悪と正義の波紋&幽波紋(スタンド)使い、変化する者の幻想入り 作:(´鋼`)
宴会 紅魔
『博麗神社』
京谷「お待たせー!もう始まってんの!?」
霊夢「遅い!あんた遅すぎるわよ!」
安神「落ち着いてください、霊夢さん。」
京谷「ちょいと野暮用でね。おっ来た来た。」
京谷の隣にゆっくりと着地する三人。
魔理沙「おー、妖夢に幽々子じゃん!後………誰だそいつ?」
京谷「後で説明するさ。しっかし多いねー。」
プッチ「確かにな。この位の人数が密集するのは初めて見るよ。」
霊夢「さーて!はいはい、これ持って。」
京谷「うぇ?って、これ酒か!?」
霊夢「ここでは先ず普通よ。」
京谷「ぇえー。」
幽々子「さぁさぁ、皆待ってるから早くしなさぁい。」
京谷「でぇ、ちょ、押さないでください!」
幽々子に押されながら、皆が集まっている中心に移動される。皆の視線が京谷に向くと、色々と話を始める。
「ほぉーあれが噂の……」
「初めて見ますが………意外と……良いですねぇ。」
「………ふーん、あれが……魔理沙を……」
「文が言ってたけど、見たところ普通ね。」
「ふふっ、中々楽しめそうな人間ね。」
京谷「えーと?何言えば良い?」
霊夢「簡単で良いわよー!」
京谷「あぁ、うん、だろうね。」
京谷が咳払いをすると、皆静まりかえる。
京谷「えー、先ずですが、僕はそんなに上手いことは言えません。ただ単に皆さんに楽しんでもらえたら幸いと思っております。ちょっとあれですが、皆さん!
『乾杯!!』
全員「乾杯!!」
皆、それぞれ酒を飲み始める。京谷はプッチの元へ行く。
京谷「どうするよ?父さん。」
プッチ「まぁ、誘われたら行こうじゃないか。慌てる必要は無いと思うぞ。」
京谷「それもそうだね。っと早速か。行くよ、父さん。」
プッチ「ああ、分かった。」
京谷とプッチの二人は手招きする人物の場所へと歩む。
着いた先にはレミリアたちが居た。
京谷「よっ、レミリアちゃん。」
レミリア「お久しぶり、京谷。早速だけど座って。」
京谷「おっけー。後、父さんも一緒に良いか?」
レミリア「あら、京谷の父親なの。そこの神父さんは。」
咲夜「えっ!?」
プッチ「初めまして、エンリコ・プッチと言う。京谷がお世話になっています。」
レミリア「良いわよそんなの、気にしないで。ささ、座って。」
京谷「ありがとな。」
京谷とプッチは敷かれていたブルーシートに座る。
咲夜「き、京谷?今、何て…言ったの?」
京谷「ん?お礼を……」
咲夜「その前!」
京谷「父さん……」
咲夜「そう!それ!この人、貴方の父親なの!?」
京谷「俺も気づいたのはDIOと戦った時だ。それまでは忘れてた。」
咲夜「えっ?えっ!?」
フラン「でも、似てないよ?」
プッチ「私は所謂、育ての親という奴だ。血は繋がっていない。」
パチュリー「なるほど、育ての親ねぇ。」
京谷「それでも、俺の父さんだ。それには変わりない。」
プッチ「嬉しい事を言ってくれるじゃないか。京谷。」
レミリア「仲が良いのね。貴方たち。」
京谷「そりゃな!」
レミリアは一口、ワインを飲む。
レミリア「そういえばそうと、京谷の父親……」
プッチ「プッチで良い。そう呼ばれた方が良い。」
レミリア「ふふっ、分かったわ。それで、プッチ。貴方もスタンド使いって奴なの?」
プッチ「まあ、一応な。そこのメイドさんには敵わなかったけれども。」
レミリア「あら?勝ったのね。京谷の父親に。」
咲夜「え、えぇ。まぁ。」
パチュリー「スタンド……貴方も私のが見えるのね。」
パチュリーはスタンド『ハーヴェスト』を出す。
プッチ「ほぉ、群体型か。」
京谷「俺も初めて見た時、気持ち悪いなーって思った。」
パチュリー「京谷?」
京谷「ん?多さの事で気持ち悪いって言っただけだぞ。」
パチュリー「あぁ、そうなの。」
プッチ「それはそれでどうなんだ?」
レミリア「んで、話は変わるけど京谷。」
京谷「んー?何?」
レミリア「私の願い、聞いてくれる?」
京谷「あー、あんときのか。良いよ。」(18話参照)
レミリア「じゃあ京谷、紅魔館に住まない?」
京谷「住む?何故に?」
レミリア「貴方、家が無いのでしょう。住む所を見つけて無かったらどうしてたの?」
京谷「んー…………考えて無かった。」
レミリア「ほら、やっぱり。それで?」
京谷「住まわせてもらって、構いません?」
レミリア「良いわよ。(よし!これで!)」
京谷は自分が持っている酒を見る。
京谷「……………ぐびっと!」
プッチ「き、京谷!酒を!」
京谷は酒を飲んだ。だが、
京谷「あぁ、意外に平気だ。」
プッチ「いや、飲めたのか。」
京谷「何か耐性があった。」
レミリア「珍しいわね。その歳で耐性あるなんて。」
京谷「自分でもびっくり。初めて飲んだけど旨いね、この日本酒。」
咲夜「結構耐性があるわね。」
京谷「おいぴー。」
京谷は酒を嗜みながら、紅魔館メンバーと話をした。
どうも、うぷ主の鬼の半妖です。
今回から宴会パートに突入しました。前書きの通り、宴会パートでは全体的に短めになってしまいます。
ちょっと文章力があれだと思われますが、楽しんで頂けたら幸いです。
では、次回もお楽しみに。