悪と正義の波紋&幽波紋(スタンド)使い、変化する者の幻想入り   作:(´鋼`)

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第9話 true friendship

京「さて【真実を上書きする】能力について、俺たちの方は改めて、浄夜君たちには知ってもらいますか。僕の能力を」

 

 

まずは一回呼吸して落ち着いて………よし。

 

 

京「先ず、僕の持つ【真実を上書きする】能力。これは別世界の『DIO』と戦っていた時に発動したのさ」

 

鈴・浄・雛「!!?」

 

京「驚くのも無理はないよ。僕でも驚いたし。んまぁ勝てたけど」

 

鈴・浄・雛「勝てたあぁぁ!?」

 

京「戦闘の最中に共鳴が発動して、何とかオーバーヘブンとレクイエムの発動状態で勝てたのさ。いやーあの時は辛かった。戦いに出た咲夜や妖夢、利久に父さんが魂にされて取り込まれたんだもん」

 

咲「だって………あんな能力だと思わなかったもん………」

 

 

咲夜が此方の腕にしがみつく。拗ねている顔も可愛いもので………それより浄夜から殺気が滲み出ているのは何故?

 

 

京「コホン………んまぁ、これが能力を手に入れた時の話。本題はここからだね。【真実を上書きする】能力。これは言葉通りの能力で【真実を上書き出来る】能力さ。例えば………」

 

 

自分のお猪口を持ち、オーバーヘブンの状態に成る。

 

ここでは僕の説明は不要だろう。

 

 

鈴「目の色が………変わった……!?」

 

雛「それに………何?………その額の星は………?」

 

京「これが僕のオーバーヘブン。天国を越えた状態の姿さ。そして、『真実を上書きする』」

 

 

突如、僕の持っているお猪口が消えた。酒ごと。まるで『元々そこから無かったかの様に』。

 

 

浄「消えたッ!?」

 

京「『僕の持っているお猪口が存在しない』という真実に上書きしたのさ。だから消えた。この通り、この状態の僕。またはオーバーヘブン状態のスタンドが触れる、または殴る事によって使える。これがオーバーヘブン、【全てを越える能力】さ」

 

 

話を終えて一呼吸。何時ものメンバーは普通に過ごして、浄夜君たちのメンバーは驚きで外野からも集まっていた。

 

 

霊2「質問良いかしら?」

 

京「どうぞ、この世界の博霊霊夢さん」

 

霊2「それを使えば、貴方はどんな世界でも………」

 

京「勿論、手に入れられる。でもね、僕はこんな力無闇に使うものじゃないって知ってるのさ。ここには『悪役になる』為に来たけど、遊びの範囲さ」

 

雛「遊びで私たちをボロボロに追い詰めるのは遊びと言えるのかしら?」

 

京「それはごめん。だって悪役に成りきろうとするなら、これぐらいは徹底しなきゃなれないでしょ」

 

鈴「今の姿見てると、あの時のオーラなんて何処にも見当たらないわね。それが何時もの?」

 

京「んまぁそうだね。だって、いつもオーラ出してたらこっちが疲れるんだもん。それは皆嫌でしょ?」

 

霊2「あのオーラって?」

 

京「それはだね……………」

 

 

 

 

 

──────────────────────────

 

 

 

 

 

 

京「………という訳さ」

 

霊2「………こいつ本当に世界の1つや2つ手に入れてそうなんだけど………」

 

京「酷いなぁ。ここが初めて来た別世界なんだよ?ついテンション上がって暴れたとしても世界の征服なんてしません」

 

浄「テンション上がって暴れるって………何よ?」

 

京「そのまんまの意味。さて、ちょっと気分転換したいけど………久々に歌を歌いたいなぁ………紫さん」

 

紫「はいはい、登場登場!!」

 

京「この世界のプリズムリバー三姉妹を呼び出す事って出来ます?」

 

紫「許可が出ればいけるわよ~」

 

紫2「大丈夫よ」

 

紫「だってさ~」

 

京「それじゃあ、お願いします」

 

紫「あいあいさ~」

 

 

空間に入り、少し待つと………プリズムリバー三姉妹が登場。

 

 

ル「こ………ここって………?」

 

浄「あ、ルナサ」

 

ル「あ、浄夜………じゃなくて!!私たち何で紅魔館に居るのよ!?」

 

京「僕が呼びました~」

 

ル「アンタ誰よ!?」

 

 

【事情説明中】

 

 

 

ル「つまり、私たちと演奏をしたいと」

 

京「君たちの腕は知っているし、何より今から歌う曲は君たちにしか頼めないんだ。やってくれるかな?」

 

ル「………そこまで言うなら。リリカ!!メルラン!!今から演奏始めるわよ!!」

 

リ・メ「あいあいさー!!」

 

 

プリズムリバー三姉妹は楽器を用意し、壇上に上がる。

俺も壇上に上がると、この世界の咲夜からマイクが放り投げられた。

 

 

京「サンキュ。この世界の咲夜さん」

 

咲2「………何か、貴方の世界の私が貴方にデレデレなんだけど?」

 

京「そりゃあ、恋人ですし。………さて、三人とも。頼むよ」 

 

リ「任せちゃってー!!」

 

京「それじゃあ………やろうか!!」

 

 

俺の歌う曲、それは…………

 

 

【『ROCK on.』】~ナノ~

※ここからはナノさんのRock on.をお聞きください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歌が終わる。そこからは拍手が聞こえていた。

 

 

京「つ、疲れた………」

 

咲「お疲れー!!♪」

 

京「さ、咲夜!!汗臭くなるよ!?」

 

咲「良いも~ん♪京谷の匂い~♪」

 

京「ちょ!!それに熱い!!ライトも当たって熱い!!」

 

 

咲夜が聞きません。いや離れてよ、僕動けないし。

 

 

 

──────────────────────────

 

 

 

 

京「あー疲れた。父さん日本酒お願い」

 

プ「はいはい、それと凄かったぞ京谷。中々熱くなれる曲じゃあないか」

 

京「そりゃどうも」

 

 

それから、浄夜たちと酒を飲み交わし。時には早苗が酔って浄夜に攻撃加えて浄夜の腕が腫れたり、早苗が浄夜をキレらせて攻撃を仕掛けた所で防御して浄夜が吹っ飛ばされてったり………全部早苗かよ。

 

その翌日、俺たちは元の世界に帰り、浄夜たちに別れを告げた。

 

その時、俺は帰り際の時、浄夜に耳元で囁いた。

 

 

【君が得たのは、決定権だ】と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうも、うぷ主の鬼の半妖です。

えー今回でコラボ終了とさせていただきます。( TДT)

ん?それより最後が何か呆気ないしシリアスモード?気にしないでください。

では、皆様!!またの機会にお会いしましょう!!

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