第3次スーパーロボットα外伝〜仕組まれた滅亡〜 作:リバーサクラモード本格的だよ
どれみ『この話しは本編から少し進んだ話しなんま。
この話しにはロボットがまったく出ないよ。
ただ、この話しは少し重めの内容で、あまり憂鬱展開が嫌いな人はブラウザバックしても問題ないよ!それじゃあ、どうぞ!』
風が吹き夏の暑さに対してあまり効果はないが気持ちいい風が来たと同時に私は机にうなだれて机の冷たさを感じていた。
どれみ『はぁ〜っ…疲れたー。』
私の名前は春風どれみ、陽昇学園に通う小学三年二組のピンクの髪の美少女!でも、私にはみんなが知らないようなことをやっているんだ!
そのことを知る友達のクラスメイトは二人しかいない。
あいこ『なんやどれみちゃん、またいつも通り疲れてんのかいな、遅くならんうちにMAHO堂いっとかんとあかんでぇ。』
はづき『今日はレスターさん以外にもタクトさんやジャックさんも来てくれるのに。』
青い髪の女の子で大阪弁の”妹尾あいこ”ちゃんに黄色の髪のお嬢様”藤原はづき”ちゃんと私を入れた三人はMAHO堂にて働いている。
その理由は…
私達が魔女だからでーす!
え?驚いた?馬鹿みたいだぁ?
違いますよーちゃんと魔女をやってますー!
あ、でもこれ知ってていいのは別世界の人ならいいみたいだけど…別世界の人だよね!
あ、そうなんだ。そうだよね!
よかったぁ〜私達はこの世界の人に魔女だとバラされたらカエルの姿にされちゃうんだよー!
まあ、私は魔女のマジョリカに会って、それから色々あって…あいちゃんやはづきちゃんと一緒に魔女になるために、MAHO堂という店で私達が作った魔法グッズを売って、魔法を使うための魔法玉というものを買って頑張っているんだ。
そんなことを考えながら階段をあいこちゃんやはづきちゃんと話をしながら降りて、靴箱から靴を出して履いて、私達は校庭に出ていった。
帰りの時間だけあってかなりの人数の生徒がいた。
中にはサッカーをしたり、野球をしたりして校庭で練習している人たちもいた。
そんな人たちに迷惑をかけないように歩いていると一つの人影が校門にいるのが見えてきた。
レスター『おう、お前たち今日は少し早かったな。』
校門の前で私達を待っていたのは眼帯を左目につけているレスターさんだった。
レスターさんは私達のほうに小走りで来てくれた。
私達はひょんなことからこの世界を守るヒーローの役割を与えられてしまった。
でも…なんかカッコイイからオッケー!
少し怖かった…周りの友達にはスーパー戦隊の戦いに巻き込まれて家族を失った人が多かったから…でも、そんな私達のサポートのためにレスターさんが時々来てくれている。
MAHO堂のオーナーとして代役をお願いしているんだ!
マジョリカは私が魔女だとバラしたから魔女ガエルになったからオーナーが出来なくなっちゃったんだ。
だから、先生たちの目を誤魔化すためにってタクトさんって人がそうしてくれたんだ。
レスターさんは私達が戦いで勉強が出来ない分、勉強会を開いて私達に勉強を教えてくれるんだ!
でも…私のテストは〜
あいこ『そういえばレスターはん!今日な、漢字のテストが返してきてもらったんやけど見てやこれ。』
あいこちゃんはレスターさんに漢字のテストを渡した。
私は嫌な空気を察してそろりそろりと逃げようとしたが、右手にあいちゃんのテストを持っていたレスターさんに左手でランドセルを捕まえられ逃げられなかった。
レスター『86点…お前は基本的には大丈夫なんだが…とめはね払いなどの細かい所でミスしているが大分点数は上がっているな、はづき、どれみ、お前たちもテストを返されただろう。見せてみろ。』
ぎくっ!か、漢字のテスト…そういえば…
返されたけど…点はまだ見てない…
バツばっかりなのはチラ見しただけだし…
確か数字は〜〜
はづき『はい。』
はづきちゃんのテストを見て点数が100点だったので嬉しそうな顔をするレスターさんだったが…
レスター『まあ、お前も大丈夫だったな…さて…どれみ?お前はどうなんだ。』
あっ!思い出した!や、やばいよ!やばいよ!
今回のテストは確か6点だったよ〜
こんなの見せたらレスターさんに…
どうしよう?
1 逃げる…は無理っぽいかなランドセル掴まれてるし。
2 あっ!空からUFO!いや…バラノイアで見慣れてるから…でも…いける!
どれみ『あっ!空からゆ…ああーっ!』
私が顔を上げて空を見ようとした時にふと屋上を見た時に女の子が空に飛び落ちていた!
はづき『きゃあーっ!ああああの子は…うちのクラクラクラス…』
あいこちゃんは固まり、はづきちゃんは飛び落ちている子をじっと見ていた。
校庭にいた皆も悲鳴を上げたり逃げ惑ったりパニック状態であった。
私も状況がよく理解出来ていなかった。
レスター『なんだっ!あっ!間に合うか!』
レスターさんはすぐさま状況を理解して私のランドセルから手を離してその子の落下地点に走っていった。
本当なら魔法でなんとかするべきだが…私達はパニックでそんなことを考える余裕すらなかった。
ただただ走るレスターさんをずっと見ていることしかできなかった。
レスターさんは必死に走って落下地点付近に辿りついた。
けど、ついたと同時にレスターさんと飛び降りた子の頭同士が激突した。
そして二人は互いに崩れて重なるように倒れこんだ。
二人とも頭から大量の流血をしていた。
周りから更に悲鳴が聞こえてきた。
皆が二人の周りに
遅れて反応するしてきた先生たちが集まってきた。
関『あっ!小山!レスターさん!しっかりしろ!しっかりしてください!おい!みんな何があったんだ!』
校舎から出てきた私達の担任の関先生が二人のもとに走り身体を見て青ざめていた。
とりあえず持っていたハンカチで二人の傷口を塞いでいた。
それに小山…って…隣のクラスの小山よしみちゃん!
なんで!なんでよしみちゃんが!
遠くてわかんなかったから私達は恐る恐る近くで見るとクラスで目立たない小山よしみちゃんの姿だった。
五十嵐『せっ、関先生…小山が飛び降りて…それを助けようとしたその人が…頭をぶつけて…』
関『なんだって!飛び降りた!やはり小山の家庭は…私はなんてことを!』
やはり…どういうこと…
でも!よしみちゃん!レスターさん!
あいこ『ま、まずは!落ち着きいなあ…ヴァニラさんがいるんや!すぐ直してくれるはずや!MAHO堂に急ぐで!』
はづき『わ、わかったわ…』
どれみ『うん…今日はタクトさんもいるし…なんとかなるよね…』
私達はパニックの中トイレに入って魔女の姿になり、MAHO堂に向かった。
この話しは元々ピクシブで出す予定でしたが、こちらで先行公開することにしました。
実は、本気で今忙しいんです。大変すぎて口に口内炎まで出来てるんですよ!ま、来週は本編かこれの続きです!