第3次スーパーロボットα外伝〜仕組まれた滅亡〜   作:リバーサクラモード本格的だよ

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今回はなんとオリジナルアームズが出まーす!
ちなみに海に散りし命まったく進んでおりません!
2月中に終わらせる自信がおっそろしいぐらいないんです!


歴史が始まる

 

ー99年世界ー

ー裏山ー

ー光明寺研究所ー

隕石の落下に続くかのように研究所の周りは燃え盛り山は火の海に包まれていた。

そしてこの研究所には光明寺博士という高齢の教授が研究を続けていた。

それを知っていた二人の少年のび太とリュウタは博士とのび太は火の海へと入っていった一人の少女リルルを救うために向かった。

それを追うようにドラえもんとマルムはどこでもドアでのび太たちのもとに向かった。

 

ドラえもん『のび太くーん!ああっ!』

僕はどこでもドアから出て裏山の周りを見ると山一面燃え盛っていてとても危険であった。

だけど僕の秘密道具ならば完全に刃向かうのは無理だけどとりあえず火をなんとかすることなら出来そうだ。

僕は秘密道具のカチンコチンライトを取り出した。

このカチンコチンライトは煙などを固形物にする光を出すことが出来るんだ。

その道具を使い僕は周りの炎と煙を固めて固形物とした。

 

ドラえもん『僕が固めるからマルムちゃん、シャベルを使って光明寺研究所の道通りに固めたやつを削っていって近くの川に捨ててくれ、避難経路を確保するんだ。だけどこのカチンコチンライトによって固められるのは精々数分だけなんだ。のび太くんたちを助けたらすぐに逃げるんだ。』

これが一番いいんだ。

この火事が人為的だろうが自然的だろうと…僕の秘密道具では限界があるんだ。

なんとかしてやりたいんだけどね…

 

そんなことを考えつつも僕はカチンコチンライトで、光明寺研究所の道通りの周りの火事や煙を固めていった。

そしてマルムちゃんもしっかりと固めてものたちを砕いて川へと捨てていった。

 

マルム『!そういえばお天気ボックスは使えなかったっけ!』

 

あ…

 

ドラえもん『そうだったー!しまったー!なんでこんな簡単なことに気付かなかったんだー!僕のバカバカバカ!』

僕は思いっきり頭を地面にぶつけた。

あ〜またやっちゃったよー

 

マルム『もう、頭ぶつけるより早くそれ出してよー!』

 

ドラえもん『そ、そうだね。お天気ボックス!洪水!』

お天気ボックスとは自由自在にお天気を専用のカードで調節出来る秘密道具で、僕は新作の洪水カードを入れて裏山の周りに洪水を起こして炎を消した。

さあてと…これから…のび太くんとリュウタの探索かー二人合流していてくれよ。

 

ー光明寺研究所前ー

リュウタ『あ、雨だー!すげえ雨が降ったぞー、火事がやんだぜ、よっしゃー!』

俺はリュウタ。この研究所に住む光明寺さんとリルルという少女を助けるために来たんだけどね…全然何も出来なかったなあ。

 

のび太『ドラえもんのお天気ボックスだー、やったあ!ところで光明寺さんは?』

側にいる眼鏡をかけているのは同じクラスののび太だ。

たく、呑気だなあ…

まあ、ドラえもんのおかげでなんとかなったみたいだけどな。

 

リュウタ『いないよなあ…にしてもこれなんだと思う?』

俺は見つけた小さな雷の模様が入った石板をのび太に見せた。

 

のび太『う〜ん、なんでこんな雷の模様が…もしかしてこれって未来からドラえもんが持って来たものとか?他に何かないの?』

ドラえもんが未来から…

それはないと思うんだけどなぁ…

 

リュウタ『そういや一緒にカードが二枚あったなあ…このカードと石板で何か出来ないかなぁ…』

俺は適当にカードを石板に擦り付けた。

だけど、カードを石板に擦り付けた瞬間!

 

ガァァッ!

 

リュウタ・のび太『え、えええっ!トリケラトプスゥゥゥ!に、逃げろおおお!』

な、なんとカードと石板を擦り付けた瞬間、カードの絵に描かれていたトリケラトプスが目の前に現れた!

俺たちはびっくりしてすぐさま逃げた。

だけど…ふとのび太が足を止めた。

 

のび太『なんだ、よく考えたらこのトリケラトプスはドラえもんの秘密道具のモンスターボールで投影した立体映像だよ。ほら、触れやしない……さ、触れる…ぎゃああっ!』

なんとドラえもんの秘密道具だと思ったのび太がトリケラトプスに触れると本当に実体があった。どうやら本当にトリケラトプスが間近にいるらしい。

 

のび太『どどどどど、どうしよー!リュウタなんとかしてよー!ドラえもんー!』

 

リュウタ『なななな、なんとかしろって言われてもなぁ…そうだこの石板を弄ればなんとかなるんじゃ…』

俺はともかく石板ともう一枚あったカードを色々と触りまくった。

するとトリケラトプスは消え、さっきのカードが現れた。

どうやらカードに戻ったらしい。

 

のび太『はぁ…びっくりしたぁ〜もう、なんだよ!リュウタ!そんなすんご〜いもの見つけるなんて僕の卵より全然かっこいいじゃんか!』

 

リュウタ『へっへへ〜ん!もう一回出してみるかな!』

俺はもう一度カードと石板を擦り付け始めた。

 

のび太『ちょ、ちょっとリュウタ、なななな、何やってんの?』

のび太がビクビクしながら木の影から話しかけてきた。どうやらビビっているな。

 

リュウタ『大丈夫大丈夫、戻しかたならちゃんとわかったし、出てこい!』

俺は石板とカードを擦り付けた。

 

シャアン…

 

え?

 

??『ガーブ!』

 

ええええ!

 

のび太『小さいトリケラトプス?』

さっき現れたトリケラトプスのサイズとは違い犬のようなサイズのトリケラトプスが現れた。さっき現れたやつがこんなに小さくなっちまったのかよ!

ガブガブ言ってるけど…

 

??『ガーブ、ガーブ。』

その小さなトリケラトプスは舌で俺に近づいて舐めてきた。

 

リュウタ『こらこら、くすぐったいよ、いてっ!』

舐めているのと同時に噛み付いてきた。

 

のび太『あらあら、好かれてるねぇ…お、リュウタのお父さんとレックスが来たぞ。』

え、父さんとレックス!

 

レックス『おーい!リュウタ!のび太!』

走りながら二人がこっちに来た。

どうやらレックスが助けとして裏山の下にある父さんの研究所から父さんを呼んだらしい。

 

剣竜『大丈夫かリュウタ!火が急に消えたんたから大事にはなってないな、ところで見つかったのか、探していた人達は。』

 

のび太『もう大丈夫だと思いますけど…あ、ドラえもん!マルムちゃん!』

後ろからマルムとドラえもんが現れた。

 

リュウタ『やっぱりドラえもんの秘密道具だったかあ…ならさあ、探してもらおうぜ!』

ドラえもんの秘密道具さえ使えればすぐに見つかるだろう。

 

マルム『でもさあ、陽昇学園の5年1組のみんなって今、なんかやってなかったっけ?』

 

レックス『そうだ!確か歌の練習のためにまだ残っていたはずだよ!』

 

剣竜『でも、もうそんなこと気にしなくて大丈夫なんじゃないのか?』

 

ドラえもん『それがそうじゃないんですよ、何かおかしいんですよ。のび太くん、君の家から不思議な生物が出て来たんだよ!』

 

のび太『ええええ〜!不思議な生物!なんか今日だけで色々と起こっているよ〜ほら、この恐竜の卵の化石見つけたし。』

 

剣竜『なんだってえぇ!お、おい!のび太くん!これを私に預けてくれないかい?』

父さんがのび太に詰め寄った。

 

のび太『は、はぁ…それは…ちょっと…ん?あ、誰かいるよ。』

のび太が右を見て指さした。

そこには黒髪のお姉さんが立っていた。

火事を見に来た野次馬かなあ?

 

ほむら『あなたたちにはここにいてもらっては困る…だから。』

お姉さんは不思議なベルトをつけて何か小さなものを持っている。

何をするんだろう?

 

【イチジク!ロックオン!イチジクアームズ!ミスターーーツービー!】

なんと果実がお姉さんの頭に被さって、変身した。不思議な剣と盾を持っているなあ…

果実をかぶって変身すんのー!

盾と剣を合体させて一つの巨大なイチジク型の盾にして俺たちのほうに向けた。

 

王ドラ『させませんよ!はああっ!』

突然二つの赤い影が黒髪のお姉さんの変身した姿に飛び蹴りを加えようとした。

 

ドラえもん『わ、王ドラ!』

え、知り合い?

 

ほむら『移動』

【ソイヤ!イチジクスパーキング!】

 

カンナ『まだ間に合う!シフトスライド!』

 

デエエエエエエエン!

 

うわああああっ!

 

空が壊れて、周りが白くなって巨大な竜巻が発生して俺たちは為す術なく取り込まれてしまった……

 

ーPD600年ー

ー機動艦内部ー

ー司令官室ー

リュウタ『う、ううん…こ、ここは?』

俺はよくわからない場所にいた。

どうやらみんな無事みたいだ、誰もかけていないなあ、にしてもなんだよあの姉ちゃん、急に変な姿になりやがってぇ!

ん?あれ?あれぇ!

ここはどこなんだよー!

 

タクト『……?は?君達は…』

俺の後ろにはある一人の人がいた。

不思議な格好をしていた。

 

リュウタ『あの〜ここはいったい?』

 

タクト『質問を質問で返されても困るんだけどなぁ…まあ、俺から答えるさ、俺の名前はタクト・マイヤーズ。クーデターから逃げて来た機動艦の艦長さ、ところで君とその周りにいる人達は?』

 

リュウタ『機動艦?クーデター?俺の名前は古代リュウタっていうんだけど…』

 

タクト『たく…こっちもこれ以上面倒なことはいやだけどなぁ…スタンレーの遺体もまだ見つかってないんだけど…』

俺たちの運命はこれからどうなるんだろう?

明らかに時代は変わり始めた。

様々なことが変わっていった。

 

タクト『歴史が始まる…』

 

 


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