第3次スーパーロボットα外伝〜仕組まれた滅亡〜   作:リバーサクラモード本格的だよ

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仮面ライダーエグゼイドの映画に博多大吉さんが出てくれたら円盤 買っても問題ないレベルだと思っています!どうぞ、


復活の悪霊

 

ー火星圏ー

ー小惑星ー

 

ガァンガァンガァン!

 

バルバトスとセイバードールズたちとの戦闘で互いの武器同士が擦れて火花を散らしあっていた。

三対一という不利な状況にも関わらず三日月のバルバトスはセイバードールズたちを倒していった。

機動力が武器のセイバードールズも対人間用の機動力設定のために、阿頼耶識システムを使ったモビルスーツとの戦闘は本来想定されていなかったために苦戦していた。

 

三日月『ノロいね。』

 

バルバトスの武器が確実にセイバードールズに当てて効果を出していた。

 

パンター『くっ!!阿頼耶識システムによる機体に対応出来ていないだと…やはりバラノイアの技術だとこの程度か!』

 

三日月『バラノイア……あの機械帝国のことか…ま、どうでもいいけど。』

三日月はまず戦力的な数を減らすためにセイバードールズを狙っていた。

セイバードールズの宙間戦闘のデータは機械帝国バラノイアと呼ばれる組織から貰っていた。

なおかつ、実戦経験が初めてのセイバードールズに対し、常に命を捨てて戦う三日月の戦闘経験や宙間戦闘をなるべく想定した訓練もタクトから貰った休日にしていたため、明らかなる差が出ていたのだ。

そして、頼りにしていたゴーデスジコチューとキュアダイヤモンドダークエンジェルモードの二人はザージスを見た時に自我を少し取り戻していたので、抵抗をしていてろくに動いていなかった。

こうなってしまってはもはや三日月が負ける要素はなくなったのだ。

 

ルクス『パンター、ティーゲル!ここは引くしかないわ!』

 

パンター『くっ!折角用意したゴーデスジコチューやキュアダイヤモンドもこうなってしまってはただの木偶の坊だ!引くしかないか…』

 

ティーゲル『貴重な偽グリーフシードも諦めるしかないか…くっ!だがこのまま帰ったのではファウスト様に申し訳が立たない!』

 

ルクス『それなら大丈夫…偽グリーフシードの代わりをそれぞれ三人バラバラで見つけて持って行けばファウスト様をお許しになってくださるかもしれないわ。』

 

パンター『で!その偽グリーフシードの代わりは何なんだ!』

 

ルクス『”ドクロストーン”、”バッドカード”、”スターピース”この三つを持っていけばなんとかなるはずだわ。』

 

ティーゲル『前から目をつけていた”EXAーDB”や”神器”、”王者の資格”でも可能性はあるか?』

 

ルクス『それもありかもしれないけど…それらは入手の可能性が低いわ…確実性をとるなら私があげたもののほうがいいわ、ただしドクロストーンとスターピースは偽物があるから気を付けないといけないわ、ある可能性の場所はインプットしてあるから散開しましょう!』

 

パンター『くっ…覚えていろ!』

 

セイバードールズたちはそれぞれ散り散りに宇宙へと消えて行った。

 

三日月『逃げたか…まあいっか、さて残りは二つ…』

 

三日月はメイスをしっかりと持ち動いていなかったゴーデスジコチューとキュアダイヤモンドダークエンジェルモードのもとに向かって行った。

 

三日月『もらった…』

 

メイスをキュアダイヤモンドに振り下ろした!

 

だめえええええ!!

謎の声が聞こえて三日月は一瞬手を止めた。

すると…

 

ピカーン!!!

 

辺り一面が宇宙とは思えないほどの光が放たれた!

 

三日月『この光…あの時と同じ…』

 

三日月は目を手で隠し光を遮っていた。

徐々に光が縮まり手を目から離すとそこで三日月は4人の背中を見ていた。

 

キュアハート『なんとか間に合った!』

 

キュアロゼッタ『まさか…あれが六花さんにガロさん。』

 

キュアエース『単独でのエンジェルモードの変身!いや、あれは黒き翼…』

 

キュアソード『どうやって二人を助ければいいの…でも、今のうちに何かしとかないと…』

 

キュアエース『ともかくあの二人を戻すためにはまず私とマナがガロのほうをなんとかあの巨体の中から助け出すわ!』

 

キュアソード『私たち二人はあの黒い翼を折ってみる。』

 

プリキュアの4人は二人づつに分かれてゴーデスジコチューとダークエンジェルモードに向かって行った。

動いていなかったために近づきやすかった。

 

キュアハート『あの時と同じように国王様を救った時と同じように!てえぇい!』

 

キュアハートがゴーデスジコチューに触れた瞬間!

手をすぐさま引き離して顔が真っ青になった。

 

キュアエース『!どうしたマナ!』

 

キュアハート『…あれは…キングジコチューの時とは比べられないほどの闇を持っている…まるで何千年か…溜めていたような闇がある…』

マナは体を震わせていた。

そんなマナを心配そうに皆が見る。そうしていると突如大きな声が聞こえてきた。

 

レイブラッド『ふっふっふっ…よくわかったな。』

 

ブンッ!!

 

それまで動かなかった二人が突然動き出してプリキュアたちを攻撃した。

間一髪攻撃を避けたプリキュアたちだったが危機感を覚えて少し離れていた。

 

キュアエース『その声…まさかレイブラッド!何であなたがここに!』

 

レイブラッド『いやぁ…実に運が良かったのだよ…私はこの世界にあるゴーデス細胞を使って蘇えさせられたのだよ…だからそれまではあのセイバードールズのコントロールにあったのだが…撤退してくれたからこれで思いっきり戦える。人質も持っているし…君達はエンジェルモードにすらなれない…』

 

キュアソード『確かに…どうすれ…』

 

ガンッ!!

 

キュアソードの体が横から来たバルバトスのメイスに当たり地面に叩きつけられた。

 

三日月『もうそんな三文芝居見飽きたし…俺はこの二体を倒す…邪魔すら容赦しない…』

 

三日月は迷いがあるプリキュアたちを邪魔に思い、まっさきに攻撃した。

 

キュアハート『…みんな!三人を止めないと!あの機体はガンダムフレーム…あの人から聞いていたやつだよ!』

 

キュアロゼッタ『それぞれ分かれて対処しながら戦うしかないわ!』

 

プリキュア対バルバトス対レイブラッドの三つ巴の戦いが始まった。

 

 

 




セイバードールズが探しているアイテムはかなりマニアックなのでわかる人にしかわかりませんよ!全部わかったら素晴らしい!

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