第3次スーパーロボットα外伝〜仕組まれた滅亡〜 作:リバーサクラモード本格的だよ
10人目の戦士に死のゲームに暁…凄かった。どうぞ、
ー99年世界ー
ー地球ー裏山ー
ー機動艦ー
俺たちはのび太たちの世界にカンナのシフトスライドを使いついた。
どうやら成功したらしい。
俺たちは機動艦から出てどんぶら粉を使い地面の中へと隠した。
のび太『や、やったぁ…やったぁ!裏山だぁ!懐かしいー!』
久々に帰ってきたからかのび太はご機嫌よくジャンプをしてはしゃいでいた。
他のメンバーも楽しんでいる。
ミルフィーユ『ここが地球かぁ…』
ビスケット『いざこうして地球にいるだなんて実感ないなあ…』
みんながガヤガヤ騒いでるが、俺はメガホンを取り遠足の先生気分で呼びかけた。
タクト『えー、みなさん!今回ここにきた目的はなんですか?』
一同『遊びにきた!』
タクト『そう、ここに残る一部のメンバー以外は思いっきり体を休めて次の戦いに備えましょう!でもこの山は昨日火事が起きたから目立たいないように行動すること!それでは解散!』
皆が皆行きたい場所を決めていて、CGSの少年たちはドラえもんに頼んで服をこの時代の服に合わせそれぞれ遊びに行く中、俺は歩いていくジャックの肩をポンと置き頼みごとをした。
タクト『ジャック、のび太の母親がカンカンだからお前がキャンプに誘ったって言っといてくれよ。のび太たちの世界では時間の進みの誤差によりのび太たちがいなくなって一晩経っているから。』
ジャック『タクト、お前どうりで仕事熱心だと思ったりそういうことだったのか、話しを聞いているとのび太の母親は怖いらしいからな。』
タクト『それを受けてくれるのが我が友ジャックだろ。』
ジャック『わかったよ、どうせそういう仕事は俺なんかだよ。行こうかのび太、ドラえもん。』
ジャックはのび太とドラえもんを連れて山を降りていった。
タクト『さあてと…この山は昨日火事があったからなぁそこら中に焼けた木の跡があるなあ…』
昨日起こった山火事そして謎のロボットの小学校突入、あまりにも大事件なため裏山は警察官でいっぱいだったが、俺たちはなるべく
タカキ『にしても俺たち警備といってもこの世界に目立った敵はいませんし、ここで待機は仕事ですか。』
タクト『ふっふっふっ、甘いよ、このサボりをさせたら宇宙一のタクトさんに抜かりはない!じゃっじゃーん!』
俺はレスターに頼んで買ってもらったDVDを皆に見せた!
それはウルトラマンとウルトラセブンと帰ってきたウルトラマンという特撮ヒーロー番組のBlu-rayセットであった。
それにこれは経費としておいた。
レスターにも最もな大義名分を言ったから大丈夫だった。
シノ『そ、それはウルトラQの続編!どうしてそんなもん持ってんだよ!』
タクト『ジャックがウルトラマングレートになったからなぁ…あいつにはウルトラマンとしてこれからエルシオールが手に入るまではトランスバールとしては唯一の戦力だ。だが、グレートは戦闘訓練は受けているもののあいつには自分のエネルギーをどう使えばいいのかが理解出来ていない。そこでだ!俺たちはグレートの仲間としてあいつのための力にならなければならない!そのためにもこのBlu-rayを見てウルトラマンたちの戦いからアイデアを出すんだ!経費として通用する!』
タカキ『さっすがタクトさん!暇つぶしの方法がわかっておらっしゃる!』
ヴァニラ『グレートさんのために…なるんですかタカキさん。』
タカキ『なりますよヴァニラさん。俺たちにはグレートさんのために頑張らないといけないんですよ。』
シノ『いいこというねぇタカキ、そんじゃま始めやしょうか上映会。』
ビル『どうせやるこたあ少なそうですしね。』
ランファ『まあ、興味あるしね見ましょうか。』
みんな乗り気でよかったよかった。
俺はすぐさまモニターを広げてDiskを入れ、上映を始めた。
周りは明るかったため、暗なる電球を天井につけておいた。
そのため画質はかなり向上していた。
第7話の話しを観終わった後に外がガヤガヤし出したので、一旦上映をやめて外に出てみた。
シノ『なんだなんだ、外がガヤガヤしだしているなあ…』
タクト『休憩がてら外に出るか、え〜〜』
外に出てみるとそこには一人の女性と一人の少年が手を繋ぎながら下を向いて騒ぎながら歩いていた。
騒いでいたのは少年のほうで、みた所二人は姉弟のようだ。
少年は涙目で騒いでいたため、結構気になっていた。
多分何か悲しいことがあったのか…
ビル『よぉお嬢さん!しけた面してどうしたの?』
ビルが姉と思わしき人物に話しかけた。
な、なんて早さで口説くんだ…
シノ『おい、汚ねぇぞビル!そんなふざけた奴よりも俺と一緒に…』
二人で女性を口説いていると
横にいる少年がビルの足を蹴った。
マサル『うるさい!どっかいけよ!』
少年は姉がナンパされている以外にもイライラしているな。
ヴァニラ『…あなた…ストレスで頭が苦しんでいます。早く家に帰ることを提案します。』
家という言葉を聞いた瞬間
少年は
マサル『うるせぇ!僕たちには帰る家なんてないんだよ!この火事で家が焼けてお父さんも行方不明なんだよ!』
そう言って少年は姉と手を離して別の方向へと走っていった。
ランファ『こらぁ!!あんた達何やってんのよ!このお馬鹿!』
ランファで大声で二人を怒鳴りつけた。
二人も流石にビビって体を小さくしていた。
鳥が逃げだしているぞ…
このままだとやばいから少し
フォローするか…
タクト『まあまあ、すみませんでしたね。お嬢さん、走っていった男の子はあなたの弟さんですか…』
ミツコ『はい、私は光明寺ミツコと申しましてさっき走っていったのは弟のマサルです。こちらこそ何かお邪魔しましたでしょうか。』
ヴァニラ『問題ありません…ですがあなたや弟さんはかなり疲れているように見えます…』
そうだよなぁ…
タクト『ならここで少し休んでいきませんか?ここなら屋根はありますし、宿なしの人を放っておくほど私達は冷たくないですよ。』
ミツコ『でも弟が…』
ランファ『それなら私が連れ戻してくるからあなたは休んでいなさい。私にも小さな弟がいるからこういうのには慣れているわ。』
タクト『とりあえず何かあるといけないから俺も行くよ。ミツコさんの精神ケアはヴァニラに任せるよ。タカキ、お前は口説こうとするなよ〜』
タカキ『は、はい…』
俺はタカキの小さな返事を聞いてランファと共にマサル君のほうへと走っていった。
ビル『タクトはただランファと一緒にいたいだけだろ…』
シノ『それ言えてるぜ…普通は積極的に話しかけるのに…多分俺達をダシにしたと思うぜ。』
少し文句を言いつつも5人は鑑賞室でミツコを休ませることにした。