第3次スーパーロボットα外伝〜仕組まれた滅亡〜   作:リバーサクラモード本格的だよ

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皆さん…ギャラクシーエンジェルのラジオを聴きながら勉強していると頭に勉強内容が入ってるかどうかとても不安です。どうぞ、


ゴーデスの狙いと黒髪の少女

 

ーPD600年ー

ー火星ー

ーCGS本部前ー

 

ダァッ!!

 

私の名前はグレート、人間とは違い体が大きく、赤と銀色のラインが入っている。

人間たちからは銀色の巨人とゴーデスは奇妙な生物と呼ばれているようだ。

私の目的は侵略者ゴーデスを追ってこの火星までやってきたのだが…どうやら巨大帝国ザールが動いているらしい。

その最中にも関わらず地球人同士で争いを行うとは…少し残念だ。

もっとも、我々光の国の民にとってそのようなことはたった”一度”しかなかったからかな

しかし、ゴーデスとの戦いの最中友を助けようとした青年を見つけた。

まだ地球人にもそのような心を持つものがいるとは、地球人と触れ合ったウルトラマンとウルトラセブンの気持ちが少しわかった気がする。

だが、今はゴーデスを倒すのみ!

 

ダァッ!!

 

私は声を挙げつつゴーデスの触手を手でへし折りそこから頭に連続パンチを食らわせた。

今まで苦戦していたが、周りにいた地球人達の流れ弾でゴーデスがひるんでいたためだろう。

 

私は止めると言わんばかりに自分のエネルギーを両腕に集めて右腕を顔より上に左腕を股より下にセットしてその両腕の間にエネルギーを集中させて放った!

 

ギャァァァァ!

 

ゴーデスはそのまま右に倒れこんだ。

私は確認するために側によった。

もう大丈夫だろうと手を触れようとした。

その瞬間!ゴーデスが光だした!

 

ゴーデス『まだ僕はやられてないよ。馬鹿だねぇ…君はどうやらとんだ勘違いをしているみたいだね、僕の目的はやられることだったんだよ。君にやられるのが良かったんだよ、そこにいる”暁美ほむら”にやられるよりはね、タクト・マイヤーズがいるこの世界はあまり良くないからね。僕の肉体は分裂し細胞になって地球に向かうんだ…バイバイ。』

 

バジャーン!!

 

ゴーデスの体は崩壊を始めたが緑色の粒子を放ち、宇宙へと放出された。

 

何を考えているゴーデス!

宇宙に向かって何を…

 

ほむら『遅かった…あなた何てことを!』

…後ろから誰かが話しかけてきた。

この長い黒髪の少女が暁美ほむらか…

 

ほむら『あなたは…ウルトラマン?』

ウルトラマン?そうか、先輩達の地球人達からの呼ばれ方か…確かにそうだな。

 

ほむら『私は暁美ほむら…あなたに用はないわ。余計なことを…しかもゴーデスは地球に向かっている…並行世界のウルトラマンとウルトラセブンとウルトラマンジャックがいった地球に、それじゃあ。』

そう言うと彼女は消えた…

超スピードというかなんというか

本当に一瞬で消えてしまった。

 

……

私はどうすればいいのだ…ゴーデスを追ってきたはずなのに…

地球人を信じるべきか…信じぬべきか…

 

ドクン!

 

!この心臓の音は…

 

ドクン!ドクン!

 

微かに聞こえる…微弱だが生命エネルギーを感じる…これは…そこか!

 

ジャック『う……』

 

私の視線の先にはモビルスーツに踏み潰されたジャック・シンドーという青年だった。

彼は友人を救うために危険を承知で戦場へと赴いた。

…私は彼を救いたい…

 

ダァッ!

 

私はウルトラマンさんがやったように人間の体を借りて行動する。

彼がもしこの条件を飲んでくれたらだが…

まだ地球人はザールと戦っているから気付かれなかったようだが、私は体を光にして、ジャックの体に纏わり付いた。

彼と話しをするために…

 

ー精神世界ー

私は彼の心の中に入り彼と話をすることにした。

 

グレート『ジャック…聞こえているか?ジャック。』

 

ジャック『う…ううん…ここは、ここは一体…わっ!ぎ、銀色の巨人!それにこの光は。』ここは彼自身の精神世界のために光に満ち溢れていて、目の前に私がいたのもあって驚ろいたのだろう。

 

グレート『ジャック…私は君の行動を素晴らしいと感じた。地球人は戦いを止められないものが多いと聞いていたが君のような人がいるとは…だが…君の体はもう…それに君の友人も…』

 

ジャック『そうか…スタンレーは死んだか…でもタクトやレスター、エンジェル隊にパドックさんは生きているか…』

 

グレート『君もまだ生きている…だが…このままでは死んでしまう。私もこの巨大な体ではエネルギーが維持出来なくて、もって後数分しかない…もしよかったら私に君の肉体を貸してくれないかい?』

 

ジャック『肉体を貸す?』

 

グレート『そうだ。君の体はもうすぐ限界を向かえる。だが…我々ウルトラマンに君の体を貸してくれたら君はこれからも生きるだろう。私の力で君を治すんだ。』

 

ジャック『となると、俺はずっと一生君に自分の体を貸さなければならないのか?』

 

グレート『いや、一定の期間が終わったら君の体は完全に治るから、ずっと私と体を貸す必要はない。私は並行世界の地球、君の側にいたパドック・コーラサワーがいた地球に行ってやるべきことがあるんだ。頼む。』

私は彼に頭を下げてお願いした。

 

ジャック『わかった、だが精神はどうなる。僕の精神がメインになるのか?』

 

グレート『ああ、君の体だからな、もちろん君の精神がメインだ。だが、私も常にいるから話しかけたり、助言することも出来る。』

 

ジャック『わかった、君に体を貸す。一緒に戦おう!えーと…君の名前は?』

 

グレート『グレート、君達人間は私達のことをウルトラマンと呼ぶから私はウルトラマングレートだ。』

 

ジャック『そうか、グレートか。よろしく頼むよ。』

その返事を聞いた私はジャックと体を融合して彼がいた機動戦艦の彼の部屋へと連れていった。

 

ー機動戦艦ー

ージャックの部屋ー

ボンッ!

ジャック『ん、んん〜あ、ここは僕の部屋だ。僕はベットで寝ていたのか…いや、胸のペンダントこれは…』

ジャックが胸のペンダントを見て話した。

 

グレート『夢ではない、ジャック。』

 

ジャック『その声はグレート!君なのか、このペンダントは君のものなのか!』

 

グレート『そう。このペンダントは”デルタプラズマー”この三角形で真ん中に緑の水晶が入った。このペンダントに力を込めて念じると君と私の体を入れ替えて、私の姿と精神がメインになり、ウルトラマングレートとして戦おう。ただし、私は地球の環境に慣れていないためにあまり長い時間は戦えないから注意してくれ。』

 

ジャック『わかった。ところで並行世界に行くにはどうすればいい?それにこの船の皆に相談する必要があるのだが。』

 

グレート『君達トランスバール皇国のエンジェル隊の旗艦”エルシオール”がケサムという星の破壊者によって乗っ取られている。その艦がゴーデスの向かった地球に行ったそうだ。君達にとっても悪くはない話しだと思われるが。』

 

ジャック『わかった、検討の余地はありそうだ。では、行ってみるよ。』

私とジャックは司令室に向かった。

 

ー司令室ー

ジャック……

戦闘の最中俺は皆を集めた。

 

タクト『みんな、戻ってくれたか。お疲れ様君達のことは聞いているザールによる攻撃から逃げてきた。そして、ここへと辿り着いたそれはわかった。だけど、なぜ俺の名前を知っている?こんな火星の辺境地帯にいるような総司令官の名前を知っているなんて不思議に思えてしかたないんだが?』

俺は皆を集めてここまでに至った経緯を話してもらうことにした。

ザールから逃げてきたのはわかる、だが、何故俺を知っていたのかそれがどうしても知りたかった。

ジャック、スタンレー…お前たちのためにもな…

 

ミント『それはルフト准将から紹介されたからです、頼もしい教え子がいる…そいつらを頼れ…ザールに屈するなと言われてここまでやってまいりました。』

 

レスター『何っ!ルフト准将…そうかそういうことか…』

ルフト准将

俺とレスター、ジャック、スタンレーがいた士官学校の先生で俺達に様々なことを教えてくれた優秀な先生だ。

まさか、エンジェル隊の上司がルフト准将とは…

 

フォルテ『それで私とミルフィーユとランファはルフト准将の指示に従いあんたの船に向かった…そしてミントとヴァニラがルフト准将や白き月の巫女達とともにエルシオールという高速艦にいた…だけど、不味かった…ケサムという星の破壊者によってヴァニラとミントは倒されて火星に不時着…エルシオールはケサムに乗っ取られちまったんだ。私達もエルシオールの援護に向かおうとしたが、ザールや様々な異星人の部隊から逃げてなんとかあんたの船まで来たってわけ。たく、無敵のエンジェル隊がいいざまだよ。フェストゥムやデスキュラ、ヴェイガン、ガイゾック、ザール、そしてギャラルホルンが敵、この状況は誰がどうみても絶望だよ。』

そうだよな…だけどまずやることは。

 

タクト『そうだ、確かにこの状況は絶望と言えるだろう。だけどまだ完全に敗れたわけじゃない、紋章機はこれ以上使うのは無理そうだから使わないよ、だってパドック兄さんがいるからね。まだ負けているわけじゃあない。』

 

ランファ『あんた!相手がわかってんの!相手はザールよ!ザール星間帝国!様々な星があいつらに屈した。それがとうとうトランスバールにまで攻めて来たのよ。もうどうしようも…』

 

タクト『だからなんだ…まだ俺たちは生きているじゃないか、戦力差はあっても気持ちでは決して俺達は負けてはいないよ。』

 

ジャック『そうだ!負けていない、負けてなんかいない!』

!ジャック!

死んだはずのジャックが部屋に来た!

俺は夢を見て…いや

皆も驚いている……ん?

ミントが妙にソワソワしている…

驚いているとは少し違うような…

 

タクト『ジャック!!お前…生きていたのか!』

俺はかけ寄りジャックの体を見るが目立った外傷がない…あり得ない!どういうことだ!

 

ジャック『ああ…なんとかな…』

 

ミント『ジャックさん…あなたのその身体にいるのは銀色の巨人ですね。誤魔化そうとしても無駄ですわよ。私は人の心を読めますので。』

 

タクト『ぎ、銀色の巨人ー!!い、いったいどういうことだ!』

 

ジャック『僕はギャラルホルンのモビルスーツに踏み潰されて死ぬはずだった…だが、彼のウルトラマングレートと融合することによって僕は生き残った…』

 

タクト『そうかなら良かった!でもまさか…銀色の巨人…いやウルトラマングレートとと融合するとはね…ともかく、ここにいてくれ、残りの敵はガンダムとパドック兄さんのギガアスターに任せておこう!』

俺は周りを確認し、ある者達が来るかどうかを気にしていた。

そうビスマルクチームを…

 


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