やはりレベル5は友達が居ない   作:レッドレイン

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どもレインです!!
一方通行戦です!かなり2人の性格が違いますが勘弁してくれると嬉しいですw
一方通行の性格が違う理由は一応次回出すつもりです!

今回地味に長いのですが、どうぞよろしくです!!


激闘

八幡「久しぶりだな一方通行」

一方通行「お前何でここに…」

美琴「どうしてここがわかったのよ」

八幡「企業秘密だ。それよりお前後で説教だからな」

美琴「説教ってそんな場合じゃないの!私がこいつに殺されれば…」

八幡「無抵抗で殺されれば計画はおじゃんか」

美琴「!どうしてそれを…」

八幡「少し考えればわかる事だ。昨日からお前の様子もおかしかったしな。俺の洞察力なめんな」

一方通行「おい。訳のわかンねェ事をベラベラと…俺はあン時忠告したはずだ関係無いから関わるなと」

八幡「ああ。言ったな」

一方通行「なら何でテメェはここにいる?まさか止めに来たのか?」

八幡「そうだと言ったらどうする?」

一方通行「ここにいる実験動物もろとも殺す」

美琴「あんた…!!!」

八幡「おい。御坂妹は実験の道具なんかじゃねぇだろ」

一方通行「はァ?おまえマジで言ってんのか?こいつらは単価18万のボタン1つで製造出来る道具だぞ」

八幡「道具じゃねぇって言ってのが聞こえないのか?ボタンで製造出来るからなんだ。18万で作れるからなんだ。そうゆう問題じゃねぇだろうが」

一方通行「バカも休み休み言え三下ァ。何度も言わせんな。こいつらは道具だ。俺がLevel6になる為の言わば贄みたいもンなんだよ」

八幡「何が、贄だよ。お前はいつから召喚獣になったんだよ。学園都市最強の男の称号で充分だろ。それ以上何が欲しいんだよ」

一方通行「絶対的な力。歯向かう事すらバカらしいと思う程の絶対的力だ」

八幡「厨二病全開だな…お前の考えてる事についていけねぇよ」

一方通行「誰もついて来て欲しいなんて言ってねェよ。ンで?お前はこの俺とやり合うのか?」

八幡「出来ればやりたくねぇな。話し合いで終わらね?」

一方通行「終わるわけねェだろ。もう引き返せねェ所まで来てンだよ」

 

だろうな。こいつやっぱり…

八幡「まぁじゃあやるしかねぇか…」

美琴「あんた大丈夫なの?相手はあの一方通行よ?」

八幡「まぁ勝算が無い訳じゃ無い。なんとかする。お前はとりあえず御坂妹と一緒に後ろに下がってろ」

美琴「うっうん…」

 

さて…勝算があるとは言え、相手は学園都市最強の男だ。あいつの能力は正直厄介だ。だが、それはあいつも同じ。あいつの弱点は俺そのものだ。理由?簡単だ。影に物量や質量は存在しない。あいつの能力は俺の能力には完全対象外。そこは問題無いが…

 

一方通行「お前自分の能力が俺能力と相性が悪いとか思ってんだろ。あめェんだよ三下。最強は誰にも負けねェから最強なんだよ。格の違いを教えてやるよ」

八幡「今日は良く喋るな。珍しい日もあんだな」

一方通行「殺す…」

 

その言葉と同時に一方通行が突っ込んでくる。

 

八幡「早っ!!」

 

あいつの能力はまず触られたらアウトだ。ここはまず…逃げる

俺はすぐ影の中に隠れる。

 

一方通行「ちッ」

八幡「こっちだバカ」

 

格好つけながら一方通行を背後から全力で殴りつける。

 

一方通行「ぐはっ!!」

 

一方通行が衝撃で吹っ飛ぶ。間違いない。今この瞬間疑問が確定に変わった。

一方通行は能力無しの喧嘩は滅法弱い。まぁあんなモヤシみたいな身体してんだから当然か…

 

美琴「嘘でしょ…」

御坂妹「お姉様彼は…」

美琴「やる気の無い勇者よ」

 

 

一方通行「てンめェ…」

八幡「モヤシっ子能力に頼りすぎだ。体を鍛えろ」

一方通行「スクラップにしてやンよ!!!」

 

一方通行は足元にあった線路を捻じ曲げてこちら飛ばしてくる。

 

それを影で作り出した手で全て掴む。

 

一方通行「いちいちウゼェなその能力」

八幡「お前とは最悪の相性だな」

一方通行「そうだなァ。だがこれなら関係無いんじゃねェの?」

 

そう言った瞬間俺の影が全部消え、線路がこちらに飛んで来る

 

八幡「クソッタレ!」

 

やっぱりバレたか…俺の弱点は影そのものが出て無いと能力発動が無理って事だ。足元を見てみると…

やっぱりな。捻じ曲げた線路の一部が俺の影に刺さってた。

 

一方通行「てメェの能力を聞いた時から考えてたんだよ。能力上自分の影が出てる事が絶対的条件なんじゃねェかッてな」

八幡「ご名答だ。流石学園都市最強だな。だがな…」

一方通行「あァ?…!がはッ!!!」

 

話してる最中の一方通行がアッパーを喰らっていた」

 

八幡「お前は最強かもしれねぇが絶対じゃねぇんだよ。なめんな。白ウサギ」

一方通行「クソッタレが…」

八幡「一方通行。俺は珍しく怒ってるんだよ。自分勝手な御坂に。計画を言い訳に現実から目を背けるお前に。今日俺はここでお前に勝つぞ。んで、わからせてやるよ。御坂妹は道具じゃねぇって事を。実験は今日で終わらせてやる」

一方通行「…ンだよ」

八幡「は?」

 

何て言ったこいつ?

 

一方通行「ンな事わかってんだよ!!でも今更引き返す事なンかできねェンだよ!!Level6になれば全てが正当化されるンだよ!」

八幡「なるわけねぇだろ。お前は殺した全ての妹達の十字架背負って生きて行くんだよ。俺にも妹が居る。その妹がお前の勝手な理由で殺されてた俺ならお前を絶対に殺す。御坂の気持ちもこれと一緒だ。だからこそ俺はお前をここで止める。御坂の為。お前の為にな」

一方通行「最近Level5になッた新参者が言うじャねェか…上等だよ。必ずブッ殺してやるよ!!」

 

一方通行はそう言いながら風のベクトルを変換してこちらに飛ばしてくる。

 

八幡「クソ…」

一方通行「影に質量や物量は無い。要するにお前の最大の弱点は風だ!吹き飛べ三下ァアア!」

 

そのまま俺は見事に吹き飛ぶ。さらに運の悪い事に月が今の風のせいで雲に隠れてしまい影も出せない。つまり…

 

八幡「うがぁ…」

 

今まで出した事も無いような声を出しちまった…ああ。鉄骨が腹に見事刺さってますなぁ…こんな状況なのに一周回って冷静だわ。

 

美琴「比企谷!!」

一方通行「ギャハハ!どうしたよ比企ヶ谷ァアア!俺を止めるンじャねェのかァ!?」

八幡「クッソ…」

一方通行「いいねェ。随分といい姿になッたじャねェの!!」

八幡「お前の声はいちいち腹に響くな…モヤシのくせに…」

一方通行「まだそんな減らず口が叩けるンだ大したもんだなぁ。流石はLevel5ッて所か」

八幡「おい一方通行…喋らずに戦いに集中したらどうだ?」

一方通行「あぁ? がはッ!」

 

一方通行から後ろから鈍器のような物で殴られた音と同時に一方通行が倒れる。

 

八幡「お前の能力で俺の能力の反射は出来ないならちゃんと周り見てろよ」

 

ここでダラダラ時間は取れない。追い討ちをかける…そのまま一方通行の影で一方通行を締め上げようとするが…

 

一方通行「やらせねェよ三下ァ!」

八幡「ちっ」

 

先ほどの線路の一部が一方通行の影を突き刺す。俺の相手の影を操る際の条件は相手との距離と影が何の干渉も受けて無い時だ。干渉を受けてる時は俺は操れない。だが…

一方通行「はッ!今殺してやるから覚悟s…」

 

そう言いかけた一方通行が物凄い勢いで吹き飛ぶ。

 

八幡「線路に影が出来るなんて小学生でも知ってんぞ」

一方通行「クソッタレ…」

 

そう言いながらお互いボロボロだ。俺に関しては血の量がやばい。一方通行もここまで殴られるのは初なのか既に足だいぶきてる様子だった。

 

八幡「そろそろ終わらせるぞ一方通行…」

一方通行「上等だよ。潰しやるよ…」

 

そう言った一方通行は手を空に向けてプラズマのような物を作り出している。

 

八幡「おいおい…何だそれ。冗談だろ…」

一方通行「今まで試した事は無かッたからなァ。光栄に思え三下。実験台にしてやるよ!」

 

風のせいで上手く影のコントロールが出来ない。かなりまずい…

 

一方通行「死ね」

 

プラズマがこちらに飛んで来る。影の発動が上手く出来ない今避けるしか無いのだが俺は今腹に穴開いてて上手く避けらんね…

 

「比企谷!!」

 

八幡「っ!!…御坂」

美琴「もう充分よ。あんたまで死ぬ必要は無いわ。私が死ねばそれで…痛っ!!」

 

御坂は頬を抑えながらこちらを見る。

 

八幡「お前いい加減にしないと本気で怒るぞ。簡単に死ぬとか言うな殺すぞ」

美琴「ちょっ何よ急に…」

八幡「任せろ。必ず勝ってみせる。約束する。ただ頼みが一つある」

美琴「何?」

八幡「風力発電を電力で逆向きに回してくれ。妹達は何人もいるんだろ?」

美琴「でも妹達の連絡先なんか知らないし…」

御坂妹「今生き残ってる妹達に指示を出しました。目の腐った貴方には数え切れない程恩がありますから」

八幡「助かる。お前等もあそこの風力発電やって来てくれ。」

美琴「わかった。死ぬんじゃないわよ!」

八幡「何度も言わせんなお前は後で必ず説教だ」

一方通行「今生の別れは終わったか?」

八幡「待っててくれるなんて随分優しいじゃねの」

一方通行「どうせ俺が勝つンだ。少しだけ猶予をやッたンだよ」

八幡「終わりにしようぜ一方通行」

一方通行「終わるのはテメェだy…なンだ。どうゆう事だ。」

八幡「風のベクトル計算間違えたな」

一方通行「ありえねェ。俺の計算は完璧だッたはず…風?まさか!!」

八幡「風力発電って便利だよなぁ」

一方通行「テメェ等…」

八幡「行くぞ一方通行!!」

 

掛け声と共に自分の影から巨大は人型の影を出す。影の右手が鈍器となり振り下ろされる。物凄い音がしたと同時に俺は気を失った。唯一覚えてるのは誰かが『ありがとう』って言った事ぐらいだった…

 

 

 




いかがでしたか?だいぶ戦闘ショートカットしてすいません…戦闘難しくて…w

誤字、脱字は相変わらずで申し訳ないです…

次回も白ウサギとの絡みはやりますので是非見ていってください!
ではまた!!

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