第3次スーパーロボットα外伝〜仕組まれた滅亡〜   作:リバーサクラモード本格的だよ

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今回は前回と比べるとボリューム少なめです。
それではどうぞ、


3日間の休息

 

ークロノ世界ー

ー火星ー

ー機動艦ー

ーブリッジー

 

俺はカンナとともに並行世界への移動実験としてのび太たちの世界へと渡り、行方不明になっていたエルシオールクルーの一人クロミエを見つけ、エルシオールがクルー共々奴隷として売られたことを知った。

そして、俺は他にもトランスフォーマーという存在がのび太の世界にいることを知りタクト達に相談することにした。

 

レスター『というわけだ、エルシオールは今、地球を攻めているという状況だ。そしてクルーは奴隷となっている。どうするべきだと思う?』

 

ユージン『俺たちとしてあんたらの事情もわかるからそのエルシオールっていう船を手に入れるのには賛成だが、地球に行くにしてもどうやって行くんだ?』

 

ジャック『俺たちの乗ってきた機動艦はあくまで短距離移動用で特に武器もない。ほとんどギャラルホルンとの交渉はスムーズにいくと踏んでいたからなぁ。』

 

オルガ『ここにはそんな船はない。それに俺たちにはお嬢さんを地球まで送り届ける任務もある。並行世界の地球ではなくこの世界の地球にな…』

 

ロミナ『私達には戦力があまりにも少ない…ですから少しでもたくさんの力が必要となります。仕方ありませんね。』

 

タクト『うーん…トランスフォーマーについても気になるんだよなあ…そのサイバトロンっていうのが並行世界の地球にいるなら行ってみるべきだ。のび太達についても帰りたいだろうからな…すまないが俺たちは並行世界の地球に向かう、それでいいですね。船についてはもう少し待ってください。』

皆がうなづき会議は終わったがイルボラとロミナはブリッジに残っていた。

イルボラのほうは少しイライラしていた。

 

イルボラ『それにしてもマイヤーズ司令!あなた一体どういうことですか!我々以外全てに休息を与えるなど考えられません!ここには緊張感というものが存在していない!』

 

イルボラはイライラを爆発させるが如く机をバンと叩いた。

軍人としてこいつの行動は考えられないからな。

 

タクト『そんなこといってもね〜ここは軍隊じゃないですからね〜CGSの子供達はちゃんとエルシャンクの修理を手伝っているじゃない。それにエンジェル隊はフォルテの紋章機ですらお釈迦になっちまったからやることないし、すぐそばに敵がいるわけではないです。緊張感なんか持ったら逆にストレスになるだけだ。だったら今のうちに体と心を休めておく、それが一番。』

 

ジャック『そうするしかありませんよ、今回はこいつの緊張感の無さは見習うべきです。』

 

たまにタクトの意見にジャックがフォローを入れる。

今回はフォローを入れたのは正解だったな。

 

ロミナ『イルボラ、それでいいのです。』

空気を

 

イルボラ『わ、わかりました…それでは失礼する。』

そういうとイライラしながらイルボラはブリッジから出ていった。

 

タクト『ふーっ、にしてもサイバトロンかー味方になってくれたら頼もしいなぁ。』

 

レスター『そうだな、ザール星間帝国を相手にするにはそれくらい必要だというのはわかる。だが、まずは民間人ののび太達を返すためにも並行世界の地球に行くだろ。』

 

ジャック『だが、そんなに結論を忙しせるのはなあ…本人達の意志も考えると…』

 

タクト『よーし、こうしよう。3日間のび太達の世界に待機して大丈夫かどうかちゃんと調べることにする。他のメンバーには休みを取るようにしておく。ただし、安全のために1日目は俺、2日目はレスター、3日目はジャックに残ってもらう。』

 

レスター『おいおい待て待て、ジャックはグレートに変身出来るが俺やお前はどうするんだ。怪しい奴がいても戦えないぞ、それに並行世界に行くにしてもこの船は使えないんじゃないのか。』

 

ジャック『移動についてはシフトスライドを使えばこの船ごと並行世界移動が出来るんだ。この船はドラえもんの道具で隠しておけばいいから動かす必要はない。』

 

タクト『警備についても正確に言うとこの船に残るわけではない。この船をどんぶら粉という道具で土の中に隠しておく、この機動艦の沈んだ周りで待機しているだけだ。警備についてはエンジェル隊と少年兵とビスマルクチームに日にちごとに分布しておく、まず1日目はランファとヴァニラ、2日目がフォルテとミルフィーユ、3日目がミントだ。そして少年兵は…1日目にタカキ、シノ、2日目に昭弘、ユージン、3日目にビスケット、三日月だ。ビスマルクチームは1日目にビル、2日目は進児とマリアン、3日目はリチャードだ。他はみんな自由だ、それで問題はないだろう。』

 

レスター『そうだな…それが一番か、ならこのことはお前の口からあいつらに伝えてこい。俺は休ませてもらう、ジャックここは任せたぞ。』

 

ジャック『任せといてくれ、といっても暇だけどね。』

 

タクト『それじゃあ…館内に通達しよう。マナ!船に放送を。』

 

マナ『繋がりました!』

 

タクトはマイクを取り放送を始めた。

 

タクト『えー!これから俺たちは、のび太達の世界に戻り三日間ほど留まる。ただし警備の都合上三日間の間数名は交代で警備を行うことになっている。オルガ・イツカ、エンジェル隊、ビスマルクチームは今すぐブリッジに向かうように。』

 

俺は他のことを奴に任せて部屋に戻った。

 

ー自室ー

俺はどうしても気になったことがあり、のび太たちから貰ったデータを調べていた。

そう、彼らの世界の軍隊に興味が湧き調べることにした。

 

レスター『なになに…1975年に黒十字軍が現れた。そして、秘密戦隊ゴレンジャーが作られた。それ以降も度々敵が現れ、その敵に合わせた3〜5人の特殊スーツを着て、悪に立ち向かう若者達がいた。それをスーパー戦隊と呼んだか…それを作ったのが大神一郎、華撃団隊長』

 

俺はスーパー戦隊のことを気にしつつも仮眠をとることにした。


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