極東支部の訓練所に、多くのゴッドイーターが集まっている。
珍しく大人数での戦闘訓練が行われるその場に、ブラッドもいた。
1時間前・・・。
「「お願いします!訓練してください!」」
朝早くに、レンカに頭を下げて懇願する、ナナとロミオ。彼等も一晩悩みぬいてから、自分達なりに答えを出したのだろう。
「訓練・・・ですか」
「はい!俺達は、このままじゃ、駄目だと思いました!」
「ずっとどこかで、隊長や副隊長に、甘えてたと思います!」
それぞれの思いを言葉にし、自分達の本気さを伝えようと、ロミオとナナは更に頭を深く下げる。
そんな二人の両隣で、別の頭が下がる。
残りのブラッドの、ジュリウス、ヒロ、シエル、ギルの四人だ。
「私達からも、お願いします。空木教官」
「ジュリウス・・・、おまえ」
「みんなも・・・」
全員の気持ちを受け止めたレンカは、小さく息を吐いてから、今一度覚悟を確認する。
「良いんですね?言っておきますが、私は・・・極東は、厳しいですよ?」
「覚悟は、出来ております。今度こそ・・」
ジュリウスが皆を代表して答え、他の者も相違ないと眼で訴える。
「・・・・わかりました。では・・・」
そう前置きしてから、レンカは厳しい目つきになり、腹から声を張る。
「頭を上げて、整列!」
《っ!?・・はい!!》
突然の対応変化に、1度ビクッと体を震わせるが、皆サッと直立し、レンカに注目する。
「いいか!?これからはお前達新人を、客人扱いはしない。俺の部下のつもりで対応してもらう。わかったな!?」
《了解!!》
サッと敬礼をして見せたブラッドに頷いてから、レンカは更に続ける。
「本日は極東の大半のゴッドイーターを集め、戦闘訓練を行う。お前達も参加しろ。木刀持っての、対人格闘だ。時間は今から1時間後。時間に遅れる様な事があって見ろ?ただじゃ済まさんぞ!いいな!?」
《了解!!》
伝達を終えたレンカは、そのままそこを去ろうとし、まだ動こうとしないブラッドに向かって、怒声を浴びせる。
「いつまで突っ立っているつもりだ!さっさと、動かんか!」
《は、はい!!》
皆が整列する前に、自分も木刀を手に、レンカが前に立つ。
「本日は、午前任務外の者、全員参加の対人戦闘訓練を行う!いつものように、二人一組となって戦闘を行い、勝負がついた者から次の相手を見つけ、戦闘を・・・その繰り返しだ!時間は・・・そうだな、2時間とする!それまで休むなよ!?」
《はい!!》
『いつも』という言葉を聞いて、ヒロは周りを見渡す。極東のゴッドイーターは、そんな訓練を当たり前のようにやってきたのだと・・・。
「それと、今日はブラッド隊も参加する。無様な醜態だけは、晒すなよ?」
《はい!!》
「・・あの!」
皆の返事の後に、エリナが思い切って手を上げる。それに、レンカは静かに視線を向ける。
「なんだ、エリナ?」
「・・・・それって、倒しちゃっても・・・良いんですよね?」
自信ありげな彼女の言葉に、周りはどよめき出す。しかし、その言葉を待っていたかのように、レンカは口の端を浮かせてから、答える。
「・・構わん」
その言葉に火がついてか、ブラッドの方も気合いを入れなおす。
皆が訓練の為に、気持ちを高ぶらせるのを確認してから、レンカは大きな声で、合図を叫ぶ。
「始めっ!!」
休みなく続く戦闘を繰り返す中で、ヒロは目の前に飛び込んできたエリナと対峙する。
エリナも疲れているのか、肩で息をしている。しかし、ヒロに向ける目は、まだ強く光っている。
「・・・ブラッドの、副隊長さん。余裕ですね」
「そんなことないよ。僕も少し疲れてる」
「じゃあ、それを理由に、負けを認めても良いんですよ?」
「・・・いや。僕は、負けないよ。そう簡単にはね・・」
お互い言葉での鍔迫り合い終えたとみて、ゆっくりと構えた木刀を揺らす。
「ふっ!」
「なっ!?」
先に動いたヒロの突進に、エリナは思わず気迫負けして、木刀を前に出して下がってしまう。その瞬間・・。
カンッ!
「・・あっ・・」
振り抜いたヒロの木刀によって、エリナの木刀は宙に舞ってしまう。それを目で追っている隙に、ヒロはエリナの首筋に木刀を当てる。
「・・・僕の勝ちだね。ありがとうございました」
丁寧に礼をしてくるヒロに、肩を震わせながらも頭を下げるエリナ。まさか1撃で決着がつくとは、思っていなかったからだ。
そんな彼女に優しく笑んで見せてから、ヒロは次の相手を探しに走り出す。その姿に、暫く悔しさから睨みつけていたエリナだったが、認めざるを得ない彼の強さに、溜息を吐いてから笑ってしまっていた。
残り時間を確認してから、レンカが戦うゴッドイーター達の様子を見ていると、
ガチャッ
「よう!教官殿!」
そうわざとらしく大きな声を掛けられ、そちらを向く。
訓練の真っ最中の者達も、その聞き覚えのある声に、思わず手を止めてそちらへと視線を集める。
「どうしたんですか?揃いも揃って・・」
レンカが声を掛けると、先頭に立って入ってきた青年が、大きく背伸びをしながら答える。
「ん~っ!・・・会議で体が固まっちまってさ。俺達も、混ぜてもらおうと思ってさ」
そういって笑う防衛班隊長大森タツミを筆頭に、クレイドルの雨宮リンドウ、アリサ・イリーニチナ・アミエーラ、第1部隊長藤木コウタ、第4部隊長真壁ハルオミ、防衛班副隊長ジーナ・ディキンソンが姿を見せたのだ。
「いや~、やっぱ会議は苦手だわ。なぁ、タツミ?」
「リンドウさんは、ほとんど寝てたでしょうが!」
「でも・・・、少し体を動かしたいのには、賛同します」
「そうね~。ふふっ、楽しみたいわ」
「少しは成長したかどうか、見てやんねぇとな~」
「ハルさん・・。女の子ばっかり相手しちゃ駄目っすよ~?」
極東の隊長格の登場に、皆疲れとは別に、汗が流れ出す。
彼等の登場は予定外だったのか、レンかも少し驚いた表情を浮かべていたが、すぐに口の端を浮かせ、戦闘の止まった者達に向かって、声を張る。
「ブラッド隊!前に出ろ!」
呼び出されたことに驚きつつも、それぞれ前へと進み出てくる。
全員の顔を確認してから、レンカは自分の後ろで木刀を手にする隊長格を指さし、ブラッドへと命じる。
「丁度いい。お前達には、まだ越えられない壁があることを、改めて認識してもらう。・・・・うちの隊長格に、相手をして貰え」
そう言ったレンカの真意を組んでか、隊長格はそれぞれに名指しで相手を指名する。
「ジュリウスだったな、隊長さん。俺が相手をしてやるよ」
「・・雨宮、リンドウさん」
「ナナちゃん、だったかしら?来なさい。お姉さんが相手してあげる」
「えっと・・・確か、ジーナさん・・」
「ギル。久々に、揉んでやるよ」
「・・・ハルさん」
「ロミオ、来いよ。俺も伊達に隊長やってねぇから、覚悟しろよ?」
「こ・・コウタさん。うっす!」
「本気で、かかってきてください。シエルさん」
「・・お相手します。アリサさん」
それぞれ相手と共に四方に離れていく中で、ヒロは目の前でトントンとリズムを刻むように跳ねるタツミと、その場に残る。
準備運動が終わったという風に、タツミは任務に赴く際の、ゴッドイーターの顔をする。
「ヒロ・・だったな。余りモンで悪いが、俺の相手になってもらうわ」
「いえ。よろしくお願いします・・・タツミさん」
「あぁ。ただ・・・・、先に言っとくわ。舐めてると、痛い目みるぜ」
そう言って構えるタツミに、ヒロも負けじと、目に力を籠める。
そして同時に、ブラッド対隊長格の幕は、切って落とされた。
周りの者も、滅多に見れぬものと固唾をのむ中、レンカの元に、エミールが駈け寄ってくる。
「教官!ヒロ君の相手は、この永遠のライバルである、僕こそ相応しい!何故!僕を指名して下さらない!?」
「・・・そんなに相手が欲しいなら、俺が相手になってやろう」
その言葉を挑発と受け取ってか、エミールは不敵に笑って見せ、木刀の切っ先を前に、フェンシングの構えを取る。
「そうか。良いでしょう!僕の騎士道精神を、貴方に示せと!ヒロ君に挑むには、この溢れんばかりの情熱を見せてからだと!そうおっしゃるのですね!?ならば!この僕の、必殺のエミールサンダースペシャルデンジャラスビューティー突きで!」
「ふっ!!」
カァンッ!!
「は?・・おぐぅっ!!」
ゴズッ!!ガシャーーンッ!!!
エミールの長口上後に繰り出した必殺(?)の突きを一振りで弾き飛ばしてから、レンカはそのままの勢いで体を回転させ、後ろ回し蹴りをエミールの顎に炸裂させ、そのままアクリル板の壁へと吹き飛ばしたのだ。
ぴくぴくと痙攣を起こしながら気絶するエミールを確認してから、レンカは改めてブラッドの戦闘へと目を向けた。
ジーナの流れる様な動きを捉えきれずに、ナナは次第に息切れが増してくる。
何度木刀を振り回そうとも、ジーナは独眼となったハンデをものともせず、柔らかい動作で躱していく。そのせいで、無駄に力が入り、ナナはただ体力を消費するばかりなのだ。
一定の距離を取ってから、ジーナは妖美な笑みのまま、肩を揺らすナナに声を掛ける。
「あなたの動きは、無駄が多いわ。力はあるみたいだけど、ただ振り回しているだけじゃ、敵を捉えることは出来ないわよ」
「そ・・・れは、・・はぁ・・わかって、ますぅ!」
何とか答えを返しつつ、攻撃に転じてくるナナを、揶揄う様にふわりとよけるジーナ。そこで勢い余ってか、ナナが自分の攻撃の反動によろけたところで、
「隙あり」
「え?・・・・」
ダァンッ!!
「う・・かはっ!」
つんのめったナナの脇に木刀を滑り込ませ、ジーナは足払いをして半回転させ、背中を地面に叩きつけたのだ。
何が起こったのかわからないうちに、天井を眺めるナナに、ジーナは優しく微笑みながら、口を開く。
「荒神相手でも、同じ。力任せに突進して行っても、こんな風にいなされて隙をつかれる事だってあるのよ。『柔よく、剛を制す』。おわかり?お嬢ちゃん」
その言葉に、ナナは自分が負けたのだと、ようやく認識したのだった。
「でやっ!」
ブンッ
「くっ・・のぉ!!」
ブンッ
何度振り抜いても、コウタの木刀にすら当てることが出来ず、ロミオは次第に苛立ちを露わに、突進を繰り返す。
そんな彼に溜息を吐いて、コウタは頭を掻きながら声を掛ける。
「なぁ、ロミオ。俺が新人の時でも、もうちょっとマシな動きしてたぞ?」
「それ、なんか悔しいんっすけ、ど!」
ブンッ
「どういう意味だコラー!?」
相変わらずのツッコミを入れながらも、コウタはロミオの攻撃を躱す。だが、一変して真剣な表情をした瞬間、ロミオの踏み込みに合わせて、コウタも1歩踏み込み、彼の木刀よりも先に、肘打ちを胸に食らわす。
ドスッ!
「ぐぅっ!!」
思わず尻もちを付いたロミオの頭を、木刀が軽快に音を鳴らす。
カァーン!
「いってぇあ!!」
頭を押さえてうずくまるロミオに、コウタは苦笑しながら喋りかける。
「お前は単純だな?そんな簡単に、熱くなるなよ。荒神は、俺ほど優しくねぇんだからな」
カンッ!コンッ!ガッ!
打ち合いの末、ギルはハルから少し距離を取ろうとする。
だが、ハルはその癖を知っているかのように、わざと距離を詰めるように前に出る。
「くっ!」
「焦るなよ、ギル」
そう言いながら木刀を振り抜いてくるハル。何とか身を屈めて躱してから、ギルはここぞといった感じに、蹴りを繰り出す。
だが、
「駄目だな」
「なっ!?ぐぅっ!」
ガツッ
それも予想の範疇と言わんばかりに、ハルは木刀で、ギルの蹴り込んできた足の脛を受ける。
まさかの痛みに体制を崩したギルの腹に、ハルは木刀で軽く突いてやる。
「がはっ!・・かっ・・は・・!」
無防備になったみぞおちを軽く小突かれただけで、ギルはその場で息を荒げ倒れる。
胃の中を吐き出しそうなのを我慢する彼に、ハルは軽く息を吐いてから、優しく声を掛ける。
「知ってるか?ギル。荒神は勉強家らしいぞ。いずれはこちらの攻撃パターンを読んでくるだろう。だから俺達も、咄嗟の判断で捻じ曲げなきゃいけない事もあるってこと、忘れるな」
そんなハルの言葉にハッとさせられて、ギルは負けたはずなのに、少しだけ笑顔になっていた。
それは、とても美しい光景。
二人の戦乙女が、まるで舞う様に木刀を打ち合う。
目にする者を魅了する二人。だが、少しだけ違いはある。シエルが攻め続け、アリサは受けに回っていることだ。
何かを確かめるように受け続けるアリサに、試されていると気付いているシエルは、今を好機と打ち込み続ける。
そんな中、アリサがフッと笑みを浮かべた。
「貴女は、本当に昔の私に良く似ています」
「・・どういう、意味でしょうか?」
打ち合いを続けながら話すアリサに、ここぞという隙をみて、シエルは素早い動作で彼女へと木刀を振り抜く。
「はぁっ!!」
ブンッ
しかし、完全に当たったと思った木刀は空を切り、
ガッ!!!
「かっ・・あう・・!!」
跳びあがって躱したアリサが、空中で前転しながら、踵をシエルの頭に叩き落した。
地面に倒れてから、シエルは体制を整えようと顔を上げる。だが、そんな彼女の目の前に、アリサの木刀が突きつけられていた。
「・・・・・参りました」
シエルが頭を下げるのを確認してから、アリサは木刀を引いて口を開く。
「戦いは綺麗にするものではありません。剣で戦うからと言って、剣でなければいけないという道理はないんですよ」
それを言われたシエルは、自分が木刀でしか攻撃していなかったことに気付き、悔しさに目を閉じて大きく息を吐く。
「はぁっ!!!」
カッ!
「おっとっと・・・」
素早くかつ正確に攻め込んでくるジュリウスに、リンドウはふらふらしながらそれを受け流す。
一見ジュリウスが優勢に思えるが、勝負の決め手には届かず、彼はリンドウに遊ばれている気分になり、1度離れて、攻めの手を止める。
「ん~?どうした?疲れちまったか、隊長さん?」
「・・・真面目には、相手をして下さらないのですか?」
ジュリウスが真剣に聞いてきたので、リンドウは頭を掻きながら、苦笑いを浮かべる。
「そうか?俺は、いたって真面目なんだがな?お前さんとの訓練、俺なりに楽しんでるつもりだぞ」
「そうですか・・・。なら、あなたを本気にするまで、攻め続けるのみ!」
そう言って距離をつめてくるジュリウスに、フッと口の端を浮かせるリンドウ。
そして、無防備に構えるリンドウに、ジュリウスが渾身の力で木刀を振り下ろした瞬間、
ガッ!
「なっ・・・」
それはリンドウの右手の中に収まった。
「どうした?驚いてちゃ・・・、こうなるぞ!」
ドゴッ!
「がっ!・・・あ・・」
無防備な横腹に木刀が食い込み、ジュリウスその場に崩れ落ちる。それで終わりといった感じに、リンドウは右手の中の木刀を開放する。
「不測の事態が起きた時、すぐに隙を見せるのは良くないな、隊長さん。俺達は生きるか死ぬかの、命のやり取りをしてるんだ。お前さんの判断一つが、部隊全体の命運を分けるって事、よく考えてみた方が良いな」
その痛みは、己の死だけでは済まない。
その言葉の重みを、ジュリウスは心に刻みつけながら、咳込んだ。
駆けるスピードに乗せて、ヒロは距離を詰めながら、タツミへと攻撃する。それをわざと距離を開くように、タツミは逃げ続ける。
捉えきれない焦りを押さえつつ、ヒロはどうすれば一手取れるかと、タツミを目で追い続ける。
すると、急に足を止めたタツミに、ヒロは何かの作戦かと、自分も走る足を留める。
タツミはヒロへ警戒を置きつつ、周りへ視線を走らせる。そして、何かを納得したように、フッと笑みを浮かべる。
「さーってと。大分体も温まったし、そろそろ俺達も、決着つけようか?新人」
「・・・どういう、意味ですか?」
さっきまで逃げていた彼の言葉に、ヒロは少し目を吊り上げて構えて見せる。
その気迫にうんうんと頷いてから、タツミは大きく背伸びをし、それから軽く足先を鳴らしてから目を細める。
「いいのか?そんな余裕の態度とって・・・」
その瞬間、タツミは一気にヒロの傍まで踏み込んできて、木刀を振るう。
「くっ!?」
それをギリギリで躱してから、ヒロは即座に反撃に転ずる。だが、そこにタツミの姿はなく、彼の声は、背中から聞こえた。
「ほらな?舐めるなって、言ったろ!?」
ドガッ!
「がぁっ!・・・くぁ・・!!!」
タツミの木刀をもろに背中に食らい、ヒロは4,5m程転がされて、地を舐める。立ち上がろうとするが、肺の中の空気が抜けたのか、軽い眩暈のせいで、息を吸うのがやっとだ。
そこにタツミが歩いてきて、目の前に座って声を掛ける。
「俺がただ逃げ回ってたと思ったのか?ちょっとお前の手の内が、知りたかったんだよ。で、そのお前のやってたことで、お前を叩いた。わかるか?」
「あ・・・う・・、そん、な・・」
声を絞り出せるぐらい回復したなと思い、タツミは立ち上がってから話を続ける。
「荒神の手の内が読めない時は、逃げながら戦うってのも、一つの手だ。向こうさんの都合に合わせる必要は無いんだ。俺達人間も、賢くいかなきゃな?」
そう言ったタツミの元に、他の隊長格が集まる。
敗北に、ブラッドが地に手を付いてる姿に、リンドウが背を向けて手をヒラヒラ振りながら声を掛ける。
「まだまだ俺達も捨てたもんじゃないだろ?さっさと楽をさせてくれよ、新米部隊」
極東の壁は、ブラッドよりも、まだまだ高い。
今回は久々に、1話分が長くなりました。
ゲームでの違和感を解消したくて、今回まで3話分ぐらいのオリジナルを混ぜました。正直、ブラッドアーツは脅威ですけど、それで経験豊富な先人を簡単に追い越すなんて、虫が良すぎると思いまして・・・。我がままかな?
しかし、ここから強くなる方が、絶対ブラッドはかっこいい!!
そうするし!!