悪と正義の波紋&幽波紋(スタンド)使い、変化する者の幻想入り   作:(´鋼`)

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宴会 萃夢

京谷「………っていう能力な訳よ。その分の代償は大きいけど上手く使えば世界支配なんて簡単。」

アリス「………規格外にも程があるわよ。」

京谷「それパチュリーにも言われた。」

魔理沙「勝てる気がしないぜ……」

京谷「そんな事より酒を飲む!日本酒うまうま。」

咲夜「そんなに飲んで酔わない?」

京谷「んー、後30升は平気。」

霊夢「鬼かあんたは。」

京谷「良い酒飲み友達になれそうだなぁ。」

?「鬼とねぇ。」

京谷「そうそう、酒飲み友達。ねぇ鬼さん。」

霊夢「萃香、急に出てくんな。」

萃香「良いじゃーん、宴会あるところに私ありだよ。」

霊夢「意味が分からない。てか、あんたもちゃっかり気づいてるのね。」

京谷「既に居たのは知ってた。」

萃香「ほぉー、中々侮れないねぇ。」

 

京谷と萃香は同時に酒を飲む。

 

京谷・萃香「………ぷはー。」

 

京谷と萃香はコップを同時に置く。

 

京谷「鬼………鬼………」

咲夜「……何か考えてない?京谷。」

萃香「……………にしっ。」

京谷「……………フッ。」

 

突如!京谷と萃香は同時に立ち上がる!

 

京谷「『世界《ザ・ワールド》』!!」

萃香「ッアア!!」

 

京谷は変化させた右脚で蹴りこむ!萃香は右手に拳を作り、京谷の右脚を殴り付ける!

 

全員「!?」

 

鳴り響く衝撃音!その影響で、その場に居た全員の視線が二人に集中する!

 

萃香「おいおい、危ないじゃないか。」

京谷「わり、酔いざましに体動かしたくってな。」

萃香「んで?私と勝負したいと。」

京谷「勝負じゃあないな。単なる『酔いざまし』だ。」

萃香「………ははっ、こりゃ面白い。普通なら勝負なんだが『酔いざまし』か。」

京谷「乗るか乗らないか。どっちにするんだ?」

萃香「まぁ、こっちもあんたと喧嘩してみたかったのは事実。良いよ、乗ってやるよ。」

京谷「喧嘩でもないんだが。まあ良いか。」

 

京谷と萃香は互いに後ろを向き、距離を取る。

互いに後ろに振り向き、対峙する。

 

萃香「ルールはどうするよ?」

京谷「そうだなぁ………詰み《チェック・メイト》になったら負けで。」

萃香「分かりやすいが、あんたが不利になるぞ。良いのか?」

京谷「別に良い。俺自身、分かりやすい方が良い。後腐れないしな。」

萃香「良いねぇ。その考え方、嫌いじゃないよ。」

京谷「じゃあ、そろそろ始めるか。」

 

京谷は何時ものDIOのジョジョ立ちで構える。

萃香は堂々と仁王立ちをしている。

 

京谷「………『変化者 キラークイーン《チェンジャー キラークイーン》』」ボソッ

萃香「…………」

 

京谷はスタンドを変化させ、萃香に歩み寄る。

 

萃香「(ありゃ?何か策でもあんのかな?)」

 

京谷は萃香から二メートルの所で立ち止まる。

 

萃香「(今度は止まった。一体何を?)」

京谷「………………」

 

京谷は何も喋らなかった。何も。

 

萃香「!?」

京谷「………フッ。」

 

突如!萃香の右肩が爆発した!萃香は何が起こったのか理解出来ていなかった!いや、理解出来ていない訳では無かった!京谷がスタンドを使う事は知っていた。だが、聞いていた能力と違った!そこで一瞬、思考停止する!

 

京谷「『世界《ザ・ワールド》』!!」

萃香「!?」

 

一瞬!思考停止した萃香の隙をつき、京谷が右腕で殴り付ける!咄嗟に防御にするが!

 

京谷「無駄無駄無駄ァ!!」

萃香「ぐっ!!」

 

萃香の防御はあまりにも咄嗟だった!その分、力が入らなかった!

 

萃香「ふっと!」

 

萃香は強引に左手で地面を掴み、体勢を整える。

 

萃香「危ない危ない。結構やるねぇ。」

京谷「貴様がもう少し警戒していれば良かったなぁ。」

萃香「いきなり口調も変わってるし、どうやら本気でいかなきゃ不味いねぇ。」

京谷「そうだ、もっとこの京谷を楽しませろ。」

萃香「希望通りにしてあげるから覚悟しとけよー。」

 

 

 

 

 




どうも、うぷ主の鬼の半妖です。
初めて1日で2つ出しました。意外に考えらさせるから疲れました。やっぱり1日1投稿が楽ですね。
さて、次回は萃香vs京谷の対決になります。
では、次回もお楽しみに。

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