第3次スーパーロボットα外伝〜仕組まれた滅亡〜   作:リバーサクラモード本格的だよ

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エヴァのポップコーンケース…ユニバーサルのやつ本当に高くて買うかどうか迷いますね。どうぞ、


信頼が力

 

ークロノ世界ー

ー火星ー

ー機動艦内部ー

今まさにザールの戦艦部隊が現れ戦いが始まろうとしていた。

 

タクト『さあてと…兄さん。今戦えるのは兄さんの機体だけなんだよ。残念ながらよーく調べた結果、エネルギー不足で空を飛べないため紋章機は出せない。つまり、こちら側の戦力は兄さんだけ、でもジャックがウルトラマングレートに変身してくれるから大丈夫だ。

CGSの出撃については禁じている。CGSのガンダムについては先程の戦闘でのパイロットへのダメージが強すぎたため、出撃出来ないんだ。

他のCGSのパイロットはモビルワーカーが破壊されてなかったり、相手がモビルスーツクラスなためにろくな戦闘が出来ないんだ。

一応、紋章機4番機のハッピートリガーはフォルテの狙撃テクニックと弾薬が充実しているため固定砲台として戦闘をしてもらうんだ。

だけど、防御面はかなり深刻なために後ろからのバックアップに専念してもらう。

もし攻撃が当たると爆発する危険があるから兄さんにはこの機動艦とハッピートリガーを守りながら戦ってくれない?』

まあ、兄さんの答えはわかるけど聞いておくか。

 

パドック『女の子たちを守る鉄壁の戦士となるんだろ?かっこいいじゃねぇか!さっすがぁ、よーく俺のことわかってるじゃん!』

やっぱり…

兄さんならそういうと思ったよ。

奥さんをたくさん持って子どもをたくさん育てたおかげで女の人と子どもにはすごい優しいんだよな。

まあ、男嫌いとかそういうのではないから結構人間的には尊敬出来るけど…

 

パドック『ああー麗しの姫君たちのためにも働かせてもらいますー。』

 

タクト『いつもの兄さんだなぁ…まあ、よろしく頼むよ。フォルテ!準備はいいかい?』 固定砲台として機動艦の前に配置したハッピートリガー、どこまでもつか…

 

フォルテ『任せときな、タクト!ひとつ聞いてもいいかい?あんたはどこにでもいるような腰抜けじゃないよな?もしあたしがピンチの時はどうするんだい?』

ピンチの時…どうするか…

 

1 すぐさま仲間に助けを求める

2 撤退命令を出す

3 そのままにしておく

4 本当に必要かどうか判断する

 

この4つのうちで考えるとすれば…

 

タクト『俺は本当に必要かどうかを判断してから撤退命令を出す。仲間の力を最後まで信じる。

フォルテ、君が俺のことを完全に信じていないのは態度でわかる。だけど俺は君のことと君の力を完全に信じている。

司令官として自分を信用してくれない相手に対してこんなに信用を寄せるなんて君のことだから俺のことを司令官失格と思うけど、俺はそれでも君を信用する。

ザールを打倒するなんていった俺を手土産に逃げてもいいよ。』

俺は思った通りのことをフォルテに伝えた。

 

フォルテ『…はっ…はははははっ!はははははははっ!あんた最高だよ!今まであったお偉いさんどもはザールから逃げてぺこぺこ従うだけの馬鹿どもばっかだったがあんたは違う!よ〜し!後方支援は任しといてくれ!頼むよ司令官…いや、タクト!』

タクト…俺をタクトと呼んでくれた。

いやいやではなく…命令としてではなく…

本当に信頼してくれて…

なんだ…なんだか急にやる気が湧いてきた!

そうか…兄さんがどうしてあんなに強いのかよくわかった!

こういう他の人からの信頼が!

俺や兄さんの場合は特に女の人からの信頼が力になるんだ!

よし…

 

タクト『レスター、相手の戦力のスキャン結果は出せたか!』

 

レスター『ああ!よしこれから敵を説明するぞ、相手はザールのみ…敵の種類は無人機が30機…こいつは少し前にザール星間帝国に入ったアネックス皇帝率いる”ザ・ブーム”が使っている機体だ。

武器は両手に持った鎌だ、基礎戦闘力は大したことないが数で攻めてくるのが厄介だ。更にこいつは増えていく、モニターに見ている分には30だが、次々と増えていくぞ、そこでこの無人機を相手にするよりも頭をとるべきだ。30機の後ろに巡洋艦タイプの船がある。これが指揮官だろう。

つまり、今回の作戦目的は敵旗艦の撃墜とする。この巡洋艦にはザールの司令官の一人が載っている。充分に注意しろよ!』

 

タクト『そうなると…旗艦を一点集中で叩いておくべきだな!フォルテ!君はザールの無人機を撃墜してくれ!君のハッピートリガーは実弾だからCGSで補給は完了しているが、エネルギーが不安定だから必殺技のストライクバーストは10発が限界だ。そして兄さん、ジャックいやここではウルトラマングレートとしておくよ、二人はザールの旗艦を叩いてくれ、ザコは極力相手にするな。大半の雑魚はフォルテに任せといてくれ!やれるだろう?』

 

フォルテ『当たり前じゃないか!パドック!グレート!大物はあんたらにあげるから周りの雑魚は全てよこしな!』

外にギガアスターが準備して出撃し、ジャックが外に出た。

ジャックはグレートに変身したらザッと見積もって4分しか活動出来ない。

そのためにまずはジャックの姿のまま外に出した。

俺が作戦指示を出したら変身するようにしておいた。

敵が目視で確認出来たら作戦開始だ!

 

ガァーッ!

敵が目視で見えた。

 

タクト『作戦開始!』

 

ジャック『………』

ジャックはグレートからもらったベータプラズマに祈りを込めるとウルトラマングレートとなるのだ!

 

パドック『一点集中…ならこいつか!チェンジング!ビッキー!タイピングミーT!』

【タイピングミー!発動了解です。T!チェンジング、チェンジング!テーテーデー!】キュゥゥゥゥイーン!!

ギガアスターが巨大化し、巨大なT字型の槍を取り出した。

 

パドック『今ギガアスターが使えるのはこのタイプT、Pと後から付けた鋼鉄製卒塔婆だけだが、やってやるさ!』

ギガアスターは背中のブースターを展開して、空を飛び前進しながら周りの雑魚を槍で突き刺しながら旗艦に突撃していった。

態勢を立て直そうとしている雑魚を地上からの狙撃により撃墜、少し遅れたジャックが別方向からの突撃により更に態勢は混乱した。

次々と増援は来るが問題なく倒していった。

 

フォルテ『よっし!これで48機撃墜!指揮官がいいと私もかなり楽が出来るね!』

 

グレート『よし、敵旗艦の撃墜に成功!』

 

パドック『ちっ!司令官は脱出ポッドで逃げだしたようだ。どうやら俺たちの姿を見た時点で逃げだしたらしい…』

グレートは変身解除し、ジャックの姿に戻った。時間切れらしい…

敵司令官は逃したが旗艦の撃墜は完了した…さあて…そろそろ来るかな…

 

通信兵『!タクト司令!敵司令官から通信が入ってます!』

 

タクト『普通回線で開いて!』

 

通信兵『了解!』

 

ほら来た!やはりザールでもこういうことするんだ…

負けたくせに威張ろうとして無駄な通信をしようとするやつ…

モニターに敵司令官の姿が見えた。

そいつの顔は昆虫のカマキリのようだった。

 

カブト『はっはっはっ!貴様まさかこの程度の数の部隊を倒したからといって勝った気になっているのか?だとしたらお前は本当に愚かだなぁ!このカブト将軍の相手ではなかったというわけだぁ!』

 

タクト『メガボーグを出さなかった…ザールの将軍が自分の自慢出来るロボットメガボーグを使わなかった…』

 

カブト『その通りだ!だから貴様らには手を抜いてやったのだ!私の誇るべきメガボーグが貴様のようなものに使ってもらえると思ったか!それでザールを壊滅させるなどと妄言が吐けたな、恥を知れ!』

 

タクト『またまたまたぁ、隠さなくても大丈夫ですよ〜』

 

カブト『な、何?!』

 

モニター越しでもわかるようにカブト将軍は焦っていた。

やっぱり…

 

タクト『あなたはメガボーグを使わなかったんじゃない、'持っていなかったし使えなかった'お前は俺たちにザールに入ったばかりのザ・ブームの無人機の練習相手に丁度いいと思ったから貴様らは本当は勝っていないんだと俺たちに思わせるため、でも本当はメガボーグなんて使えなかった。それは先の戦闘での作戦の失敗により、お前の将軍としての地位は揺らいでいてこのままだとザールの将軍としての顔が立たない。

そこでお前は新しく入ったザ・ブームの無人機を使い俺たちに向かって来た。もし、作戦に失敗してもザ・ブームのせいに出来るし、成功したら先程の戦闘の失敗がチャラになる。あと、もう一つ言っておくけど、あの折紙型戦艦に侵入しようとした無人機は全部あの赤い忍者ロボットがやっつけたみたいだから。』

そう、カブトは念のために地下から折紙型戦艦を攻めようとしたが、すぐさま謎の赤い忍者ロボットが倒してしまった。

あの戦艦を守るために戦ったんだな…

でも、ビスマルクは出ていなかった…

となるとザールとギャラルホルンは本当に協力しているんだな。

でも、一機戦艦に入っていったけど大丈夫だよな…

 

カブト『お、おのれえええ!このカブト将軍の名にかけて貴様を地獄に叩き落とす!貴様の名前をつげろ!』

 

タクト『俺はタクト・マイヤーズ、あなた達ザールを滅ぼす地獄の使者death。』

そう俺が告げるとカブトの脱出ポッドは宇宙へと飛んでいった。

 

この作戦は約5分で終了。

ふぅ…残りはあの戦艦だけか…

もういいかな…

 

タクト『よし!あの折紙型戦艦にコンタクトを取ってみる!兄さんはその場で待機、ジャック!お前をあの折紙型戦艦に向かってくれ、フォルテ!ジャックを守ってくれ。』

俺たちはあの折紙型戦艦とコンタクトを取ることにした。

 


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