第3次スーパーロボットα外伝〜仕組まれた滅亡〜   作:リバーサクラモード本格的だよ

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久しぶりに投稿でーす。
投稿出来なかった理由はサービス残業1時間30分ほど毎日したり、スパロボVやったりしていて全然進みませんでした。すみません!
そしてラストに海に散りし命最終章について書きました。
どうぞ、


謎解決の会食

 

ークロノ世界ー

ーPD600年ー

ー機動艦内部ー

ー食堂ー

ここでは、CGSを乗っ取った少年兵たちとトランスバール皇国の人達が会食を始めようとしていた。

 

タクト『そちら側の代表者オルガ・イツカといったかな…君達はこれから何をしていきたいのか?』

CGSのほぼ全員がドラえもんのひみつ道具の一つ簡単に地下室が作れるポップ地下室に集まった。

俺は艦の側に地下室を作らせて、そこを食堂にしてもらったのだった。

だけど後ろにいるみんなは腹が減りすぎて俺を殺意の目で見ている。

 

オルガ『CGSとして仕事をしていくさ…いや、今はそう名乗っているが後で変える予定ではいる。ところでギャラルホルンのビスマルクチームはどうした?』

戦闘後に現れた巨大ロボットビスマルクに乗るビスマルクチームのことを言っているのか…

 

タクト『彼らは謎の音が聞こえたときに折り紙戦艦に向かったよ。向こうは向こうで交渉している可能性もあるし、俺たちにしても無駄な力を使いたくないし戦闘する理由も特にはない。そこでこちらから会食に誘い敵意はない事を証明したかったんだよ。』

こっちは紋章機5機全部揃っているが全部使い物にならないという最悪な状況だ。

どうにかして戦力が対等であるとして、関係を友好にしないとな…

 

オルガ『なるほど…俺たちにとってもあのエンジェル隊と戦うにしても相当負担がかかる。だが、俺たちはさっき大人たちに反乱を起こしたんだ。それがどういう意味かわかっているのか…』

 

タクト『わかったうえで話しをしている。確かに君達は大人と協力したくない。そりゃあ話しだけしか知らないがCGSの奴等は君達を奴隷や弾除け、消耗品としてしか扱っていなかったんだろ。俺はそんなことは絶対にしない。だって君達は生きているじゃないか、その足で堂々と土を踏んで生きている人間だろ。それがおかしいから君達は反乱を起こしたんだろ、俺は違う。』

 

オルガ『トランスバールのお偉いさんはこんなこと聞いただけや知っているだけだろ、それで気持ちがわかるだあ?俺たちを舐めてんのか、そういうことなら俺たちは戦うぞ。同情されるのはムカつくんだよ!気持ちも理解できない奴が!俺たちだって好きでこんな生き方選んだわけじゃない!お前ら大人どもがくだらない戦争を続けたからだろうが!』

 

タクト『…確かに俺はトランスバールの貴族出身だ。でも、こちらの乗組員には君達と同じように苦しんでいきている奴等ばかりだ。地球周りの君達はギャラルホルンと火星の軍隊ヴェイガンの戦いに苦しみ、外宇宙ではザールやデスガリアンの支配に苦しんだ。ようは互いに苦しんでいる。強いものに支配されるのは辛い。そして何より大人は金や力や支配を求める。そんな大人に失望するのは当たり前だ、だけど俺はそういうのが一番嫌いだ!だから少しだけでも俺たちを信じてくれ、もし疑わしかったらすぐさま裏切ってくれて構わない。』

さて、どうくる…信じてくれるよ。

 

オルガ『わかった、あんたは他の大人と違って俺たちのことを評価しているんだな…よし、交渉成立だ。』

オルガは俺に手を差し出してくれた。

 

タクト『ありがとう、よろしく頼むよ。』

俺は差し出した手を握りしめた。

 

タクト『さあて!ようやく食事の時間だ!君達何か食べたいものはないかい?』

俺はCGSのメンバーから食事の要望を聞くことにした。

後ろにいるみんなからの要望より、こちらの方がいいだろう。

 

ユージン『何でもいいから早く持ってきてくんねぇかなぁ?こっちは腹減って仕方ないんだよ。』

何でもいいか、なら

 

タクト『おーい!じゃあ中華持ってきてー!』

俺は大声を出してドラえもんにグルメテーブルかけという道具を使わせて中華料理を出して持ってこさせた。

 

ドラえもん『はいはい皆さーん、どうぞー。』

大量の料理がテーブルに置かれていった。

彼らは驚いているようだ。

 

タクト『どうぞどうぞ召し上がって、毒なんて入ってないから安心してね〜』

彼らは目をキラキラさせながら料理を見ているが…やっぱりまだ疑っているな。

すると、一人の親父が飯を食べ始めた。

 

トド『じゃあいただこうぜぇ、まあ、トランスバールのお偉いさんとの関係のためにもな!な!これ美味いぞぉ!』

それに続くように他のメンバーも食べ始めた。

こちらのメンバーもガツガツ食べ始めたようだ…よかったぁ…ドラえもんのグルメテーブルかけがあって…

にしてもあの黒い髪の女の子はどこいったのかなあ?

ひとつこっちのメンバーに聞いてみるか…

俺は前にあった小さなスープを軽く飲み干して食べていたCGSのメンバーに話しかけた。

 

タクト『ねぇねぇ、君達さっきの戦闘の時にいたあのタコの化け物…いや、俺たちはあの化け物をゴーデスと呼んでいる。そのゴーデスの側に黒くて長い髪の女の子がいただろう。あの女の子について何か知らないかい?』

 

アキヒロ『知らん。』

 

シノ『知らねぇよ、ここで女っていったらアウラかこのあいだ来たクーデリアお嬢さんくらいだからな!ともかくこれ美味えなあ!腹が膨れるまでまだまだ食ってやるさ!おかわり!』

ははは…元気そうだな…

ん…そういえばアウラって子は知らないけど…クーデリア…

 

タクト『なぁ、もしかしてここに来ているクーデリアって…まさかクーデリア・藍那・バーンスタインのことなのかい。』

食事を一旦止めていた帽子をかぶった少年に質問した。

 

ビスケット『ええ、そうですけど。ほら、あそこであなたのメンバーと話しをしている金髪の人、あの人がクーデリアさんですよ。』

少年が指を指した先には剣竜と話しをしている金髪の少女を見た。

彼女がクーデリア・藍那・バーンスタインか…

話しを聞いてみるか…

俺は側にあったタンメンを持ってクーデリアという少女のもとに向かった。

 

剣竜『ええ、我々は偶然ここに来てしまったわけですが…ここでは火星などに人間が移り住んでいるために問題が起きている…我々の世界でも軽い紛争は起こっていますが…地球の環境が破壊されるレベルまでになるとは…』

 

クーデリア『600年前に起きた超災害クロノ・クエイク、300年前に起きた厄祭戦により地球環境は破壊されましたが、今、地球環境は少しづつですが再生しています。ですが、地球や至現エンジンのエネルギーをギャラルホルンが独占し、一部の地域では未だに環境汚染が人類の勝手な行動により解決していません。そちらの世界では宇宙からの侵略者などは存在していないのですか。』

側に来て見たらとても興味深い話しだったのでつい気になって話しかけるタイミングを見失ってしまったなぁ…

まあ…まだ聴いてみるか…

 

剣竜『我々の世界でも確か……U・A・O・Hという軍隊が出来たりしているのですが…よくはわかりません。噂によると謎のロボット軍団が攻めてくるとか…』

ロボット軍団…

もしかして…

俺は剣竜さんの横に座りある質問を聞いた。

 

タクト『それってこんなものでしたか?』

俺はミルフィーたちに会った最初の時にいたガイゾックのロボットを見せた。

 

剣竜『いやぁ…私も友人を通している噂を聞いているだけで詳しくは…』

 

タクト『ロボット軍団か…何かひっかかるなぁ…クーデリアさんあなたは何か知らないですか?』

 

クーデリア『よくはわかりません。ですが…妙な胸騒ぎはします。』

不安そうな表情を浮かべる彼女からは嘘をついている様子はなさそうだ。

俺はタンメンを食べ始めこれからのことを考えることにした。

 

ー99年世界ー

ーアメリカー

ー石油発掘場ー

ここではデストロン軍団とすみれが光武改に乗り込み戦っていた!

 

フレンジー『人間に俺たちを止められると思うなよ!ええいっ!』

フレンジーは両腕をハンマーに変えて地面を叩いて地震を起こした。

 

すみれ『ああっ…ええいっ!』

地震によってすみれは体制を崩しつつも薙刀でフレンジーのハンマーアームを斬りつけた。

フレンジーは右のハンマーアームを斬りつけられてバランスを崩してそのまま地面に倒れこんだ。

 

すみれ『ここは一気に!』

すみれがフレンジーに走りこんだ!

だが、すみれの機体は一瞬動きが止まった!

その僅かな隙をスタースクリームは見逃さなかった。

 

スタースクリーム『今だ!ナルビームを喰らいやがれ!』

スタースクリームは紫色のビームをすみれの機体に向けて放った。

このビームには人間を気絶させる力もあるためすみれはこのビームを受けてしまい気絶してしまった。

 

フレンジー『こ、この人間がぁ!機体から引きずりだして八つ裂きにしてやろぉぜ!』

 

スタースクリーム『まあまあ待て待て、お前はメガトロン様のためにこの石油を集めてエネルゴンキューブに変えてろ!』

 

フレンジー『わかったよ、仕方ねぇな、お前はどうするんだ。』

 

スタースクリーム『俺はこの女にようがあるんでな、ほらさっさとしろ!』

フレンジーはスタースクリームに言われるまま作業に取り掛かるため石油タンクの上部に向かった。

そしてスタースクリームはすみれを光武改からだした。

 

スタースクリーム『さぁてと…これで邪魔者はいなくなった…出てきていいぜ新井島素子お前の中にある怪獣の魂でこいつの脳にある記憶から時間移動をしろ!お前なら出来るだろう?』

木の影からフレンジーの姿が見えなくなると同時に身長が165cmの女の子が出てきた。

不思議な格好をしていた!

 

新井『わ、私には世界を移動する力はないです…』

その女の子の格好は背中にカタツムリのような殻をつけてオドオドしていた。

だがそんな様子を見たスタースクリームは彼女を蹴り飛ばした。

 

スタースクリーム『俺様の脳波コントロール機があれば人の記憶から移動が出来るんだよ!おい!お前助けたいんだろう…Suleikaをだったら俺に従ってりゃいいんだよ!』

(バスコと華撃団、IS学園の戦いの場に俺が行けば…)

 

新井『はい…』

女の子がすみれの頭に手を置くと周りが光に包まれた。

 

スタースクリーム『待っていろよ!華撃団!そしてIS学園…総てのガンダムを俺が手に入れてやるぜ!新破壊大帝スタースクリーム様に任せな!』

 

 

 

 

 





次回予告

スタースクリーム『さあてと海に散りし命最終章オウストラル島編の主役はこの俺様!新破壊大帝スタースクリームだぜ!見てろよメガトロン!いつまでもデストロン軍団のリーダーでいられると思うなよ!この戦いで俺はガンダムを手に入れてやる!必ず貴様をリーダーの地位から引きずりおろしてやるぜ!デストロン軍団のニューリーダースタースクリーム様がなぁ!はっはっはっ!』

海に散りし命 最終章 オウストラル島編

協力作品提供者様 エックス2
協力作品 リリカルソニック・ストラトス

近日公開予定 お楽しみに〜

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