闘を気にしていたが、敵は腕を槍にした槍術で攻撃してくる。
それに対してバルバトスは槍を構えて攻撃していくが、敵は同じように槍を構える。
敵は人型で目は一つ目の黄色で胸にウルトラマンのような青いカラータイマーをつけている。だが…その姿は仮にすぎなかった。
名瀬『ん…あいつ姿を変えていってるな…そろそろアミダが機関室から奴のデータを持って帰ってくるはずだな…それまで様子見でいいか?』
その予想通り一人の黒肌の女性がブリッジに入っていた。
アミダ『あら?歓迎してされてるようねぇ…名瀬。もっとも、男がいるのと小さな女の子もいることを除けばね。』
銃を構える様子もなく警戒心ゼロでこちらに向かってきた女性…彼女がアミダだとはなんとなくわかった。会ったことないはずなのに…絶対会ったことがないはずなのに…会ったことがある。知っている…この女がアミダという女性であることを!
アミダ『あいつはフェストゥムだけど少し違う…”根源的破滅招来体”の内の一体”金属生命体アパテー”かつてフェストゥムが地球に襲来した時に別世界に通じている謎のワームホールに吸い込まれたフェストゥムの一体…それがあいつよ。だけど…”あいつは見たことある”…みんなそう感じているんじゃない?ここにいる全ての人は…ここじゃない砂漠で。』
フォルテ『何?いや…確かにそうだ…なぁ!他のみんなもそうじゃないのか!』
他のメンバーも次々とあのアパテーを見て砂漠を思い浮かべていた。
ー皆が思い出した。
知るはずのない未来か過去ともわからないー
ー自分のことを皆のことをー
エルシャンクのメンバーからも徐々に知っていると報告が来る。
ミルフィーユ『あそこは…地球…』
レニー『砂漠で…』
ララ『三人の男の人とでっかい飛行機に乗って…』
セブン21『俺やグレートと違う光の国出身のウルトラマンでは無い…』
オルガ『赤いウルトラマンと…青いウルトラマン…』
どれみ『ウルトラマンガイアに…ウルトラマンアグル…そして…』
レスター『XIGにガンダム…AEU』
パドック『俺たちはその時にそこにいた…過去ではないそこに…』
タクト『???????何言ってるの?あいつフェストゥムじゃないの?それに俺は全く何にも感じないけど…はあ?』
最もタクトだけはこのことを知る素ぶりはなかった。
ジャック『お前!本当に知らないのか!あいつはアパテー!電気攻撃をする3体目の根源的破滅招来体アパテー!ウルトラマンガイアと戦い、ガンダムキュリオスとイナクト、そしてアグルによって倒した敵だぞ!』
タクト『そんなの知っているわけないだろ!どういうこと…もうわからないよ…それにあのアパテー…右手を変えているけど…』
アパテーは右手を変えて数本の槍型の金属を飛ばして俺たちの周りを囲んだ。
ジョウ『この後…電撃が来る。』
ミント『そして、私たちは動けなくなって…』
ヴァニラ『船は壊されて…おしまい…』
皆が諦めていた。体が体験していたのだ…恐怖に怯えるものさえもいた。鉄華団やエルシャンククルーも諦めていた。
そんな中、一人の男が格納庫に走っていった。皆が諦めるなかこの男は諦めていなかった。
マイク『はぁ…はぁ…はぁ…俺だって…俺だって!なんややらないと!』
人を掻き分けてマイクは走る。
鉄の廊下を抜けて格納庫に入った。
彼はこっそりとトレーニングを重ねてロボットの基本的な操作に慣れていた。
そして、アパテーのことを知り自分が何をしていたかをはっきりとすでに思い出していた。
そして、自分がしなかったことをしようとする!
マイク『アパテーとの戦いでは兄貴たちやガンダムとかが出ていた。でも、俺はいなかった。だから…なんとかしないと。』
(それに今回はタクトさんがいる…違うことをすればなんとか…)
マイクは頭の中からロボットのことを思い出してみる…そしたらアパテー襲来時には自分が戦っていないことを知る。
マイク『その時とは違うことを…やる!!』
マイクは青いロボット”爆竜”に飛び乗ってコックピットに入り操縦桿を握る。
爆竜は背中に巨大な二砲門のキャノンを備え付けたロボットである。
動かすことにマイクは成功していたのだ。
マイク『あいつの弱点は目だ!…よーし、俺だって、俺だって!』
マイクは格納庫から飛び出すと電撃により動けなくなることを知っている皆がアパテーを狙うが実体が金属のため混乱していた。
それにタービンズのモビルスーツとも噛み合っていなかった。
だが、マイクは静かにアパテーを見た。
マイク『そこだああっ!』
マイクは狙いをすまして操縦桿を押して、アパテーの目の部分に爆竜のキャノンを食らわせる!
アパテーが怯んだ…
声には出ていなが相当怯み出した。
アパテーは電撃をしようとした槍を集める。
マイク『やりぃ!』
ジョウ『マイク!よくやったぜ!さて、あの銀銀野郎は…はっ!』
ジョウはアパテーの姿を見てみるとアパテーの背後には二つの穴が開いていた。
名瀬『おい…あれって並行世界への移動ゲート…クロノドライブとは違う…』
フォルテ『アパテーはあのワームホールから逃げるようだね…』
マイク『そぉらもう一発!』
アパテーに向けてマイクはキャノンを発射したがアパテーは二つに分かれた。
ユージン『あの野郎…二つあったワームホールはそれぞれの世界に行くためか…』
その二つのワームホールをそれぞれ王ドラは調べていた。
王ドラ『この二つのワームホールはパドックさんの世界と僕たちの世界に繋がっています!』
ワームホールが背後にあるアパテーはそれぞれの世界に入っていった。
ワームホールは危険で指を咥えて見ることしか出来ないと思われていたが…
タクト『よし!皆、今からそれぞれエルシャンクの戦闘機を二つ出す!前に話したメンバーで出すぞ!ミルフィーユ、ランファ、パドック兄さん、三日月、アキヒロ、ビスマルクチーム、どれみちゃん、レスター、セブン21、ライド、チャド、ヴァニラ、ドラえもん、のび太君、王ドラ、ライジンオーチーム、準備をしてくれ。』
ユージン『お、おい!そんな人数なのに戦闘機二つは無理だ。』
ビスケット『いや、スモールライトを使えば大丈夫だよ。それにそのパドックさんの世界で何かわかるかもしれない。』
ユージン『そうか!確かにXIGとガンダム…その二つを知るためにはそれしかねぇな。』
オルガ『これは賭けだな…カンナのやり方でもいけるかもしれないがこっちの方が面白そうだな。』
リーダー側で危険なほうを選んでいたが、皆同じように危険なほうを選ぶことに恐怖はなかった。
次々とスモールライトを使い戦闘機に入っていった。
ライド『団長ー!俺たち行ってくるぜ!』
アキヒロ『ウルトラマン…俺たちの記憶が何を意味するか調べてくる。』
アパテーの開けたワームホールにそれぞれ入って行った。
不安はあったがワクワクもあった。
死ぬと定められたことがなくなり、自分たちのことを思い出してどうなっているのかを探りたいという探究心が出てきたのだ。
そしてタクトとオルガは名瀬と合流することにした。そして、この決断と行動が全てに意味を持つこととなった。
??????『そうか…アパテーが別世界に向かったか…して藤宮はどうしている?』
????『あの男はいち早く我々の存在を知り、ソレスタルビーイングから抜け出したようです。』
??????『あの男はヴェーダをモデルにしたクリシスというコンピュータを作れるほどの才能があるからなるべくこちらの手中に収めてほしかったが仕方がない。泳がせておいてかまわんさ、それに仕込んだのだろう。』
????『はい。』
??????『はっはっはっ、それならいい少しは人が死なねばな…そうならなければ世界は変わらない…そうして作った世界を統一するのはこの私アレハンドロ・コーナーだ。』
パドックの世界メンバー
ミルフィーユ、ランファ、パドック、三日月、アキヒロ、ビスマルクチーム
東の星メンバー
オルガ、ジョウ、シノ、フォルテ、ジャック、エルシャンクチーム
惑星テラツーメンバー
タクト、クーデリア、ミント、ユージン、タカキ、ダンジ、カンナ。
どれみの世界
どれみちゃん、ララ、マジョリカレスター、セブン21、ライド、チャド、ヴァニラ、ドラえもん、のび太君、王ドラ、ライジンオーチーム
残りの鉄華団メンバーは4分の1をオルガによって分けられた。