第3次スーパーロボットα外伝〜仕組まれた滅亡〜   作:リバーサクラモード本格的だよ

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いやぁ〜サクラ大戦コラボ…素晴らしい。どうぞ、


二機のガンダムフレーム

 

ークロノ世界ー

ー火星ー

ー機動艦ー

俺は折紙型戦艦に侵入した兄さんとの通信に障害が起こり連絡が出来なくなっていた。

 

タクト『おい、兄さん!返事をしろ!兄さん!ムナ!何やってる!』

 

ムナ『通信不能!謎の通信障害が起こっています。OSや基本システムに異常はみられません。ウイルスなどが入り込んだ形跡もありません!』

通信兵のムナが必死にパソコンを叩き続けるが今だに通信は回復しない。

いったい何があった。

モニターすら確認出来なくて外の様子も見れなかった。

 

タクト『モニターや通信障害以外なら平気だったな、フォルテに無理をさせるのは限界だな…外に迂闊に出たら敵がそこら中にいるかもしれん…となるとジャックか…』

ジャックならウルトラマングレートという巨人に変身することで多少の敵なら相手に出来る。

外に出るにしても外の様子がわからない以上どうしようもない。

そんな危険な場所にCGSのモビルワーカーなんて出せない。

かと言って今、ガンダムのパイロットが回復していないかもしれない…

ドラえもんの道具にあるとも…

となるとやはりジャックだな…

 

レスター『しかしさっきジャックは戦って来たばかりだぞ!だが…今はそれしか方法がないな…』

 

タクト『ジャック!もう一度グレートになれるか!』

俺はブリッジに帰って来たばかりのジャックに頼んだ。

 

ジャック『問題はない!しかし、外に出た瞬間敵に襲われたら…俺はグレートに変身するには10秒はかかるぞ。』

そうだ、変身するまでの時間があった。

敵にスナイパーがいないとは断言出来ない…

俺はザールに喧嘩を売った以上臆病にならなきゃあならない…

常に最悪なことを考え、臆病に生き延びる道を探る…

土を食べて泥水をすする覚悟はある…

だが…どうする…

ドラえもん君の道具に頼ってみるか…

 

タクト『一か八かドラえもんに何かないか聞いてくる!レスター!ここを頼む!何かあったら俺に走って連絡に来い!』

俺はすぐさまブリッジを出てドラえもん君の元に走りこんだ。

 

ー会議室ー

タクト『確かここで映画を見ているとか言っていたな…』

俺は巨大なモニターがある会議室で映画を見ていると聞いた。

さっきフォルテと話しをしていてわかった。

俺は大人気なくゼェゼェと息をするまで走りまくった。

 

タクト『おーい!ここにドラ…』

俺は会議室の扉を開けた。

すると大音量の音が聞こえてきた。

 

さりげーなく!かっこーよく!

 

タクト『な、何やってんの…』

真っ暗な会議室のモニターを広げて皆でお菓子を食べながら大音量でアニメを見ていたようだ。

床に寝そべったりしてまさしくぐうたらしていた。

作戦については伝えていなかった。

フォルテ以外のエンジェル隊は出撃出来ないしモビルワーカーも戦力にはならない。

確かに自由行動だったけどさぁ…

知らないとはいえこんなこと…

羨ましい…俺も…

じゃないないない!

 

タカキ『あっ、タクトさん。何やってんすか?もう戦闘終わりました?こっちもこれからアニメ見るところなんですよ。今までウルトラQ見てたんすけどね。一緒に見ます?』

 

タクト『それじゃっ…って!お、おい!それよりもドラえもん!君の道具で姿を隠すものとかないかい…ないとは思うけど…』

 

ドラえもん『ありますよーはい、透明マント、これを被ると姿は見えなくなりますよー。』

ドラえもんは半透明の布を渡した。

 

タクト『悪いね!それじゃっ!』

俺はすぐさまブリッジに向かった。

 

ミルフィーユ『何あせってるんですかね…』

 

蘭花『ほっときゃあいいわよ、私たちは何にも出来ないんだから。』

 

シノ『そうそう、本当にやばかったら警報が鳴るわけだし、しばらく楽しもうぜ。』

 

レックス『そんなもんですかね。』

 

リュウタ『いいじゃんかよ、父さんだってのび太が持っていた恐竜の卵につきっきりだし。』

 

ミント『そうですわよ、休めるうちは休んでおかないと大変ですわよ。私たちにはこれから何があってもおかしくはありませんからね、もしもの時はお願い致しますわね、カンナさん。』

 

カンナ『なななななんのことかねー、あっはははは』

(不味いぜ…なんでバレてんだぁ?確かにあたいは光武持ってるけど、ほとんど使いものにならないほどボロボロなんだよなー。)

そんなたわいもない会話をタクトが見えなくなっても続けていた。

 

ーブリッジー

俺はすぐさまブリッジにつき、ジャックに透明マントを渡した。

 

タクト『はぁ…ジャック、このマントを被れば姿が透明になる…すぐに被って格納庫から出てウルトラマングレートになっといてくれよ。危なくなったらすぐに帰ってこい。』

ジャックはタクトの手にあったマントを被り格納庫へと走っていった。

 

一方、その頃通信が繋がっていないギガアスターは…

 

パドック『お、おい!タクト!くそっ!やっぱり繋がらねぇなぁ、あと少しなんだが。』

 

俺はなんとか背中に何発か食いながらも逃げようと必死になっていた。

左手に三人の子供達がいたために本気で走らせなかった。

 

ジョウ『ったく、いったいどこから狙撃してきやがるってんだ!』

それさえわかればなぁ…

でもレーダーが使えないことには…

手に入る三人も双眼鏡で探してるものの未だにみつからなかったが…

レニーが何かに気付いた。

 

レニー『ねっ!ねぇ!あそこ見て!エルシャンクにガンダムフレームがある!』

何!ガンダムだって!

 

マイク『え、え!あ、本当だ!ありゃあガンダムだ!でも、CGSのでも…AGEシステムのガンダムでもない!厄祭戦時代のガンダムフレームかなぁ…後ろから花火出してるなぁ…』

ガンダムフレーム…

そいつの仲間か…

エルシャンクにくっついて何をしているんだ…

 

エルシャンクに取り付いたオレンジのガンダムフレームの一機はそのまま戦闘機に姿を変えてそのまま上空に飛んでいった。

 

マイク『せ、戦闘機に変形するガンダムフレームなんてあんだな…』

 

レニー『ん、他にもいるわよ!あの緑色のガンダム!狙撃銃を持っているわ!それに後ろから緑色の花火出してる!』

狙撃銃!そいつがさっき撃ってきたのか…

そのガンダムフレームが俺を…

にしてもあんな距離から…

 

その距離とは双眼鏡で見てやっと人がいるかどうかわかる距離で…

いくら俺の機体がデカイとはいえ、俺の背中に一発も外さずに当てるとは…

相当腕の立つスナイパーなんだろう…

そんなことを考えていると…

 

グレート『あ、パドックさん!大丈夫ですか?』

機動艦からウルトラマングレートが現れた。

どうやら俺のことが心配になって現れたらしい。

 

パドック『いや、なんとかな、敵はほら上空にいるあの二機のガンダムフレームだ。ギャラルホルンのマークもなかったし、宇宙海賊だと思う。』

 

グレート『となると…バルバンか、アジート一家がガンダムフレームを持っているとか…』

 

ジョウ『お、おい!やばいぞ、あのオレンジの戦闘機のガンダムのコックピットに姫さんが乗ってるぞ!』

なんだと!

双眼鏡でずっと戦闘機を見ていたジョウがそういったから信用性は高い!

モニターが死んでいたため確認出来なかったが多分そうだろう。

 

グレート『彼女はいったい?』

 

レニー『あれはエルシャンクに乗っていたお姫様!』

 

グレート『エルシャンク…ああ、あの折紙型戦艦の名前か…それにお姫様とは…』

色々とややこしなってきた…

 

ギューン!!

 

!何か来る!ふと横を見るとそこには超光速でロボットが飛んできた!

 

グレート『ビスマルク!』

 

マイク『ギャ、ギャラルホルンだぁー!』

しまった!ガンダムフレームに夢中になっていて気付かなかった!

レーダーも使えなかったのに…

俺たちは構えた。だが、ビスマルクは頭に白旗を掲げていた。

 

進児『トランスバール…こちらビスマルクチームだ、戦闘の意思はない。話しをつけてくれ。』

通信が入ってきた…どうやら通信機器が回復したらしい。

あのガンダムフレームが見えなくなると同時に通信が回復したようだ。

どうやらあの二機のガンダムフレームが何かしていたらしい…

戦闘の意思がない…

白旗を掲げているから…

 

グレート『わかった、話しを聞こう。』

俺たちはゆっくりと機動艦に入っていった。

 

 

 

 

 

 

 





次回予告

ミルフィーユ『らんらららーん。』

蘭花『あらぁ、ミルフィー、どうしたのそんなに機嫌良さそうにしてー。』

ミルフィーユ『実はねぇ、私当たっちゃったのよー、旅行券二枚!』

蘭花『いつものことでしょ、旅行なんてすぐくじ引けば出るじゃない。』

ミルフィーユ『違うよぉ〜今回は旅館のタダ券が当たっの、二枚当たったんだけど…蘭花一緒に行く?』

蘭花『あんたねぇ、さっき会議室でドキドキ!プリキュアにウルトラQと少女革命ウテナ一気観終わったばっかなのにのんびりしていられるわね。』

ミルフィーユ『いいじゃんか、どうせ私たち中々出番ないじゃない!フォルテさんばっかり出番あって〜もしかしたら今回フォルテさんルートだから私たち空気かも!』

蘭花『そ、そんなぁ〜確かにまだ私たちなんにも活躍出来てないじゃない!こうなったらミルフィー!私たちでその旅館のレポーターをやるの!そうすれば私たちの出番が増えるかもしれないわ!』

ミルフィーユ『じゃあ、タクトさんに言ってくるねー、ドラえもん君にどこでもドア借りていこっかー。』

というわけで、特別編旅館リポーター編!
作者のやる気が出たら書きます!
よろしくお願いします!



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