ペルソナ4ザ・ゴールデン〜Bright Blue〜   作:(o▽n)文也P

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初投稿です。すこしでも読んでくれたら嬉しいです。


プロローグ-ベルベットルーム-

…眼を覚ますと私は青い背景の部屋にいました。

部屋?周りを振り返って見るとここはリムジンバスの車内のようでした。

?「ほう…これはまた、変わった定めをお持ちの方がいらしたようだ…フフ」

何処からか声が聞こえました、振り向くとそこには鼻の長いご老人と、青い服を着た女性が座っていました。

イゴール「私の名はイゴール、お初にお目にかかります」

鼻の長いご老人はイゴールと名乗り、挨拶をしました。私もつられて頭を下げました。

?「イゴールさん…、ここは何処なのでしょうか?私は…本を読んでる途中、睡魔に襲われて…眠りについてたはずなのですが?」

イゴール「ここは夢と現実、精神と物質の狭間にある場所」

精神と物質の…狭間?

イゴール「本来は何かの形で“契約”を果たされた方のみが訪れる部屋…、貴方には、近くそうした未来が待ち受けているやも知れませんな」

“契約”とは一体どういう事なのでしょう。

 

イゴール「どれ…まずは、お名前を伺っておくといたしましょうか…」

?「はい…私は…鷺沢文香と申します」

そう私は名乗りました。

イゴール「ふむ…なるほど。 では、貴方の未来について、少し覗いてみると致しましょう…」

するとイゴールさんの目の前のテーブルが蒼白く光を放ちそこから何かのカードが出てきました。どうやらタロットカードのようです。

イゴール「占いは信用されますかな?」

文香「…はい…完全ではないですけど、信じられます…」

するとイゴールさんはテーブルの上のタロットカードをアルカナ順に並べました。

イゴール「常に同じにカードを操っておるはずが、まみえる結果は、そのつど変わる…フフ、まさに人生のようですな」

占いは疎いのでよくわからないですが、なんとなくわかるような気がします。

するとイゴールさんは1枚のアルカナカードをめくりました。

イゴール「ほう…近い未来を示すのは“塔”の正位置。どうやら大きな“災難”を被られるようだ」

災難?近い未来何か起こるのでしょうか?(ブルブル)

イゴール「そして、その先の未来を示しますのは…」

そう言いつつ新たなアルカナカードをめくりました。

イゴール「“月”の正位置。“迷い”そして“謎”を示すカード……実に興味深い」

迷い?謎?どういうことなのでしょう。するとイゴールさんは顔を上げて。

イゴール「貴方は、これから向かう地にて災いを被り、大きな“謎”を解く事を課せられるようだ」

災い!?…それはいったいどういうことなんですか?

イゴール「近く、貴方は何らか“契約”を果たされ、再びこちらへおいでになる事でしょう」

文香「何らかの契約?…それはいったいどういうことなんですか?」

イゴール「今年、運命は節目にあり、もし謎が解かなければ、貴方の未来は閉ざされてしまうやも知れません」

そんな!?…いったい私は…どうすればいいのでしょう。(涙目)

イゴール「ご心配召されるな、私の役目は、お客人がそうならぬらよう、手助けをさせて頂く事でございます」

文香「…手助け…ですか?」

イゴール「おっと、ご紹介が遅れましたな」

そう言うとイゴールさんは隣に座っている青い服を着た女性の方に振り向いきました。

イゴール「こちらはマーガレット。同じくここの住人でございます」

マーガレット「お客様の旅のお供を努めて参ります、マーガレットと申します」

文香「マーガレットさんですね、私は鷺沢文香…と申します、…よろしくお願いします」

そう言ってマーガレットさんに頭を下げました。

イゴール「詳しくは追々に致しましょう」

文香「…はい…わかりました」

イゴール「ではその時まで、ごきげんよう…」

すると周りの景色が歪んでわたしはまた眠りに落ちてしまいました。




ベルベットルームでした。
やっぱり小説は難しいですね。頭フル回転しながら書かないと大変ですね。
これからもゆっくりやっていくので少しでも読んでくれたら嬉しいです。
次回第1話「八十稲羽」安心しろ、俺の文香は最強なんだ!(SSRシュガーハートアタックされました)

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