第3次スーパーロボットα外伝〜仕組まれた滅亡〜   作:リバーサクラモード本格的だよ

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今日は早めに投稿しました。
まあ…土曜ですから早いです。どうぞ、


未知の出会い

 

ークロノ世界ー

ー火星ー

ーエルシャンク内部ー

ジョウ『ん…んん、ここは…』

 

俺の名はジョウ・マヤ、軍隊に入る試験を脱走したが、CGSとギャラルホルンの戦いに巻き込まれて妙なピンク色の鶴の折り紙のような戦艦に入り込み黄色のロボットに乗り込んで戦った。

そして俺は不思議な光に目を閉じた…

目がさめると俺はピンク色の戦艦にいた。

マイク『やっと起きたか兄貴。』

虚ろな目で俺が横を見ると俺の親友のマイクがいた。

 

レニー『ていうかここは一体どこなのよ、トランスバールの船?ギャラルホルンのものではないし…たく、ジョウを追いかけたらこんなことになるなんて。』

そしてマイクと同じく俺の親友のレニーがいた。

こいつらも俺と同じように状況がわかっていないのか…

まあ、とにかく歩いて見るしかないな。

 

俺はマイクとレニーを連れてこの戦艦を見て回ることにした。

 

ーエルシャンクブリッジー

俺たちはブリッジらしき場所まで歩いた。

すると…

 

サタ『彼等に協力をお願いするべきだと私は考えている。』

 

イルボラ『しかし彼等は戦いをしているのですよ?同じ人間同士で戦いをずっと続けている。』

 

ロミナ『ギャラルホルンと呼ばれる彼等につくか…トランスバールにつくか…それが問題になってきますね。このエルシャンクにはエネルギーがあまりありませんからね…』

 

三人集まり話しをしているなぁ…

ピンク色の長髪で、白いドレスを着て頭に冠を着けた女性が一人。

茶色の体色で犬の顔をしながらも直立している男性が一人。

赤髪に凛々しい顔立ちで鋭い目付きをした男性が一人。

この三人が話しをしている。

俺たちははしらの影からこっそりと会話を聞いてみることにした。

 

イルボラ『私はギャラルホルン側のビスマルクチームにつくべきだと思います。彼らならば我々の立場を理解して、保護してくれるからです。先程ロミナ姫、サタ殿もビスマルクチームと話しをしてわかったはずです。』

 

サタ『私もビスマルクチームと話しをして彼等が信用に足る人間だとは思う…だが、ギャラルホルンについては信用していない…』

 

イルボラ『様々な資料とさっきのガンダムとグレイズの戦闘の会話を聞く限りギャラルホルンは我々を襲ったザール星間帝国と繋がっているらしいな…しかしここは彼等と交渉をしてみるべきです!最悪我々の力を見せつけてギャラルホルンに脅迫を…』

 

ロミナ『いけません!そんなことをしたら私たちもザールと同じになってしまいます!それに私たちには戦力と呼ばれるようなものはございません。黒獅子を動かせる彼も我々に協力するのかわかりませんし、こうなったらビスマルクチームとともにトランスバール皇国に交渉をするしかありません。』

 

サタ『それが妥当かもしれん…ギャラルホルンの使いとはビスマルクチームは独立部隊だと聞いている。独立部隊ならではの権限がある…CGSだけならともかく…ガンダムやエンジェル隊との戦闘は避けたいはずだ。』

 

ロミナ『わかりました、サタ殿にはなんとしてでもアニマル星に送らなければなりません。”ニムゲ”がザールについた可能性も高いですからね。』

 

イルボラ『いまなお厄祭戦の傷は今なお癒えていないのか…』

 

サタ『しかし彼の言葉が嘘だとは思えないのだよ…トランスバールの船から聞こえてきたザール壊滅宣言…私は彼のような人物に会ってみたい。』

 

ザ、ザール!やっぱりあいつらザールに喧嘩売ったのかよ…で、でも俺たちにはどうしようも…とにかくこの船から脱出を…

俺たち三人はアイコンタクトしてここを脱け出そうとスタスタと歩き始めた。

ソロリソロリと歩いていた。

このままなら大丈夫だ…そんな風に余裕を持って歩いていたら…

 

ガタッ!!

 

イルボラ『誰だっ!』

 

マイク『やべっ!』

 

レニー『なにやってんのよマイク!』

マイクが側に落ちていた不思議な銃をおもいっきり蹴り飛ばして音を出してしまった。

 

ジョウ『逃げるぞ!格納庫に向かってあの妙なロボットを動かしてここを…そういえばここは確かエルシャンクと言ったな…エルシャンクに穴を開けて脱出する!』

俺たちはすぐさま走り出した。

格納庫にはあの黄色の機体があるはず!

 

ー格納庫ー

ジョウ『こ、ここだな格納庫は!よぉし!レニー、マイク!そこにある赤いのと青いのに乗り込みな!俺は黄色いのに乗り込む!』

 

格納庫にたどり着いた俺たちはそこに置いてあった俺がさっき乗ったライオンを模した顔の黄色の機体、鳥を模した顔の赤色の機体、龍を模した顔の青色の機体に俺、レニー、マイクは乗り込んだ。

 

ジョウ『お、おい!さっきは動いたのにどういうことだ!動きやがれ!』

俺はコックピットの中のそこら中のボタンを押しまくった。

だけども一向に動く気配は無かった。

 

マイク『あ、兄貴、全然こいつ動きやしないぜ!壊れてるんじゃあねぇか!』

 

レニー『こっちも全く動かないわ!』

 

なんでだよ!

くそったれ!こうなったら一か八か戦うか…

 

ドギャアン!!

 

近い場所で爆発した!

機体にはモニターがあるか動かずに外のことはわからなかったが、音だけで近い場所で爆発したのがわかった。

 

マイク『うわああっ!な、なんだなんだ!どこか爆発したのか!』

 

爆発した場所から穴が開いたのか…

爆発した場所から機体の歩く音が聞こえてきた。

CGSか…いや…

 

ジョウ『不安そうな声を出すな!ウアッ!』俺の黄色の機体が激しく揺れた。

どうやら爆発した場所から入ってきた敵が俺の機体を蹴り飛ばしたらしい。

 

ジョウ『やりやがったな!てめぇらなんかにやられるわけにはいかねぇんだよぉ!はあああっ!』

 

ウィーン!

 

モニターに映像が出た。どうやら赤いカマキリのような鎌を持ったロボットが見えた。コックピットの操縦桿が動き操縦桿を握った。

 

ジョウ『お、う、動くか!よっしゃあ行くぜ!』

俺は機体を動かしよくわからないまま操縦桿を握り、相手に立ち向かった。

 

 

 

 

 

 

 




登場人物

ジョウ・マヤ 16歳

地球生まれだったが、母親の死後父親に連れられコロニーMZ23、火星へと渡り住んでいる。
熱血漢で粗暴で暴力的で年上に対してもタメ口を聞いたり反抗したりしているが、美女に弱い。
火星にて軍人になることを反抗し、脱走してCGSへと逃げた。

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