悟空「オラの?」緑谷「ヒーローアカデミア!」   作:須井化

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第0話

地球育ちのサイヤ人……孫悟空は幾多の困難を乗り越え、遂に超一神龍を撃破した。

 

マイナスエネルギーは全て浄化され神龍も復活を遂げる。

 

だが再び人間にドラゴンボールを乱用される事を恐れた神龍は自ら姿を消す事に決め…

 

孫悟空を連れ空の彼方へと消えていった…

 

 

 

 

 

悟空「………」

 

悟空「なぁ、神龍…もう寄りてぇとこはねぇんだが……」

 

悟空「オラ達ゃ今どこに向かってんだ?」

 

神龍「……貴様が行くべき場所へだ」

 

悟空「意味分っかんねぇよ…もうちっとはっきり…」

 

神龍「暫くかかる。眠っていろ」

 

悟空「えっちょっ…しぇっ…」

 

………男曰く、そこからの記憶は無いらしい

 

 

 

 

 

 

 

 

悟空「ん…ん………」

 

悟空「ここは…」

 

長い事気絶していた為、意識が朦朧としている

 

つい先程まで神龍と話してた筈だ…

 

そう思いながら男はよろよろと立った

 

悟空「………」

 

ブルンブルン…

 

悟空「こりゃ…」

 

鳴り響く車の音…

 

美しい街の風景…

 

全てが懐かしい感覚であった

 

悟空「オラが見た事ある……ような」

 

悟空「無いような………」

 

 

 

 

 

 

 

ウィィ…

 

<いらっしゃいませー

 

「…」

 

少年は何時もの様に雑誌を手に取り立ち読みをし始めた

 

「………へー…」

 

1度ハマると中々その世界から抜けられず数分…数十分間その空間に居座り続けた

 

店員「…あの…お客様…」

 

「ハッハイ!!」

 

店員に呼びかけられて初めて現実に戻される

 

買う物自体は決まっていた訳では無く、少年にとってこの立ち読みの為だけにここに通っているようだった

 

余りのオタク臭に店員は失笑する程という

 

「……はぁ」

 

少年は今日もため息をつきながら店を出ていった

 

 

 

 

 

執事「……お嬢様、お待たせ致しました」

 

「ええ、ありがとう」

 

少女は何時もの様にティーカップを手に取り紅茶を口にした

 

執事「如何でしょうか…」

 

「……美味」

 

そう言いながら少女は執事に笑顔になりながら顔を向ける

 

「やはり貴方のいれる紅茶は至高ですわ」

 

執事「いえいえ、身に余るお言葉」

 

「爺や。この後の予定は?」

 

執事「……えー…弓道を行った後、お夕食を取りまして剣道と茶道のお稽古……」

 

執事「で本日は以上でございます」

 

「ではそろそろ準備を致しませんと…」

 

ティーカップをそっと置き少女は静かに立つ

 

今日も少女は忙しいのだ

 

 

 

 

 

 

世界総人口の約8割が何らかの【特異体質】である超人社会となった現在

 

混乱渦巻く世の中でかつて誰もが空想し憧れた1つの職業が脚光を浴びていた

 

これは1人の少年が最高のヒーローになる迄の物語である………

 

 

 

 

悟空「…………で」

 

 

悟空「ここはいってぇ何処なんだ」

 

 

 

 

 

 

 

 




初めましての方は初めまして。
そうでない方は
つーか引き続き見てる人っていんの

須井化です。
前述の通り、2chで同様のタイトルで執筆しておりました。
ドラゴンボールと僕のヒーローアカデミアのクロスオーバー……のつもりです。
私の脳内設定がクロスオーバー超えちゃってるぞオイ
原作と大きく設定や展開が変化しております。後時折見せるネタとか寒いです。日本語でおkってレベルの語学力です。
それでもよろしいという方はご自由にお楽しみください。


駆け足になってしまいましたが私からの挨拶を終わらせていただきます。本格的な開始は来年を予定しています。お楽しみに…………

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