第3次スーパーロボットα外伝〜仕組まれた滅亡〜   作:リバーサクラモード本格的だよ

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今回多めに書きましたよ!最近ストレスがかなり溜まっているので、頑張って書きました!どうぞ、


新しさと賢さ

 

ー火星軌道上ー

ータービンズ母艦ー

ーブリッジー

 

鉄華団やエンジェル隊対ギャラルホルン、ガイゾック、タービンズの戦いはタービンズを残してギャラルホルンとガイゾックは撤退した。

残るタービンズは勝機が見えないにも関わらず、モビルスーツを出そうとする。

 

一人の青年”カグラ・ゲンキ”異世界来た異物である彼を殺すために俺”名瀬・タービン”率いる”タービンズ”の母艦とモビルスーツ、そしてギャラルホルンとガイゾックが協力することになった。

ザールからの仕事でこんな楽な仕事は久しぶりだ…

といっても、俺たちならともかくギャラルホルンとガイゾックまで呼び寄せるとは何か裏があると思った。

案の定、その男を守るためにウルトラマンが一人いやがった。

それでも一人だからなんとか数でいけると思ったが、エンジェル隊とがき共の集まりによってギャラルホルンとガイゾックがやられちまった。

俺のハニーたちは出さずに無人のモビルスーツを一、ニ機出しただけだから被害は皆無だ。

だが、俺たち残してギャラルホルンもガイゾックも逃げちまった。

あーあ、ザールから指示された場合、仕事押し付けあう対象は弱い立場の俺たちだ。

テイワズの下部組織タービンズ

構成員は俺と俺の女たちだ。

テイワズの社長と俺は家族の盃を交わし、タービンズを任された。

ザールによって住む場所を奪われ、明日の命も心配な奴等を救いたかった。

だからこんなことをやっている。ま、もとトランスバール皇国星の住民で、安全な暮らしがある程度保障されていたが…どうしても悔しかった。

自分だけがのうのうと生きているのが…

だから俺はテイワズの一員となり、少しでも誰かを救いたいと思った。

みんな俺の女だ!

だからこそ…俺はこいつを許せねぇ…

俺の大事な女たちを救うために…

 

名瀬『さあてと…あれ使えばなんとかなるかもしれない。だが、死なないでくれよ。』

 

アジー『わかってる、力では不利だが数がこちらが勝っている。それに…まだあいつが出ていない。』

 

ラフタ『そうだよね、だって絶対に勝っておかないといけないやつだよね。』

 

アジー『ああ、絶対に引っ張り出してやるよ…フォルテ!』

 

そういうって俺の女たちはモビルスーツに乗り込んで臨戦態勢から出撃して危険な賭けを行おうとする。

 

三日月『ねぇ、タクト。あいつらはどうすればいいんだ。』

 

タクト『へぇ〜抵抗せざるおえないし…よし!ジョウ!光!君たちも出撃してあのモビルスーツを抑えるんだよ、三日月たちは先発隊を止めろ!』

 

タクトの指示でビスマルクと黒獅子が出て行った。

 

オルガ『ちっ…タクト…それじゃあこっちが殺されやしねぇか。なんで異星人やブルワーズの大人どもは殺すのに、こいつらは殺さねぇんだ?』

 

タクト『いやねぇ、まずはあのモビルスーツは金になる。それにあいつらは多分ザールに脅されている…ここで殺すよりも生かして俺たちの力を示して交渉するべきだと思うんだけどね。』

 

ビスケット『それは一理ありますね。タービンズとテイワズはギャラルホルンとは基本的に対立していますし、ザールがいなければ手を組むこともないですから…交渉してみる価値は充分にあります。』

 

オルガ『わかった。だがこのままやってもどうにかなるもんじゃねぇだろ。よし、俺があいつらの船に侵入する。』

 

ユージン『おいおいおい正気かオルガ?今にもドンパチ起きてもおかしくない状況であの船に侵入するったってどうやって…』

 

オルガ『それは…』

 

ウイーン

 

オルガが話そうとした時扉が開いて泣きながらどれみが入ってきた。

 

どれみ『ねぇ…私が連れて行くよ。いや、私も一緒に連れて行って!!お願い!!』

 

レスター『どれみ…どういうつもりだ…これは遊びじゃ…』

 

レスターがどれみを止めようとするがどれみは見習いタップを突き出した。

 

どれみ『わかってるよ…私は今まで幸せだった…この世界のこともよくわからないし…私とみんなの思いが違うこともわかっているよ。でも…それでも…私がここにいることは絶対に意味があるはずだよ!だって、私は魔女だよ!おジャ魔女だよ!普通の魔女じゃ出来ないことも出来るよ!』

 

オルガ『そんな理屈で通るほど甘かねぇんだよっ!』

 

オルガはどれみの手にしていたタップを取り上げてどれみに至近距離で投げつけた。

どれみは後ろに飛んだ。

しかし、どれみはすぐさまに立ち上がってタップを拾い涙目になりながら叫んだ。

 

どれみ『私は!春風どれみ!世界一不幸な美少女!つまり!私よりも不幸な人を一人も生まない!そのためにもあなた達鉄華団とともに頑張る!私はおジャ魔女どれみ!!ハッピー!ラッキーみんなに届かせる!』

 

ポーポーポポー

 

どれみは魔女の服に着替えてオルガの前に立った。

 

オルガ『ふっ…てめぇ女のくせにやるじゃねぇか、平和な時代なおめえとは完璧に馴れ合うのは不可能だ。だが、99%くらいは馴れ合えるかもしれないな。だが、鉄華団の何人かもついてこい!』

 

ー格納庫ー

 

オルガ、ユージン、アキヒロ、シノ、どれみは格納庫に向かいモビルスーツに乗って敵の旗艦に乗り込もうとしたが、フォルテが止めた。

 

オルガ『どうした、フォルテ。お前の紋章機は使えないはずだ。出たいのはわかるがここは俺たちがモビルスーツで行く。』

 

フォルテ『…あのモビルスーツ部隊に一人エースがいる。あいつならこの混戦の中でも旗艦を守ろうとするよ。』

 

ユージン『あいつ…タービンズに知り合いでもいるのか?』

 

フォルテ『アジー・グルミン…あいつとは幼馴染だ。故郷の星で共に戦場で戦った仲間だった。私の故郷の星の名前はカヌレ…その星は10年間…ザールに反抗しつづけた。私も4.5の時には既に銃を持って戦場にいたよ。他の星と違ったのは、かつてデスキュラの司令官アマナはカヌレ出身で故郷にいた時は戦場の血の匂いを毎日嗅いでいたよ…来る日も来る日も戦った。最初はザールと戦っていたが、ザールはスパイを使って人を操り、ザールにとり入ろうとする支配派と抵抗派に別れた。その結果デスキュラとカヌレを結ぶパイプの司令官が死にデスキュラからの支援が受けられずに、内戦で滅んだのさ。そこからは他の星と同じようなものさ。』

 

シノ『ダチとやり合うのか…ま!俺たちはあくまでその戦闘で殺さなきゃいいだけなんだろ!』

 

フォルテ『いや…かつては私もアジーと仲間だった。だが、あいつはタービンズの名瀬とグルになって仲間が何人も死に生き残ったものも体に重傷を負ったのさ、私も左目に小さなレンズをつけているのはこの時に傷をつけられたからだよ。私以外は左手を失ったり、聴覚を失ったり…だから私はあいつをタービンズを許しはしないよ!どれみ!魔法玉はデラから買ったんだろ!だから紋章機を動かしてくれないか。なあに…あんたらをあの船に届けてやるよ。』

 

オルガ『よし、どれみ頼めるか?』

 

どれみ『わかったよ!ピーリカピリララーポポリナーペーペルト!紋章機よ!動け!』

 

フォルテの紋章機が動き出す…フォルテはすぐさま乗り込み、フォルテに続くように操縦席に乗り込んだ。

少しギュウギュウ詰めだがなんとかなりそうであった。

 

ユージン『お、おい!これ操縦に支障は出ねぇのかよ!』

 

フォルテ『まぁ…ないわけではないよ…でも…アジーと私じゃ私の方が操縦技術は上だからいいハンデだよ…行くよ!ハッピートリガー発進!』

 

もの凄いスピードで格納庫から出たハッピートリガーは真っ直ぐタービンズの旗艦に突っ込むが、その前にアジーのモビルスーツが立ちふさがる。

それを見たフォルテはアジー機に通信を送りつける。

 

フォルテ『おい!アジー…久しぶりだね!立派なザールの犬ころに成り下がっていて嬉しいよ!』

 

アジー『!フォルテ…やはり生きていたようだね…』

 

フォルテ『あんたの攻撃で仲間はたくさん死んだ…リーダーは左腕を失い、”あいつ”は行方不明になり…あたしは左目にダメージを負い、アマナも死にデスキュラとの繋がりがなくなった。弔合戦をさせてもらうよ…アジー!』

 

アジー『私は賢い生き方を選んだんだ…名瀬に拾われて私は変わったんだ。だから私は負けない…あんたのとこの大将タクト・マイヤーズ討ち取らせてもらう!』

 

フォルテ『だろうね!』

 

フォルテは通信を遮断してミサイルを頭部に集中して放ち、足下からすり抜けてタービンズの旗艦に向かう。

フォルテのミサイルが頭部に当たる前にアジーは砕いて破壊したが、そのミサイルから煙が立ち込む。

煙幕弾だ!

 

アジー『なっ…フォルテ…』

 

フォルテ『今更弔合戦するほど私は古い人間じゃないよ!』

 

フォルテはその煙幕から抜け出してタービンズの旗艦に向かう!

側にいたタービンズのモビルスーツは旗艦を守ろうとするが、煙幕から抜け出したジョウの黒獅子はガトリングガンを構えてタービンズの旗艦と側にあるモビルスーツに放つ!

 

ジョウ『いつまでもザールの犬ころに負けるほど俺たちは弱くねぇんだよ!』

 

コックピットは狙わずに牽制の意味のガトリングにより、タービンズの旗艦に穴が開き、そこに向けてハッピートリガーが突っ込んだ。旗艦についてすぐにハッピートリガーは動かなくなった。

 

フォルテ『よし…時間切れか…急ぐよ!どれみ!みんなの姿を消してくれ!』

 

どれみ『はい!ピーリカピリララーポポリナペーペルト!皆の姿よ、消えろ!』

 

姿を消したフォルテたちは空調に入り、ゆっくりとブリッジを目指す。

しかし、そこでは少し驚くことがあった。

 

オルガ『見た所…女しか見えねぇな…ここには女しかいねぇのか?』

 

フォルテ『ああそのことかい、どうやらタービンズはテイワズの配送会社ではあるが、名瀬・タービンの個人経営だからそいつの趣味で女ばかりなんだよ。そんなことはいいからともかくブリッジに行くよ。』

 

外の戦闘では圧倒的に勝っているタクトたちでも補給問題のために交渉が必要だ。

しかし、これじゃあまるで脅迫だが…ザール星間帝国のことだから仕方ないね。

 

ーブリッジー

 

そのままブリッジに辿り着いた私たちはブリッジのクルーに銃を突き付けて姿を見せた。

オルガたちはマルバにどれみは銃の代わりにポロンをブリッジの操舵者に向けて私は名瀬の頭部に銃をつけた。

 

フォルテ『チェックメイト…アジー…今度は私の勝ちだよ。』

 

名瀬『お〜お〜どうやら負けたのは俺たちらしいな。よくここまで来れたな…なぜお前達が”ここにいるのか”は運命ってことだな。』

 

フォルテ『?何いってんだか、まあいいさ…あんたらには恨みがあるけど…うちらの大将と話しをする気はあるかい?あんたらにも悪くない話だよ。』

 

マルバ『な、なんだと!貴様らのようなクズは死ねばいいんだ!貴様らはギャラルホルンに…フェストゥムに殺されるべきなんだ!』

 

どれみ『うるさい!』

 

ユージン『金属生物以下ってか…それはてめぇだろうが!』

銃の安全バーを外したユージンがマルバの頭にしっかりとつける。

 

名瀬『やめとけよ。そんな奴、殺しても意味ないだろ。』

 

オルガ『…ま、そりゃそうだが…』

 

名瀬『あーあ、なら…仕方ない…』

名瀬が手を上げて降伏をした。しかし、

 

ピピー!

船内にレーダーの反応音が聞こえた。

その後モニターにレーダーに映ったものを見た。そこにはマルバの声通りに金属生物が現れた…

 

アキヒロ『本当にフェストゥムが来た…どういうことだ!』

 

シノ『ちっ!ミカ!フェストゥムだろうと気にするな!やっちまえ!』

 

三日月のバルバトスはフェストゥムに向かっていくが、フェストゥムは姿を変えた。

人型の姿で…まるでウルトラマンのように。

それでも三日月は気にせずに攻撃する。

 

三日月『こいつ…』

 

明らかに攻撃が入っているにも関わらず苦しみ様子も見えない。そればかりか金属生物は口元を動かしてほくそ笑む。

 

名瀬『どういうことだ…フェストゥムが来るなんて…あいつらはウルトラマンか竜宮島に行くのじゃないのか…そうか!俺たちは餌だったのかだから俺たちだけここに残されたのか…ブッチャー…』

名瀬は右手を強く握りしめて怒りをこらえながら笑顔を保つ。

しかし、彼は自分の命に未練があるわけではない。

そんな感じがした。

私が知っている上の立場の奴はみんな自分の命を大切にしていた。それで部下が死んでもまったく気にしていない。

でも、こいつは自分の命より他人の命を優先している。

 

マルバ『おおおおおおおい!はははははやくなんとかしろ!ほら、早く早く!フェストゥムを倒してくれ!名瀬さん名瀬さん!いや、このさいおおおおルガでもいい!はやくくなんとかしろ!』

 

こいつみたいに騒いだりしない。

堂々と笑顔を見せている。漢気はあるなそこにアジーは惚れたのか…でも、タクトとは違う。

私はこいつとは嫌だね…タクトのほうについて正解かな。

私は名瀬の頭につけていた拳銃を騒いでいりマルバに向ける。

 

フォルテ『いいかげんうるさいね。あんたは…私はこいつらよりも人を殺すことには慣れている。つまり、私の手は真っ赤だよ。だから私があんたを殺しても私の手にあんたの血がついて、他の血に紛れているからそんなに関係ない。静かにしてな。』

 

安全バーを解除して向ける。

すると、マルバは口から泡を吹きながら白目を剥き気絶した。

 

名瀬『さあて…こうなったらお前達についたほうがいいのかもな…わかった。よし、フェストゥムを叩いてくれ。』

 

攻撃をしていたタービンズのモビルスーツがフェストゥムに対して攻撃していった。

 

????『…まだ正義感のある若者は…早すぎるか…ガンダムフレームの天敵が…デンジマンが必要になるのか…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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