第3次スーパーロボットα外伝〜仕組まれた滅亡〜 作:リバーサクラモード本格的だよ
見てくださ〜い!私は最終兵器彼女見て来まーす!
あの憂鬱具合…素晴らしい!
ー火星圏ー
俺の名はウルトラマンザージス…
俺は心の中に閉じこもっていた…
もう俺はいいな…
生きていても苦しいだけだ…
あいつに…自分の闇に呑まれたときに…
知ったんだよ…俺の価値を…
俺はあのとき…あのときかっとなって船を殴っていた…
もし、場所が違ってたら…自分の手でりつ姉を殺していた…
もしかしたら次は両親を殺してしまうかもしれない…いや、世界にとって必要不可欠な人間を殺して人類を滅ぼすかもしれない…
俺には人殺しの才能があるんだ…
だったら…俺は…俺が…
俺が消えれば…
ランファ『馬鹿ーーー!』
ジャック『はっ!ら、ランファ…いや?そのカンフーファイターは一体…』
ランファ『これはウルティメイトイージス!伝説のウルトラマンノアの鎧よ!さあ、受け取りなさい!零!まだやることがあるでしょう!』
ランファはカンフーファイターについてるノアの鎧の一部を分離させてザージスのカラータイマーの周辺にくっつけた。
ザージスの壊れたカラータイマーを修復すれ
仁『お、おい!ランファの姉ちゃん!大丈夫なのかよ!』
ランファ『ええ、このノアの鎧のおかげでね!セブン21!この鎧の力なら零はなんとかなる?』
セブン21『ああ、大丈夫だ!それにその鎧の力ならば…彼女たちを…プリキュアを助けられる。その鎧のエネルギーをこちらにも分けてくれれば我々も戦える。』
ランファはその鎧のエネルギーをセブン21、グレートにも与えた。
これまで赤く点滅していたカラータイマーが青に戻ると、グレートとセブン21はライジンオーから離れて小惑星に向かった。
ザージス『うっ…ううっ…ここは…』
気を失っていたザージスの首が起き上がり目に光が戻った。
飛鳥『零!お前もう大丈夫なのか?』
ザージス『わ、悪かったな…俺はお前たちのことを僅かだが…妬んでいたのかもしれない…俺がお前らの時期はモルモットになっていただけだったからかな…』
吼児『ごめんね、まあでも僕たちも君のお姉さんを助けるのを手伝うから。』
ザージス『いいのか…俺を殺しとかなくて。』
仁『俺たちは人殺しじゃあない。喧嘩も終わりだ!わかったか!』
ザージス『ああ…まさか俺が説教されるとは…それじゃあ行くか!』
カンフーファイターについていくように俺たちは小惑星に向かった。
小惑星についたらそこでは乱戦が繰り広げられていた。
三日月が乗るガンダムバルバトスがプリキュアたちやゴーデスジコチューたちを攻撃していた。
ランファ『ええーっ!み、三日月!その女の人たちは敵じゃあないわよ!三日月ー!』
三日月『何?ランファ、俺はこいつらがオルガの命令を邪魔するんだよ…なんでこんな怪物構うかよくわからないな。』
キュアハート『あの怪物にはガロさん、そしてあそこにいるキュアダイヤモンドはレイブラッドに操られているだけなんだよ!』
ランファ『そうよ!だから三日月!あんたはとりあえずメイスを納めておくのよ!わかった!これはオルガからの命令よ!』
三日月『そうなんだ。わかった。』
三日月はメイスでの攻撃をやめた。
しかし、その直後ゴーデスジコチューの触手が三日月を襲ったがすぐさま腰に巻いていた銃を放って触手に対応した。
三日月『こんな状況だと、俺も倒すしかないんだけど…』
レイブラッド『助けるのは不可能だ!例えそのノアの鎧があったとしても我が対策を何もしていないと思っているのか!』
レイブラッドはゴーデスジコチューの前にキュアダイヤモンドダークエンジェルモードを置き、キュアダイヤモンドは黒き翼で周りを包み込んだ。
レイブラッド『この翼はな!偽グリーフシードと呼ばれる魔法少女から手に入れた魔女化装置よ!その中には二人の魂が宿っている。貴様らがこの翼にある偽グリーフシードを壊した途端二人の魂は我とともに消える。対抗出来なければ人質を取ればよい!これが一番確実な方法だからな!さあ、撃ってみろ!』
キュアソード『ど、どうすれば…』
セブン21『これを使うといい。』
セブン21は自らの武器であるヴェルザードをキュアソードに渡した。
キュアソード『こ、これはあなたの武器なのでは….』
セブン21『話しを聞く限り肉体を取り戻す前にあの黒き翼にある偽グリーフシードを取り出す必要がある。そのためにもこのブーメラン型のヴェルザードであの黒き翼にある偽グリーフシードを取り出してくれ、私はこれを近接武器としてしか使えないが君ならこれを正確に投げ飛ばせるだろう。そして、キュアハート!君にもやるべきことがある。』
キュアハート『わ、私!』
セブン21『君はあの中にある偽グリーフシードの正確な位置を割り出すんだ。私が力を与えるからわかるはずだ。』
キュアハート『は、はい!』
セブン21『残りのメンバーはやることがあるから準備をしておけ!』
レイブラッド『させるかあぁぁぁ!』
ゴーデスジコチューの触手が伸びてこちらを襲う!だが、すぐさまザージスが触手を引きちぎった!
ザージス『助けるんだ…みんなで…二人を…俺の大事な人を助けて…俺はなる。ノアのようなウルトラマンに!』
キュアハート『あの右の翼の6番目の羽根の裏に偽グリーフシードがある!キュアソード!』
キュアソード『はあっ!』キュアソードが投げたヴェルザートは黒き翼の中にあった偽グリーフシードを傷がつかない程度に刺して戻ってきた!
レイブラッド『よくもおおおお!』
キュアダイヤモンドダークエンジェルモードとゴーデスジコチューが攻めて来る!
ランファ『あんたらの最後よ!ノアの鎧なら二人を助けられるわ!』
セブン21『キュアロゼッタ!キュアエース!ザージス!お前たちは向かってきた奴等に突進しろ!私とランファとグレートが自分たちの光のエネルギーとノアのエネルギーを後ろから注ぐ!三日月はそれまであいつの足止めをするんだ!』
三日月『わかった…』
三日月は側に置いていたメイスを引き抜いてゴーデスジコチューとキュアダイヤモンドダークエンジェルモードを抑えていた。
レイブラッド『お前なんかにいい!貴様らには失望しているのに何故貴様ら人間は歯向かう!我らに滅ばされれば救われるというのに!』
三日月『救い?そんなのいらない。俺はただ障害となるお前を倒すだけだ。ごちゃごちゃとうるさいな…』
三日月はメイスでゴーデスジコチューのしゃべっていた口の部分をメイスで突き刺した。
ランファ『よっし、発射するわ!準備はいい!みんな!』
ジャック『大丈夫だ!』
セブン21『行くぞ!ファイナルアルティメットアタック!』
三人のエネルギーはキュアロゼッタ、キュアエース、ウルトラマンザージスの突進力とパワーになった!
キュアロゼッタ『この力は…』
キュアエース『皆で力を合わせた…』
キュアエース『必殺技ですわ!!』
三人の体がゴーデスジコチュー、キュアダイヤモンドダークエンジェルモードを貫いた!
そしてガロとキュアダイヤモンドの姿となり、小惑星に落ちる前にザージスの手によって救われた。
だが、煙となったレイブラッドがそのまま逃げていった!
ギリギリのところでダメージを受けながらも消滅していなかった!
レイブラッド『あ、甘いわ…我は貴様らの世界に戻り…霊体として悪の巨人の体に乗り移る!実体のない我を倒すのはノアの鎧でしか不可能だ!だが今の一発でもうエネルギーはないだろうなぁ…二人の体を取り戻すのに集中しすぎだ!もうエネルギーはないだろう…さらばだ!ムハハハ!』
キュアハート『そ、そんなぁ!ここまで来たのに…あと少しなのに…』
ザージス『そいつは…』
仁『問屋が卸さないってな!ライジンシールド!』
なんと小惑星にライジンオーは降りたっておらず、隠れていたのだった。
他のメンバーは正体がバレていたがライジンオーは姿がバレていなかった。
そのため、レイブラッドはライジンオーのライジンシールドの電撃攻撃を食らった!
レイブラッド『ぐわあああっ!で、電気が我の体を包む…だと…』
レイブラッドの霊体の煙をライジンシールドの電撃と重力効果がレイブラッドの体を形成していた。
仁『これで最後だ!ライジンソード!ゴッドサンダークラッーーーシュッ!!』
ライジンソードがレイブラッドの体を真っ二つに切り裂いた。
ザージス『永遠に消えろ…レイブラッド!』
レイブラッド『ち…畜生!貴様らなんかに!貴様らなんかにいいいいいいい!うわあああああっ!』
レイブラッドは爆発四散した!
仁『絶対無敵!ライジンオー!』
ザージス『やったぜ!みんな!』
キュアロゼッタ『そろそろ危ないですわよ…時間がもう…』
ジャック『やはり完璧に繋がっていない君たちの世界がこの世界にいるには限界があったか。』
そう、三つの世界と繋がっている彼らはともかくプリキュアたちの世界とは不安定な繋がりしかなく、レイブラッドの怨念が繋げていたようなものでレイブラッドが死んだ今、体を維持出来なくなっていた。
キュアエース『では、我々はこれで。ありがとうね。』
キュアハート『ありがとう!またね!』
キュアロゼッタ『三日月さんも仕方ないから許してあげますわ。』
ランファ『ほら三日月、謝んなさい。』
三日月『ごめん。』
仁『じゃあな、零。元気でやれよ。』
零『ああ、それじゃあな、仁!』
俺は手のひらに気絶しているガロとりつ姉を乗せてノアの鎧をランファから受け取って空間を移動した。
ザージス『じゃあな!』
俺はこの戦いで知った。
他のウルトラマンの存在…
そして、自分の意味をりつ姉を救った力を…
俺はもっともっと強くなる。
いつか来る…戦いのために…
ちなみに
マジョリカ『ふっふっふっ…もうけた儲けた…セバスチャンの払いも良かったわい。ところであやつが何か袋を送りつけてきたんじゃが…』
マジョリカは袋を開けると急に白い煙が出てきてマジョリカを包んだ。
マジョリカ『な、なんじゃ…か、体が重い…こ、腰があああっ!ぎ、ギックリ腰!し、しかも動きづらいし…こ、この白い顎髭は!て、手紙が出てきたわい…』
レジーナ(はーい!お金を払わせた分、責任を取ってねぇ?浦島太郎!どうかなぁ〜それは二週間たたないと解けないからねー。バイバイ〜)
マジョリカ『い…痛みわけかい…こ、腰があああ!どれみ!タクト!誰でもいいから来てくれ〜』