第3次スーパーロボットα外伝〜仕組まれた滅亡〜 作:リバーサクラモード本格的だよ
ちなみにクロスという名字の人物が参戦している作品がわかる人がいたら凄いですよ!
それでは、α世界!行ってみよー!
魔法少女と相反するもの
ーα世界ー
ー沢芽市ー
ー美空町ー
ードルーパーズ店内ー
タクト・マイヤーズらが宇宙航海を続けているころ、別世界では華撃団のメンバーのグリシーヌ・ブルーメールが皆を集めて話しをしていた。
グリシーヌ『さて…お前たち…なんだあの戦いは!』
グリシーヌさんがカフェで叫ぶ。
店員や客はこっちをすごい見ていた。
視線をすごく感じている。
こうなったのには理由がある。
グリシーヌさんの不思議なライトに浴びせられた俺たちは巨大化して怪獣と戦った。
しかし、結果は酷く避難は完了していたため、死亡した人はいなかったものの、ビルをたくさん壊してしまった。
怪獣はお腹にある赤い部分を皆の技をぶつけたら、どうやらそこが心臓のようなもので怪獣は爆発した。
そのことに対して俺たちは怒られていた。
最もマミちゃんが魔法で直してくれたからビルの被害はないけど…
…でも、なぜかマミちゃんは戦いの後は怪獣から落ちた不思議なものを取っていた。
我夢『そうはいわれてもこっちも初心者ですから…戦闘なんて…』
グリシーヌ『いいわけはいい!マミがいなかったら大問題になっていたぞ!それに鉱太!お前あんな剣術じゃあ蚊も殺せんぞ!』
鉱太『そんなこといったってここは日本といってももう新西暦191年だぜ!』
グリシーヌ『黙れぃ!これから私が稽古をつけてやる!ついてこい!』
光実『そ、それはまず置いといて…マミちゃん、君は確か怪獣が落とした何かを拾っていたよね?』
マミ『はい、不思議でしょうがないんですがこれを…魔女しか落とさないグリーフシードを落としたんです。』
光実『グリーフシード?それってなんですか?それに魔女というをもっと詳しく教えてくれませんか?』
マミ『まず魔女についてはよくわかっていないんです。ただ漠然と街に現れては結界と呼ばれる空間に人を閉じ込めて殺す存在…世間でよくあり謎の死や神隠しのほとんどが魔女による殺人。そして、私たち魔法少女はその魔女を倒すことにより、得たグリーフシードを回収する。魔法少女が持っているソウルジェムは魔法を使うたびに濁ってしまう。このソウルジェムが黒く濁らないようにグリーフシードを使う。グリーフシードを使って、常にソウルジェムの濁りを消しながら戦う存在…それが魔法少女、なるためにはキュウべえと契約することです。』
鉱太『前に聞いていたどんな願いも叶えるって奴だろ。へぇーすげぇな!だが魔法少女がいるにしても、このドライバーが変身した姿もよかったろ!』
舞『鉱太はそのドライバーを使って怪獣退治とかするの?』
鉱太『いや、別に…なんとなく流れで…にしてもこいつは魔法少女と関係してんのかな?マミちゃんは知らないか?』
マミ『よくはわかりません。でも、キュウべえはそのドライバーは魔法少女とは相反するものであると言っていたわ。』
舞『どういうこと?それにそのキュウべえは?』
マミ『キュウべえならまどかさんやさやかさんとともにCD屋さんに行ったわ。キュウべえは少女の願いを叶えて契約するのと関係あるのかしら…』
??『それは対象が別ってことだろ?』
私たちが話しをしていると後ろから帽子を被った男が話しかけてきた。
こいつは確か…あ!ユグドラシルの販売員…
シドだ!
俺たちがやっているインベスゲームっていう小さなインベスと呼ばれるモンスターを召喚して、ダンスチームのステージ争奪戦をしているんだ。
そのインベスの召喚道具”ロックシード”を手に入れるためにはこのシドに高い金を払っている。
こいつはほとんどここドルーパーズの奥の席に座っている。
こいつならドライバーのことを知っている。
鉱太『対象が別…まさかあのおばさんがドライバーを使えなかったのと関係あるのか。』
シド『この戦極ドライバーは一番最初につけたもの以外が使おうとしても使えない。それも男だけだ。』
舞『そんなぁ…じゃあ、おばさんが使えなかったのはよかったけど…鉱太以外が使えなくなっちゃったの!』
シド『そういうことになるな、要するに女しかなれねえ魔法少女に男にしか使えねぇ戦極ドライバーは相反するものだってことだよ。最もうちのドライバーのほうが魔法少女よりかはましだな。』
マミ『どういう意味?』
シド『ああ、まだ知らなかったのか。知らない方が幸せだぜ…最も絶対にあんたは知ることは出来ないがな、じゃあな。』
そのままシドはレジで会計を済ませて大きなガラガラを引きずって店を出て行った。
鉱太『ったく、いまいちわかんねぇんだよあいつ、不思議なことばかり俺らに言うしな。』
グリシーヌ『あのような輩には注意すべきだとはわかった。にしてもあの三人組はどこに行ったのだ?』
あの三人組とはウサラパ、エド、ノラッティーの三人で戦いの最中消えていって行方不明だった。
我夢『あの戦いの後では見てませんね。あ、やばい!僕はそろそろ失礼するよ。』
鉱太『なんか用事でもあんのか?』
我夢『ユニオンの束・クロスさんの新型兵器”IS”の起動実験と新型戦艦の発表を手伝う約束があるんですよ。ユグドラシルコーポーレーションの下請け会社ネルガル工業のスキャパレリプロジェクトといって、実験には、大学の同僚のカグラ・ゲンキや織村千冬なども参加するから手伝うと行けないんだよ、警備にプラントからGUTSの隊員が来てくれるし、それじゃ!』
我夢は自分が食べていたパフェをすぐに平らげて、お金を置いて出て行った。
グリシーヌ『ともかくだ…今後は…』
デレーレーレーレレレーレーレーレレレー
俺の携帯が鳴り携帯を耳に当てた。
鉱太『もしもし?え、アキト?どうした。』
アキト『ちょっと人が多くなったからきてくんねぇか?俺と店長だけじゃどうにもなんねぇんだよ。』
俺と同じ時期に入ったアルバイトのテンカワ・アキトから電話がきた。
最初は中華料理屋で働いていたらしいが、首になってここに来たらしい。
鉱太『オーケー、じゃあすぐ行くわ。』
俺は電話を切った。
そして、グリシーヌさんのほうを向いた。
鉱太『ちょっとバイト先が忙しそうなので手伝いに入ってきます。』
俺はそのままドルーパーズから出て行き、バイト先の恐竜やに向かった。
グリシーヌ『はぁっ…さて、何をしようか…ん?そういえば舞、お前はダンスチームのメンバーだったよな。』
舞『は、はい。チーム鎧武って名前なんですけど…あまり人気が出なくて…』
グリシーヌ『よし、それなら任せておけ!私はプロのダンサーとして店で歌って踊っていたこともある!よし、メンバーを全員集めろ!ビシビシ鍛えてやるぞ!行くぞ!』
舞『えっ!そんな急にちょ、ちょっと!グリシーヌさん!グリシーヌさ〜ん!』
グリシーヌはそのまま舞の手を引き、チーム鎧武のダンスチームの集合場所のガレージに向かって行った。
一方その頃…
ーGUTSー
ー地球基地ー
ー研究室ー
銀河戦争の後に起きた怪獣頻発期にて、プラントがモビルスーツとは違いマクロスと呼ばれる小型戦闘機部隊を作るというコンセプトのもと、パトリック・ザラ議長の代わりに新しくプラントの議長となったギルバート・デュランダルによって作られた組織”TPC”の戦闘部隊”GUTS”の地球基地にて、ある二人が会話していた。
だらしない服装の一人の女性がパソコンを打ちながら画面とにらめっこしていると、白の制服を着た女性がだらしない服装の女性にコーヒーを渡して話しかけた。
イルマ『新型兵器の調整のようね、篠ノ束…遅くまでご苦労様。』
束『別に気を使うことはないよ。それにイルマ先生〜私の今の名字は”篠ノ”じゃなくて”クロス”もう結婚したんだから〜』
イルマ『そうだったわね…にしても、あなたはあまり人当たりは良くなかったのに変わったわね。私があなたの行っていたヤログ大学の指揮授業にあった時はほとんど無口だったというのに。』
束『そんなわけない〜私は今だにほとんどの人とは無口だよ。』
イルマ『そうなの、ま、私はあなたと正反対のタイプの人間も教え子にいるけどね。』
そうして、イルマは一枚の女の写真を見せた。
束『誰?』
イルマ『ミスマル・コウイチロウ提督の娘ミスマル・ユリカ、彼女の指揮能力はこの年度最高で全てパーフェクトだったの。もっとも、歴代最高は私で2位が彼女なんだけどね。』
束『冷静さで勝ったんでしょ〜』
イルマ『あら正解。さすがにわかるのかしら。ところで、あなた…あの計画はどうなったのか知っているかしら?』
束『”プロジェクトアース”…私はそれには携わってないよ〜あれは戦極凌馬や呉島高虎、それに一部のユニオン関係者が関わっているだけで私にはほとんど情報は入ってこない。もっとも…こういうものを見つけたんだけどね。』
束はカバンから星型のものを出した。
束『何かよくはわからないけど…これがプロジェクトアースに関わっているエイフマン教授が私にくれたの。』
イルマ『その星型…いったい何かしら?まあ、ともかく新型兵器の調整任したわよ。束。』
束『お任せ〜』
私はそのまま扉を開けて自分の部屋に戻って行った。
イルマ『あの星型のもの…タライみたいな形しているけど…いったい…とまかく今は戻らないと…ファイヤーコンボイが待っている。』