悪と正義の波紋&幽波紋(スタンド)使い、変化する者の幻想入り 作:(´鋼`)
プッチ「………というわけなのさ。いやはや、思い出すと可愛かった記憶が甦ってくるよ。」
早苗「………………」
京谷「父さん、俺恥ずい。結構恥ずい。後、早苗ちゃんが思考停止してる。」
プッチ「おや、本当だ。何故だ?」
レミリア「プッチが原因なのは事実ね。」
プッチ「私か?」
京谷「それ以外に何かある?」
プッチ「父を責めるな。京谷。」
京谷「お返し。」
咲夜「それはそれでどうなの?」
京谷たちが会話をしていると突如、後ろから足音が聞こえる。
永琳「京谷ー!!」
京谷「うをっと!って、永琳か。びっくりした。」
永琳「あぁ、この触り心地!この抱き心地!」
咲夜「…………」
プッチ「ナイフを出すのは無粋だと思うぞ。」
京谷「あー!撫で回すな!ちょ!助けて。」
咲夜「……………」
京谷「………僕の見間違いじゃあ無かったら、ナイフを持ってるのが見えてるんだけど?咲夜ちゃん。」
咲夜「安心して、直ぐに終わらせるから。」
京谷「(めっちゃヤバい予感!!)あー!そういやさ永琳!」
永琳「なーに?京谷。」
京谷「俺が持ってた物に黄金の弓矢なかったか?それが欲しいんだ。」
永琳「えーっと………あー、あったわね。確か……はい、これ。」
永琳は何故か懐に仕舞っていた弓矢を取り出す。
京谷「おー、サンキュー。これがありゃあ、レクイエムに進化できる。」
レミリア「レクイエム?」
京谷「俺のスタンドは弓矢を刺す事であらゆるスタンドを超えるスタンドに進化出来るんだ。それがレクイエム。」
文「ちなみにですが、能力の方は?」
京谷「レクイエム時の能力は『対象の全ての行動を五秒間停止させる』能力さ。」
咲夜「全ての行動を停止?」
京谷「ありとあらゆる行動を五秒間停止させる能力って考えてもらって良いよ。例えば、『心臓が動く』という無意識の行動も止められるし、普通に何かしようとしても止められる能力。それが『対象の全ての行動を五秒間停止させる能力』。」
パチュリー「………規格外にも程があるわよ。」
京谷「兎に角、ありがとな永琳。」
永琳「ガブファ!!」
何故か永琳は吐血しながら倒れる。
京谷「ありゃ、倒れた。」
レミリア「どうやったら吐血しながら倒れるのかしら?」
京谷「知りたくもない。」
京谷は永琳を運び、元の位置に座る。
京谷「ふひー。」
慧音「京谷、久しいな。」
京谷「ん?おー慧音さんか。それに安神、利久。後妹紅。」
妹紅「私はついで感覚か!?」
利久「まぁまぁ。落ち着いてください妹紅さん。」
安神「先ずは退院おめでとうございます。京谷さん。」
京谷「ありがとな安神。嬉しいよ。」
安神「いえいえ。あ、良いですか?隣。」
京谷「良いよ。ちょうど話もしたい所だったし。」
安神「では失礼しまして。」
安神たちは、京谷の周囲に座る。
利久「そういえば聞いてくださいよ京谷さん。僕たち自警団に入ったんですよ。」
京谷「自警団?」
慧音「人里の安全を守る組織さ。新聞による功績が称えられ、私たちが『入らないか』と誘ったんだ。」
京谷「んで、二人とも入ったと。」
利久・安神「はい!」
京谷「良かったじゃあねぇか。俺は嬉しいぞー!」
利久と安神の頭を乱暴に撫で回す。
利久「痛い痛い!京谷さん、痛い!」
京谷「おっと悪い。ついな。」
慧音「はっはっはっ!お前たち髪が凄い事になってるぞ!」
安神「京谷さん!」
京谷「何か?」
利久・安神「お覚悟!」
京谷「やらせるかー!」
利久「『クレイジーダイヤモンド』!!」
安神「波紋!」
京谷「『世界《ザ・ワールド》』!時よ止まれ!」
京谷が時を止め、周りの色が失われる。その間に利久や安神たちから離れる。
京谷「そして時は動き出す。」
周りの色が戻され、全ての時間が動き出す。
利久「あっ!」
安神「京谷さん、時を止めたな!」
京谷は別のブルーシートに座っていた。
京谷「あー、危ね。」
咲夜「私も居るわよ。」
京谷「わーお。」
魔理沙「お、お前ら!何時の間に来た!?」
霊夢「どうせ時止めて来たんでしょ。」
京谷「おりょ?バレた?」
?「と、時止め?」
京谷「ん?この人誰?」
咲夜「アリス・マーガトロイド。魔法使いだから人では無いわ。」
京谷「種族に魔法使いなんているのか。」
咲夜「現にパチュリー様も魔法使いよ。人では無いわ。」
京谷「ほへー。」
咲夜「本当、興味無さそうね。」
京谷「そこまで。」
京谷は自身のコップに日本酒を入れる。
咲夜も日本酒を入れ、お互い飲み会う。
どうも、うぷ主の鬼の半妖です。
京谷君が寝ていた一ヶ月の間、どうやら利久君と安神君は自警団の仲間入りを果たしたそうです。おめでとう(*´∀`)ノ
そういえば幻想郷の宴会には必ず来る種族がいますよね。
では、次回をお楽しみに。