第3次スーパーロボットα外伝〜仕組まれた滅亡〜 作:リバーサクラモード本格的だよ
更新遅れてすみませんでした。
GジェネFで閃光のハサウェイをクリアしていて忙しくて…
次はF91かなぁ…どうぞ、
ウルトラマン対ギャラルホルン
ー99年世界ー
ー美空市ー
ー陽昇学園ー
ー5年3組の教室ー
ダッダッダッ!
俺の名前は日向仁、陽昇学園に通う小学生だ。
だけど俺は街に現れた三体のロボットを見た。
仁『あれがエルドランが言っていた敵なのかよ…』
俺はぶつぶつと口ずさみながら裏山へと逃げる生徒を避けながら学校へと走って行った。
すると前方からどれみちゃんが向かってきた。
どれみ『あっ!ひ、日向先輩!何してるんですか!早く逃げないと…』
仁『いや、大丈夫だ!俺には…いや俺たちにはこうなることはわかっていたかもしれないんだ!』
どれみ『え、ええーっ!ど、どういう意味ですか!ともかくここは逃げましょうよ!』
仁『それより俺のクラスの奴等いるか!』
もし、俺の予想が正しいのなら…
やっぱり!
飛鳥『おーい、仁!こっちだ、こっち。遅いぞ!何やってたんだ!』
どれみ『えっ?あ、飛鳥先輩…え、ええーっ!5年3組が全員揃ってる!どういう事!な、何してるんですか!』
どれみの後ろには俺のクラス5年3組が全員揃って集合していた。
仁『おーい!みんなー!これって要するに昨日の奴だろ?』
どれみ『昨日の奴?なんですかそれ?』
クッキー『実はね…昨日ね、みんなで集まっていたんだけどね…裏山で火事があったでしょ。その時に上空から二つの流星が見えたの…一つはどっかに行ったんだけど…もう人のほうはね…私たちのほうに落ちてきたんだよ。』
どれみ『ええーっ!で、でもそんな音、昨日の夜中しなかったですよ!』
きらら『そんなこと言ってもねぇ…確かに落ちてきたのよ、まあ、流星じゃなくて巨大ロボットなんだけどね。』
どれみ『きょ、巨大ロボット!!そ、そんなのが落ちてきたんですかー!だ、大丈夫だったんですか!』
ひろし『俺はもう駄目だと思ったよ、でもさあ…なんともなかった…いや、俺たちは真っ黒な空間にいたんだよ。』
マジョリカ『はぁ〜そりゃあエルドランの仕業じゃのう…あいつめ!なんて面倒なことをしおって!こっちはなぁお前がいるからゴーデスやマスターテリオンの襲撃もなんとかなると思っていたのにー!』
ララ『それでエルドランからその空間で何かされたの?』
吼児『なんかね…ここに来るまでに力を使い果たしてしまったようでね…僕たちにロボットを託すっていってみんながこのバッチを貰ったんだ。』
5年3組の皆はどれみたちにバッチを見せた。
ララ『このバッチ…間違いないわ…エルドランのものね…となると、彼のことだから…あなたたちの教室に行ってみたら?』
勉『し、しかし避難するべきでは…あのロボット三機ともめちゃくちゃに街を破壊していますし…』
マジョリカ『うるさーい!ともかくお前らの教室に行ってみい!ごちゃごちゃ言わずにさっさといけーい!!』
とんでもない大声を出したカエルに気負けして俺たちは自分たちの教室へと向かった。
どれみ『ど、どうしよー!が、眼帯のおじさーん!』
どれみは学校で避難誘導をしていたレスターへと叫んだ。
レスター『どうしたどれみ!お前も避難しろ!あのロボットは俺たちの世界から来た兵器だ!お前が魔女になっていても勝てはしない!これは俺たちの戦いだ!早く避難しろ!』
どれみ『ち、違います!先輩たちが…5年3組のみんながクラスに戻るって!』
レスター『なんだと!!くっ!ジャックはまだか…』
こんな時に…
くそっ!
なんとか学校には来るなよ…
今はここで大人しくしているべきか…
だがここにギャラルホルンが来ないとはわからない…
そうだ!
レスター『どれみ!お前の魔法で紋章機を動かすことは出来るか!』
どれみ『もんしょーき、何それ?』
レスター『放送されていたウルトラマンに出て来たジェットビートルみたいなものだ。なんとか出来るか?』
どれみ『うーん…やれないことはないかもしれませんねぇ…』
レスター『よしっ!ならばすぐに裏山に急ぐぞ!箒には俺と一緒に乗れるか!』
どれみ『はいっ!なんとかやれるかも。』
レスター『案内は俺がやる急げ!』
どれみは箒を手に取り跨った。
俺はどれみから少し離れた場所の箒に跨った。
どれみ『いけぇー!箒ー!ってあーれー!』
どれみの運転が下手すぎるのか…空に上がったはいいがグルングルンと高速回転しながら裏山へと向かっていった。
レスター『頼むからしっかりやってくれー!』
もう変なことが何があっても驚かないはずだったが…
こんなの変すぎだ!
どれみ『うわ〜ん、そんなこと言ったって〜ああーっ!もう、私って本当に世界一不幸な美少女!』
レスター『しゃべる前にコントロールをちゃんとしろー!』
そんなころ…ジャックはウルトラマングレートとなり、ギャラルホルンのモビルスーツ三機の前に立ち塞がった。
ー街ー
ジャック『やめるんだ!ギャラルホルン!お前たちのやっている行動は無意味だ!もう戦力はそれだけしかないのなら大人しく投稿しろ!捕虜として丁重に扱う!』
俺はウルトラマングレート…いや、正確にはジャック・シンドーという俺が彼の体内に入っているといったほうがいいか。
僕とグレートは一心同体ではあるが行動は基本的にボディ側の精神が優先される。
だが、僕は彼に頼んで言葉を話させてもらった。
さすがのギャラルホルンといえどたった三機のボロボロのモビルスーツで挑むような真似はしないだろう。
そう思って高を括っていた。
だが、予想以上にギャラルホルン火星支部のコーラル・コンラッドは狂っていた。
コーラル『ふざけるな!貴様のような…ウルトラマンなんかに屈するような火星支部ではないわ!』
なんとボロボロの銃をこっちに撃ってきた。
彼のウルトラマンの体にはほとんどダメージはなく言ってみればマシュマロを食らうよりも痛くないのだ。
グレート『どうするジャック?』
彼が僕に心の中で話しかけてきた。
周りから見たら独り言のように見えるが、ちゃんと二人で相談しているのだ。
タクトみたいにニヤニヤしながら女の子の事を考えてぶつぶつ独り言を言っているわけではないのだ。
ジャック『ならばコックピットだけを取り出す。』
俺は腕を伸ばして向かってきた敵のモビルスーツ一機の両腕を胴体からちぎり取りその場で破壊した。
なんとかその機体を動かしたパイロットはコーラル達の機体の周りに戻った。
コーラル『なんだ貴様ふざけているのか!今更そんな風に手加減しても意味ないわ!貴様の仲間のウルトラマンによって何人の部下が死んだと思っているんだ!』
コーラル達は俺に向かって走った。
俺は構えた。
なんとか…戦闘不能にさえすれば…
????『ファイヤースペシウム光線…』
ガァン!!
冷徹な声が響いたのと同時に
コーラル機以外の二機のモビルスーツが上空からの赤い光により消え去った。
この赤い光は…セブン21のビームか…
いや、こんな声に聞き覚えはない…
僕とグレートの記憶は共有しているため僕には彼の記憶があるのだ。
だからある程度のウルトラマンの知識は持っている。
だが…赤い光線技を使うセブン21の技とはどうも思えなかった…
まさか…彼が…
コーラル『こ、この攻撃はまさか…あの時のウルトラマンか!』
そうして上空から巨人が雲を散らしながら降りたった。
その巨人の姿は…まさしく…
ウルトラマンであった。
だが、彼はウルトラの星のものではない…
ウルトラマンの姿をした生命体だが、ウルトラマンの名を持つ…存在
ウルトラマンザージス!
ザージス『覚悟しろ…ギャラルホルン!』