第3次スーパーロボットα外伝〜仕組まれた滅亡〜   作:リバーサクラモード本格的だよ

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アギラ『みなさん、あけましておめでとうございます、アギラと申します。』

ウィンダム『あけましておめでとうございます、みなさん、ウィンダムです。』

ミクラス『はーい!みんなー!あけおめーことよろー!ミクラスだよー!』

ウィンダム『なんで私達がこのような形であいさつを行なったのには理由があります。この作品に私達が出させてもらうんですがなかなか出すタイミングがわからない。ネタの構想が難しく、作者も多忙でギャラクシーエンジェルeternalloverをやりながら魔法少女まどか☆マギカと銀河漂流バイファムと仮面ライダー剣を見ていて原作知識が偏っているんですよ。』

アギラ『明らかなミス…』

ミクラス『そのせいで私達の出演タイミングがわからないんだって、バカでしょー!』

ウィンダム『というわけで急遽私達が新年の挨拶を務めさせていただきました。そして最後に海に散りし命は残念ながら2月頃に終了します。キャラはこの作品でも引き続いて出ますので、今年もよろしくお願いします。最後にアギラさんどうぞ。』

アギラ『毒チワワ』


誕生!携帯型ロボットギガアスター

ーPD600年ー

ー火星圏ー

ー機動艦内部ー

ー指令室ー

俺の名前はタクト・マイヤーズ、この機動艦の司令官だ。副司令のレスター、人事部代表のジャックと共にギャラルホルンの部隊と合流しようとしたんだが…まさかまさか並行世界から来たパドック・コーラサワー兄さんと出会って異星人の大群に襲われている。はあ…俺の人生…

 

レスター『おい!ジャック!あの前にいるのは紋章機なのか…三機いるみたいだが…』軽く絶望している俺と違いレスターとジャックはしっかりと状況を確認していた。たよりになるなあ…

 

ジャック『間違いない。俺は昔紋章機を見たことがあるんだ。確か…五機あったはずなんだけど。』科学者としてジャックは何回も紋章機を見たことが

 

レスター『そのうちの何機かがこんな辺境まで来るとは…やはりクーデターから命からがら逃げ出したみたいだな。』

このクーデターとは俺がいたトランスバール星のトランスバール皇国の反逆者エオニアがザールの将軍としてクーデターを起こし皇国にいた皇族が全滅して、民間人にも多数の犠牲者が出てトランスバール星はザールのものになってしまった。

 

ジャック『おい!通信兵!あの紋章機と話しは出来ないか?』

 

通信兵『はい!こちらトランスバール皇国火星圏中流艦隊!応答されたし!』

 

??????『えっ!やったあ!やっと味方と会えたー!』

 

タクト『紋章機のパイロット!大丈夫か?』

 

??????『あ、はい!大丈夫じゃないですよ〜』

 

タクト『ま、まあそうだね…でも、なんでここに…ギャラルホルンの救援が来てないのに…』

 

????『うるさいわね!とっとと助けないさよ!こんなか弱い女子を見捨てるなんて酷いわね!』

 

パドック『そうだぞ、タクト!ともかくまずは女の子を助けろ!それが男の性だ…』

 

タクト『わかっていますって!ともかく君達の所属と名前を教えてほしいんだけど…』俺は慌てる頭を落ち着かせて、軍人らしくした。

 

ミルフィーユ『はい!私はトランスバール皇国エンジェル隊所属!ミルフィーユ・桜葉少尉です。ピンク色の機体、紋章機1番機ラッキースターに乗っています。』

 

ランファ『同じくエンジェル隊所属蘭花・フランボワーズ少尉。赤色の機体、紋章機2番機カンフーファイターに乗っているわ。』

 

フォルテ『同じくエンジェル隊所属フォルテ・シュートレン中尉。紫色の機体、紋章機4番機ハッピートリガーに乗っている。援護を頼みたいんだが…』

 

タクト『いやそんなこと言っても…ここには戦力と呼べるものは何もないんだけど…モビルワーカーでさえないんだよ。』

ギャラルホルン側の信頼を得るためにそういう武器の類は一切持ってきてなかった。何かあってもギャラルホルンに任せればいいなんて無責任なことを上司から言われたんだ。はあ…

 

フォルテ『別にそんなもんあてにしてるわけじゃないよ、あんたに指揮を頼みたいんだ。』

 

タクト『指揮?いったいどういうことだ?』

 

ジャック『そうか、H.A.L.Oシステムとのリンクか!それならばなんとかなるな。』

 

タクト『へ、ヘローシステム?何それ?』

 

ジャック『発見されたロストテクノロジーを使った紋章機にしか使われていないシステムで操縦者の感情によって使われる紋章機をコントロールする重要なものなんだ。だけど、操縦者には操縦に専念しなければならない。そのために他のシステムに繋げて指揮をしてもらう。これにより紋章機のパイロットは操縦に専念出来て紋章機の力をフルに発揮するんだ。』

 

タクト『わかった!すぐさまH.A.L.Oシステムを繋げる!ジャック…時間はどれくらいかかる!?』

 

ジャック『すぐに出来るはずだ!データを送ってくれ俺が処理する!レスター!周りを警戒してくれ!お前の兄さんはどうした!?』

 

タクト『えっ!パ、パドック兄さん!どこいった!』

 

パドック『なんだ?叫ぶなよタクト。』

横を見るとパドック兄さんは天井に手を触れるべく何度もジャンプをしていた。こんなときによくそんなことが出来るなあ…

 

タクト『ちょっと兄さん…』

俺は兄さんを横目で見つつ前にある小さなモニターでH.A.L.Oシステムの使い方を見ていた。

 

タクト『ジャック!これで全部のデータはダウンロードしたか!?』

 

ジャック『ああタクト!これで完了だ!指揮能力に関してはお前はかなりの上手で、頼んだぜ司令官!レスター敵との距離と敵のタイプは?』

 

レスター『距離は800!敵のタイプはガイゾックのみ無人ロボット一体で、ヴェイガンはよく使われているモビルスーツタイプ…デスキュラが小型戦闘機三機…ベーダー一族が謎の不気味な怪物一体だ。紋章機三体でこいつらの相手はいくらなんでも大変じゃないか?』

 

ミルフィーユ『大丈夫です!と言いたいところなんですが…エネルギーが全然足りなくて…補給物資もそこにはないようですし…』

 

フォルテ『泣き声言ってんじゃないよミルフィー!やるっきゃないんだよ。たく…ここに来るまでいやというほど戦闘したからね…確かに疲れはかなりあるけどさ…』

 

ランファ『たく、あんたの運の悪さはなんというか凄いとしかいいようがないわよ!たく!ザールにだけ逃げていたらベーダー一族に見つかり、ヴェイガンのモビルスーツを誤射してガイゾックの無人ロボットに見つかって…ようやく見つけた味方もほぼなし…はぁ…』

ランファが強く溜息を吐いた…するとそれを見ていたパドックが急に前にあった椅子に座りモニターに顔を近づけて話し始めた。

 

パドック『お困りお困りお困りなんですね〜』

 

ランファ『わっ!な、何よあんた!』モニターにドンと映った顔に驚きランファは声を荒げる

 

パドック『こんなにも敵がいる〜こうなったらやるたぁ一つ!我がひいひいじいちゃんがプレゼントしてくれたロボットがポケットの中にあるんだよね!これだ!』

パドック兄さんはスボンの右のポケットを弄り上半身が赤、胸部分が紫、下半身が青、背面部分が緑のロボットを取り出しモニターに見せびらかした。明らかにそれはおも…ちゃ…

 

 

……

 

パドック兄さん……

 

パドック『どうだい?』

 

タクト『に、兄さん…それは何の冗談?』

 

ミルフィーユ『は、ははは』

おいおい初対面の女の子が苦笑いをしている…

 

パドック『安心しなさいよ!チェンジング!ビッキー!タイピングミーP!』

パドックはポケットから出したロボットの背面部分のボタンを押しロボットを上空に投げて、両腕を上にかがけた!すると投げたロボットは虹色に輝き始めた!

 

【タイピングミー!発動了解です。P!チェンジング、チェンジング!ピーピービー!】キュゥゥゥゥイーン!!

 

タクト『な、なんだこの音は!まるで虫歯の治療の時みたいな音だ!兄さん!こ、これは何なの!』

光続けるロボットとパドック兄さんを俺はなんとか見たが、とても視界が悪く見にくかった。

 

パドック『見てな!ワン!エー!BEGIN!』

するとパドック兄さんは消え去り光へは宇宙に向かった!そして光は収まった。

 

レスター『な、なんだったんだあの光は?…そ、そうだ!お前の兄さんはどうした?』

 

ジャック『レスター!タクト!モニターをよく見てみろ!あのロボットは』モニター前方には先程パドックが持っていたロボットがあった。あのロボットは巨大化するロボットであった。

 

タクト『!!に、兄さん!まさかさっきのロボットが巨大化したのか!』すると兄さんの機体から通信が入る。

 

パドック『どうだー!これが俺のひいひいじいちゃんからのプレゼント!巨大化携帯用ロボット《ギガアスター》だ!』

 

ジャック『普段…ポケットに入れて自分のロボットを持ち歩くなんてな…』まさしくその通りなんだよ…兄さんらしい。

 

ランファ『う、嘘ぉ!な、なんなのよあれは!説明しなさいよ!』紋章機のパイロットの中には慌てていたものもいた当たり前といえば当たり前なんだけど。

 

フォルテ『信用していいのかい?私達もこんなとこで訳のわからないやつと関わって死ぬのはごめんだからね。』

 

ミルフィーユ『味方ですよね、味方ですよね。』

 

パドック『もちろんだよ!俺は味方だ!この機体を使うのは4回目だから大丈夫だ!説明書なくしちゃったから半分の力くらいしか使えないけど。』よ、四回〜〜しかも説明書見ながらだってぇー!さ、さすが兄さんというべきか…

 

タクト『と、ともかくここでの戦力はとても助かります。H.A.L.Oシステムもわかった!頼むぞ、まずはミルフィーユ少尉はヴェイガン、ランファ少尉はザールの戦艦、フォルテ中尉はデスキュラ、残りのベーダー一族の怪物とガイゾックはパドック兄さんに任せます。作戦開始!』

 

通信兵『ちょっと待ってください!ザールの艦から通信が入っています!』

 

レスター『なんだと!すぐに繋げ!』すぐさま通信兵は通信を繋げてモニターに敵を映した。

 

カブト『ワッハッハ!私はザールの誇り高きカブト将軍!その艦の責任者は誰だ?話しをつけにきた。』

 

ジャック『なんだって!みなさん攻撃をいったんやめてください!そちらの用件はなんでしょうか?』

 

カブト『ほう貴様が責任者か話しがわかるじゃないか。』

 

ジャック『俺は責任者じゃない。この艦の責任者は横にいるタクトだ。』

 

カブト『その目のぼやけたようなやつが責任者とは…まあいい、話しとは簡単だ。その紋章機とそのパイロットを渡してくれればいい、ただそれだけだ。貴様らの命は見逃してやるわ!この世界の地球に用はないのだからな、懸命な判断をお勧めしてやるわ。』最後通告か…

 

ミルフィーユ『なら…そうしたほうが…』そんなもの答えは決まっている!

 

タクト『お断りだ!!ふざけたことを言うなこの虫の化け物め!女を盾に男が逃げるなんてありえない!全力でお前らを迎え撃つ!かかってこい!』

 

フォルテ『へぇ…根性あるじゃないか…』

 

ランファ『少しかっこいいじゃない…まあ元々私達はあんたに見捨てられても大丈夫なんだけどさ。』

 

ジャック『おい!タクト!』平和主義者のジャックはあまりの俺に態度に少し不機嫌そうだ。まあ、やるしかないのはジャックもわかっているはずだ。それをわかっているレスターがジャックの肩に手を置き

 

レスター『もうこうなったらタクトは無理だぞ曲がるわけがない、お前もこいつとは長い付き合いだからわかるだろ、諦めろ。』さすがレスターわかっているなあ。

 

ジャック『わかったよ…』少し不機嫌だが、諦めたようだ。

 

タクト『エンジェル隊のみんなこれから指揮をするから従ってくれ、兄さんはともかくその機体でなんとかしてください。まあ大丈夫でしょう。』

 

パドック『わかっているじゃないか!じゃあ行きますか!』そのまま全機敵に向かっていった。

 

????????『これが貴様の何回めなのかな…暁美ほむら…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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