悪と正義の波紋&幽波紋(スタンド)使い、変化する者の幻想入り   作:(´鋼`)

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第3話 天国超越&無影響vs不変化

さて………俺はオーバーヘブンの状態になり、出していた翼に触れる。すると、翼が消え失せた。『元から無かったかのように』。

 

その現象に驚いている集団、驚きもしない隣に居る咲夜。でも、輝彩滑刀の流法は現存してるけどね。

 

 

「『チェンジャー・オーバーヘブン』」

 

 

俺のスタンド………つっても『進化』したスタンドを出す。

見えているのは咲夜と………へぇ、あのじいさん神様か。しかも高位の。いや………亡霊なのかな?神様の亡霊か。月君が見たらどう思うのやら?

 

 

「お主………その守護霊は何ぞ?」

 

「………見えて、いるのか…………関係無いがな。貴様らは、我が【真実】を破る事は絶対に有り得ないのだからな」

 

「ふむ………【真実】とな?どういう訳か、教えてもらえると助かるのじゃが?」

 

「貴様らは俺に絶対勝てない。この俺の前ではなぁ」

 

 

スタンドをゆっくりと進ませる。見えているのが、あのじいさんだけだから良かったかな?

 

その青年と妖夢は身構えている。残念無意味なんだよねぇ。

 

このスタンドの射程距離は20m程ある。先程見たとき、あのシャーベットの能力と酷似している能力は半径5m程か。

 

そんな考えの中、青年の方は銃を3発撃ってくる。

 

無駄なのにね、何をしても。スタンドで弾丸………思ったけど霊力に近い物を感じたな。あの時の顎に当てに行った拳。

 

弾丸を3発を一気に掴み取り、真実を上書きさせる。

 

銃弾は綺麗さっぱり無くなり、銃弾を掴んだ『俺の手』を見せる。スタンドは精神のビジョン、つまり俺にもダメージとかは入るんだけどね。

 

あ、距離の問題で見えなかったね。なら良いや、妖夢なーぐろっと。

 

チェンジャー・オーバーヘブンの方向転換をして、殴り付ける。そして【真実を上書きする】。

 

 

「無駄ァ!!」

 

「ガハッ!!!」

 

 

殴られた妖夢は竹林に衝突し、意識を失っている様だ。んまぁ、そうなるわな、【真実を上書き】して『そうさせた』からね。

 

 

「妖夢ッ!!!」

 

「声をかけても無駄な事よ。その娘は既に戦闘不能になった、今しがたな」

 

「ッ!!!テメエ!!」

 

 

二丁拳銃で俺を仕留めようとしているなぁ。………ん?血を銃口に着けた?

 

何かヤバそうなのでスタンドを此方を守る様に戻していく。

 

んで、5発撃ってきたね。銃弾が放たれたと同時にスタンドを銃弾に向かって走らせて殴り付け【真実を上書きさせる】。

 

すると、どうだろう?何故か銃弾と拳が反発して銃弾は動きを止め、俺もよろけてしまう。

 

 

「「何ッ!!?」」

 

 

おいおい、スゲー不味くねぇか?【真実を上書き】しても俺を仰け反らせたって………つーことは、シャーベットの能力とは違ったやつか………って、残り3発が来てた。ヤバイヤバイ!!

 

その時に咲夜がスタンドを出して、スタンドのナイフで弾丸を弾く。

 

 

「すまない、少し油断した」

 

「………いえ、嘘は付かなくて良いわ。私も………」

 

 

咲夜の服が少し裂ける。咲夜の能力でも相殺程度って………んなチートな。これは本気で殴らなきゃ弾丸弾くしかないな。

 

 

「咲夜の能力でも無理と」

 

「えぇ、残念ながら。でも、どうやら能力の相殺は出来るらしいわね」

 

「それは俺も同じだ。咲夜、ついでだ。『俺に構うな!!』」

 

 

ローブのスタンドを咲夜に着させて、スタンドを戦闘態勢にさせておく。

 

 

「良いの?」

 

「構わん。それにオーバーヘブンで十分対処出来る。後、銃弾を掴んでみてくれ」

 

「ん、了解。このスタンドなら安心出来るからね」

 

「では………始めようか」

 

 

俺はスタンドと共に接近を仕掛ける。今度はマジに殴り付けるぞ。咲夜は同じように接近をして体術での攻撃をすることになってる。

 

相手は、また銃弾を放つ。今度は二丁拳銃で12発撃ってきた。今度はッ!!!

 

 

「無駄無駄無駄無駄ァ!!!」

 

 

【真実を上書き】しても相殺させられる。なんなら、おもいっきりラッシュをぶちかまさせてもらうぜッ!!!

 

咲夜は銃弾の1つを摘まみ取る。【全ての影響を受けない】為、弾丸は掴めた。

 

相手は驚いている。そりゃそうか、何かしら能力の付与をさせた弾丸を摘まんだからな。

 

俺は本気のラッシュで威力を相殺させて弾丸を弾く。これには俺の拳もヒリヒリするねぇ。

 

でも………咲夜のやつでハッキリ分かった。【全ての影響を受けない】能力は強し。つーわけで、オーバーヘブンを解除して………

 

 

「『変化者 俺に構うな!!《チェンジャー 俺に構うな!!》』

 

 

スタンドをローブ型にさせて俺に着させる。さて、コイツで戦おうかね。

 

 

「我が流法!!【輝彩滑刀の流法】を特と味わうが良い!!」

 

 

腕から刃物を………というより、骨と皮膚を硬質化させた物に無数の細かいエッジがそれに沿って高速で移動しているだけだけど。それに波紋を流すと………完成!!刃物状の皮膚と骨に波紋を流しているので、電気らしき物が伝わるのが見える。

 

俺と咲夜は接近を仕掛ける。このスタンドなら勝算はあるなッ!!!

 

相手は空に飛んで回避するが、そうは問屋が下ろさねぇってな!!

 

スタンドの特性を生かし、懸けられている重力の影響を受けなくさせて腕のカッターで斬りつけ、咲夜は手刀を当てる。

 

 

「ガブハァ!!!」

 

 

斬りつけた事で血が出て、手刀により地面に衝突する。

 

 

「「勇人さんッ!!!」」

 

 

これで………しめぇだ!!

 

追撃として刃物を出現させ踵落としを仕掛け、咲夜は拳を振るいにかかる。

 

その直後、スキマが俺たちの前に出現し俺たちの動きを止めた。

 

 

「ごっめ~ん、言い忘れてた~♪この世界の幻想郷で協力してくれる人たちの名前言うのすっかり忘れて………」

 

 

こちらの世界の紫さんだな。うん、間違いない。そんでもって、後ろを見てみると………固まった。んで、ゆっくり俺たちの方に向くと………

 

 

「……………ごめん」

 

 

謝ってくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうも、皆様。うぷ主の鬼の半妖です。

………最後が何か締まらない。最近の京谷君の世界です。

ヤバイな………どんどんギャグに侵食されていってる。これシリアスメインのSSなのに。

では、次回もお楽しみに。

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