悪と正義の波紋&幽波紋(スタンド)使い、変化する者の幻想入り   作:(´鋼`)

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宴会 酔いざまし

萃香「いよっ!!」

京谷「ふんッ。」

 

現在、博麗神社で戦闘(酔いざまし)が行われている。しかしながら、攻防が行われる度、轟音や風圧が発生している事に関しては皆が唖然としている。

萃香の拳が京谷に迫ると京谷は『星の白金《スタープラチナ》』に変化させた脚で防御し、カウンターを仕掛ける。

だが、やはり萃香も鬼の一角。能力の使用で霧状になり攻撃を避ける。

 

萃香「(いやー凄いや。この私が一時も油断できないって。てか、強いな。脚だけで攻撃と防御を成立させてるし。)」

京谷「(あー、酒が飲みたい。)」

霊夢「(な、何て奴なの!?あの萃香に脚だけで対応している!!萃香もやむを得ず能力を使ってるし、本当に何て奴なの!?五十嵐京谷!!)」

魔理沙「(つ、着いていけねぇ。弾幕ごっこなら勝てると思ったけど、今考えてみれば近づかれて一瞬でピチュって終わりじゃねぇか!!)」

プッチ「相変わらず凄まじい戦闘能力だな。しかもスタンドを使ったのが先程の爆発させる時のみ。………もう私を超えてしまったなぁ。」

レミリア「(もう人外の域に入ってるわねぇ。怒らせたら容赦無く殺されそうね。)」

アリス「(そういえば、これ酔いを覚ましたいからやってるんだっけ。私たちには考えつかないわね。)」

?「(あぁ!何て力!これを見てしまったら私もしたくなっちゃうじゃない!)」

紫「(何か興奮している花妖怪が一匹。)」

文「ふおおおおおおおお!!」

紫「(新聞に載せるつもりの天狗が一匹。)」

 

攻防が続くなか、京谷と萃香は互いに距離を取る。

 

萃香「(そういえばあいつ、脚だけで対応してるんだったな。何故腕や拳で仕掛けないんだ?)」

京谷「(もうそろそろ酒が飲みたい。という訳で終わらせるか。)」

萃香「ちょい、あんた!!」

京谷「何だ?俺はそろそろ終わらせたいのだが。」

萃香「あんた、何故に拳を使わない?」

パチュリー「(そういえばそうね。何故脚だけなのかが気になるわね。)」

京谷「……………(面倒くさっ、さっさと酒飲んで寝たい。)」

萃香「黙りかい?だったら!」

 

突如!萃香は霧状になる!

 

京谷「………ふあぁ。少し眠気がさしてきたな。」

霊夢「(いやいやいや!何を言ってるのあいつは!?萃香が霧状になったのに構えるどころか、欠伸をした!?)」

 

京谷がそう思った後、萃香が後ろに出現する!

 

萃香「貰った!」

 

京谷に向かって拳を放つ萃香!だが!

 

京谷「『ゴールド・エクスペリエンス』」

萃香「!?」

 

京谷は変化させた脚で防御をした後、変化させた『右腕』で殴り付ける!

 

京谷「鋭い痛みを……ゆっくり味わうが良い。」

萃香「あっ!ガッ!ガグッ!」

 

萃香を吹っ飛ばした京谷。その目は哀れな者を見る目であった。

 

萃香「(ま、まだ痛みがッ!さっきの攻撃!い、痛みが反復している!これはキツイねぇ!)」

京谷「教えてやろう。何故この京谷が腕を使わずに戦っていたのかを。」

萃香「お、おーそりゃ嬉しい。っつつ。是非とも教えてもらいたいねぇ。」

京谷「一応、『一部分だけしか変化できない』という訳ではない。別の部分も変化させる事もできるが、単に体力を使いたく無かっただけだ。複数の部分を変化させると体力の消耗が激しくなるだけだからな。だからこそ、一部分のみで対応していた。ただそれだけだ。」

萃香「………(えっ?)」

霊夢「…………はっ!?」

紫「…………ぷっ。」

プッチ「………ふふっ、やはり京谷らしいな。」

 

プッチや紫以外、その理由を聞いて呆気にとられていた。

それもそうだ。鬼とは、簡単に言ってしまえば『戦闘中には気を逸らしてはいけない程の実力の持ち主』であり、『対峙すれば必ず死ぬ力を持っている』。そんな相手に『体力を消耗させたくない』という理由で手加減していた事に、皆が驚いていた。

 

京谷「さぁ、これが全てだ。さっさと終わらせるぞ。この京谷、さっさと酒が飲みたい。」

萃香「えっ!?ちょ!!ゑっ!?」

京谷「『変化者 世界《チェンジャー ザ・ワールド》』!!時よ止まれぃ!!」

 

周囲の色が失われる!動ける者は、京谷と咲夜のみ!

 

京谷「さぁて、詰み《チェック・メイト》だ!」

 

京谷は接近する!

 

京谷「オラオラオラオラオラオラオラオラァ!!」

C(TW)「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!」

 

京谷は変化させた脚で連続で蹴り続ける!

京谷のスタンドはラッシュをする!

 

京谷「そして時は動き出す。」

 

周囲の色が戻される!

 

萃香「ガアアアアアアアアアア!!」

 

何故痛みが走るのか、萃香は理解できなかった!理解できないまま、萃香の意識は途絶える。

 

京谷「………終わったか。『クレイジーダイヤモンド』」

 

京谷は右腕を変化させ、萃香の傷を治す。

 

京谷「よっこいせ。霊夢ー、神社に置いといて良いかー?」

霊夢「……………」

京谷「言わないなら置いていくぞー。」

 

京谷は神社に萃香を置き、元座っていた場所に座る。

 

京谷「お酒、お酒。美味なる日本酒。」

プッチ「京谷。」

京谷「ん?何?父さん。」

 

プッチは京谷が持っていた酒を取り上げる。

 

京谷「あーちょ!父さん、酒取らないでよ!」

プッチ「当て身。」

 

プッチは京谷の首を叩く。

 

京谷「みょ。」

 

そのまま、京谷は気絶した。

気絶した京谷を持ち上げる。

 

プッチ「ふぅ、すまない。帰らせても良いか?レミリア。」

レミリア「え、えぇ。良いわよ。咲夜。」

咲夜「分かりました。」

 

そのまま咲夜とプッチは紅魔館に向かって行ったそうな。

 

 

 

 

 




どうも、うぷ主の鬼の半妖です。
うん、誰しも予想していた通り京谷君が勝ちました。
てかプッチさん、当て身かよ。一応義理とはいえ、息子さんに何て事してんだあんたは。
プッチ「何か言ったか?」
あんた出てくんのかい。
プッチ「気まぐれで出して何を言っている?」
それもそうだった。
と、まぁこういう感じで気まぐれにキャラを出していきたいと思っています。
では、次回もお楽しみに。

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