第3次スーパーロボットα外伝〜仕組まれた滅亡〜 作:リバーサクラモード本格的だよ
このままだと…デカレンジャーとオーブの放送に間に合わない…
ークロノ世界ー
ー火星ー
ー機動艦ー
ーブリッジー
謎の二体のガンダムフレームによって連れ去られた王女ロミナ、その彼女のことを説明するべくビスマルクチームと折紙型戦艦エルシャンクの乗組員イルボラが俺たちの機動艦に入って来た。
ブリッジにてトランスバールの代表者は俺、レスター、ジャック、CGSの代表者はオルガ、ユージン、他のメンバーは自由にさせている。
まさか自由とは言ったけどミルフィーとランファは旅行に行ってるし…まあ、暇だからと俺は行かせたがレスターはカンカンだった。
だけどもジャックが撫だめて冷静になってから、この会議に参加した。
タクト『さあてと…まずは君達は…メソポタミアプロジェクトに移住したロミナ星からザールのザ・ブーム部隊に襲われて逃げてきたようですね。』
イルボラ『はい、我々はクロノ クエイクの後、逃げるようにメソポタミアプロジェクトの通りに別の惑星に移りすみました。それからは艦長ロミナを中心に発展を続けてきました。』
レスター『9年前には同じようにメソポタミアプロジェクトで移住した他の星の人類との交流も行っていた。だが…』
イルボラ『8年前のダビッド事件…怨霊シラアニ…彼等は怨み晴らしという名目の元我々を襲い多数の犠牲を出しながらも怨霊シラアニを追い払うことに成功しました。』
ジャック『そしてその後にはこのダビッド事件を踏まえてラドリオ星は他の星との交流を止めてしまった。更には軍隊も出来て他の国からの侵略に対抗する手段は出来ていたはずと聞いていたが…』
イルボラ『そのはずでした…ですが、我がラドリオ星の軍隊はほぼアネックス皇帝率いるザ・ブームの息のかかったものばかりだったのです。内部から侵略されてしまい…我がラドリオ星が制圧されるのに時間はかかりませんでした。ですが、皇帝陛下はこのエルシャンクに姫を守りながら連れて地球に向かえと言っていました。』
進児『俺たちビスマルクチームは逃げてきていたロミナ姫を救うべく…ギャラルホルンの独立部隊としての権限を生かして火星に行ったが…』
レスター『そこで俺たちトランスバール、ギャラルホルン、CGS、化け物の戦闘に巻き込まれた。』
ビル『その戦闘であんたらトランスバールはギャラルホルンとの縁を切った、そして俺たちが襲ってくると思った。』
ユージン『当たり前だろ、いくらつい最近出来たチームだとはいえギャラルホルンはギャラルホルンだ。警戒するに決まってんだろ!』
タクト『だけど、君達はギャラルホルンとはいえ独立部隊の権限が与えられている…だからギャラルホルンとも繋がっているザールとも敵対している…俺たちとの協力も可能か…だが、そちらのマリアンって子はギャラルホルンのセブンスターズの親族だろ、そこらへんは大丈夫なの?』
マリアン『別に〜それにどちらかというギャラルホルンのファリド家とザールが繋がっているってだけよ。』
リチャード『一応間接的にはザールと繋がっているデスガリアンとも繋がっている。デスガリアンと繋がりを持っておかなければならないんだ…』
オルガ『…ブラッドゲームの対象から人類を外すため…』
進児『そう、かつて厄祭戦後…現れた根源的破滅招来隊が近い将来、再び地球に現れたと予測していたんだ…そのためにはメソポタミアプロジェクトにより宇宙に散らばった人類同士が手を組む必要がある。』
レスター『デスガリアンはブラッドゲームをしている時は…邪魔するものは誰であろうと許さない…だからお前たちはザールからデスガリアンと繋がりブラッドゲームをさせようとしたのか。』
ビル『ところがそう上手くはいきませんでしたとさ、ザールとデスガリアンの奴等腐りきった地球に対する興味を捨てて別世界に行ったんだよ、根源的破滅招来隊もそれに続くようについて行ったのはラッキーだったけどさ、ゴーデスの細胞もその世界に行ったようだぜ。』
ジャック『並行世界…考えられるとすれば俺たちのところに来た少年たちの世界、パドックさんの世界、もしくはそのどちらでもない世界か…調べる方法はあるのかい?』
リチャード『あります。いくら同じように見えても並行世界の人間には違いがあります。それぞれの世界ごとに人間の細胞には微妙な違いがあります。DNAを取り出して調べればどこの世界出身かわかります。』
進児『俺たちはエルシャンク内に突入してきたガンダムフレームのパイロットと戦い、そのパイロットの血を回収することに成功しました。』
レスター『その血を調べればどこの世界の人間かわかるか…だが、どこの世界出身かわかったところで我々には並行世界へ移動する能力はない、エルシャンクやビスマルクにはそんな機能はあるのか?』
イルボラ『そんな機能はどちらとも持っていない、ガンダムフレームにはそんなことは不可能なのか?』
オルガ『そんな機能はない、トランスバールのロストテクノロジーは使えねぇのか?』
ジャック『白き月のロストテクノロジーをトランスバール星で調べられれば別だが…今、トランスバール星はザールのベーダー一族により、最悪の環境汚染を起こされ白き月は外からは侵入出来ないようになっている。残念ながらここにあるデータだけじゃ無理だ。紋章機も使えない。』
ユージン『打つ手なしかよ!』
皆が頭を抱えていた。
そりゃあそうだ。
姫を救うにもザールを倒すにも並行世界に行く必要がある。
行く方法があれば…
カツカツカツ
誰かが扉を開けて入ってきた。
並行世界から来たカンナさんが入ってきた。
カンナ『あるぜ。』
そういうとカンナさんはミニカーを右手に持ち俺たちに見せた。
リチャード『お嬢さん、そんなおもちゃでどうしろというんだ。』
カンナ『こいつは玩具じゃねぇ、シフトスライドっていうんだ、こいつを右に動かして行きたい世界のことを思い浮かべて使えば行きたい並行世界を自由に移動できる。現にあたいは他の世界からドラえもんたちがいた世界に渡った、あたいの体の細胞を調べればわかるぜ。』
レスター『…どうしてお前はドラえもんの世界に来たんだ…目的はなんだ。言っておくが俺は慎重深い男でな、まだお前のことは完全には信用していない。』
そう、俺は人を簡単に信じるが…
逆にレスターは簡単に人を信じない。
俺はどうも人を信じてしまうたちで
レスターは逆に中々人を信じられない。
どっちが間違っているとかははっきりとはわからない。
どちらとも必要なんだよね。
まあ、特にレスターに限ると
左目の眼帯のこともあるしな…
ジャック『とりあえずカンナさんの言う通りにしてみよう。今は手段がそれしかない以上、やってみる価値はある。ところでどこの世界から行ってみるべきか…』
タクト『兄さんの世界に行ってみるべきだな、俺自身その世界に行ったことあるし、多少なりともその世界の知識は持っているからまったく知らない世界に行くよりはいいだろう。』
イルボラ『姫様のことは心配だが…手掛かりがない以上手当たり次第調べるしかない。』
マリアン『案外簡単に見つかるかもしれませんよ。』
ユージン『まあ、知らない世界よりかは知っている世界だ。で、俺たちCGSはどうすればいい?契約を結んだとはいえ俺たちのモビルワーカーは土木作業用だ、さすがにギャラルホルンのモビルスーツや人型機械の相手はきついぜ。』
オルガ『…確かギャラルホルンのあのクランクとかが持っていたあのグレイズを俺たち用に回収して使えばいい。ミカもガンダムを使える。だが、俺たちには船はない…タクトさんよぉ、あんたんところの船に乗せてくれねぇか?俺たちなら紋章機はさすがに無理だが他の機体の多少の整備くらいなら出来るぜ、ビスマルクやあのロボットたちが必要になる時はくるからな。』
タクト『いいよ、準備が出来たらレスターのところに来てくれ、会議は終わりだ。俺は旅行に行ったミルフィーユとランファを連れ戻してくる。』
レスター『お、おい!待てタクト!その前に聞いてとけ、桐島カンナ!お前の言うシフトスライドのことだが…使うにしてもテストをする必要がある。俺がお前と一緒にパドック
さんの世界に行く!』
タクト『じゃあさあ、その世界のカレンダーかなんかを買って来てよ。それが駄目だったら俺たちの世界にはない何かの写真を撮ってきてくれよ。』
オルガ『じゃあ、会議はこれで終わりだ。とりあえず身支度だけはさせておく、ユージン!行くぞ。』
イルボラ『私はジョウたちと話しをしてくる。』
ジャック『こっちについては俺とレスターでなんとかしておくからミルフィーユとランファを頼んだぞ。』
タクト『ああ!よっし!待っててね〜ミルフィー!ランファー!フゥ〜!』
俺はスキップをしながら部屋を出て行った。
ー99年世界ー
ここは、タクトたちがいた世界でも向かおうとしている世界ではないドラえもんたちがいた世界に何かが起ころうとしていた。
??『アメリカに謎のロボット軍団が石油場を襲っているか…奴等とは違うのか…急ぐ必要があるな、アローン、フェストゥム…そしてバラノイア…彼等に対抗するには必要な戦士たちを'超力'と'電子'を受け継ぐ戦士たちが…』
??『三浦参謀長!ついに来たのですね!』
三浦『覚悟しろよ吾郎!今日から君は超力戦隊オーレンジャーのリーダーオーレッドだ!』
吾郎『はい!星野吾郎ただいまよりオーレンジャーのオーレッドとして頑張りたいです。』
三浦『頼むぞ、もうすぐ5人の若者が選ばれて出来る電子戦隊デンジマンの指導もお前の役目だ、任せるぞ!』
吾郎『はい!』
そういって星野吾郎は部屋から出ていった。
三浦『…大神司令…あなたも動いているんですね。』
ユージン・セブンスターク
CGSの少年メンバーの中でオルガがリーダーでユージンが副リーダーのような役割を担っている。
オルガの考えに対して反論する時もあるが心のそこから信頼している。