ペルソナ4ザ・ゴールデン〜Bright Blue〜   作:(o▽n)文也P

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お久しぶりです。まずは3年間空けて申し訳ありませんでした。書く事を怠けてしまって申し訳ないと心から思ってます。ゆっくりですが完結はしっかりやりたいと思います。これからも作品をよろしくon願いしますm(o▽n)m新しい話の前にワイルドの説明をどうぞ。


説明回-ワイルド-

-ベルベットルーム-

 

文香「ここは…」

イゴール「お待ちしておりました。」

文香「イゴールさん、何が始まるのでしょうか…?」

イゴール「貴方に訪れる災難…それは既に、人の命をも奪い取りながら迫りつつある…」

イゴールさんはそのように私に言いました。

文香「確かに色々ありました…」

イゴール「ですが、恐れる事はございません。貴方には既に、抗うための“力’’をお持ちだ。」

文香「抗うための力…」

私は自分の胸に手を置きました。きっとペルソナの事でしょう…

イゴール「いよいよ、その“ペルソナ’’…使いこなす時が訪れたようですな…フフ。」

イゴールさんは笑みを浮かべながらそう言いました。

マーガレット「あなたのペルソナ能力は“ワイルド”、それは正しく心を育めばどんな試練とも戦い得る切り札となると力…私共も、その為お力添えをして参ります。」

文香「イゴールさん、マーガレットさん、ありがとうございます…」

私は2人に感謝を伝えました。

イゴール「私の役割…それは、新たなペルソナを生み出す事。」

文香「新たなペルソナ…?」

イゴール「お持ちのペルソナカードを複数掛け合わせ、新たな姿へと転生させる、言わばペルソナの合体でございます。」

文香「そのような事が出来るのですか?」

私は驚きながら聞きました。

イゴール「左様…貴方はお一人で複数のペルソナを持ち、それらを使い分ける事が出来るのです。そして敵を倒した時、貴方には見える筈だ…自分の得た可能性の芽が、手札としてね。」

文香「それが…ワイルドの力ですか。」

イゴール「フフ…左様。手に入れたなら是非ともこちらへお持ちください。」

文香「わかりました。心に留めておきます…」

私はイゴールさんにそう伝えました。

イゴール「しかも、貴方がコミュニティをお持ちなら、ペルソナは更に強い力を得るでしょう…よくよく心しておかれるが良いでしょう。」

確か…陽介さんと絆を深めた時、心の中に魔術師のアルカナが増えてましたね。魔術師のペルソナを合体で生み出す時強い力を得そうですね…

イゴール「次はマーガレットから役割を伝えて貰いましょう…マーガレット?」

するとマーガレットさんが一冊の本を見せました。

マーガレット「右手に見えますのは“ペルソナ全書”でございます。」

文香「ペルソナ全書ですか…?」

マーガレット「お客様がお持ちのペルソナを登録する事でそれをいつでも引き出せる仕組みでございます。」

文香「それは…凄いですね」

マーガレット「ですがLvに応じた料金を戴きますね。」

文香「…現実そんなに甘くはないですね。」

私は少しガッカリしながらマーガレットに伝えました。

マーガレット「フフ♪ご利用の際はお気軽にお申し付けください。」

マーガレットさんは不敵な笑みを浮かべてそう言いました。

イゴール「それともう一つ、今宵は貴方の旅をお手伝いさせて戴く新しい住人をご紹介させて戴きます。」

イゴールさんがそう言うと隣に座っている少女を紹介しました。

?「…」

マーガレット「マリー?」

マリー「分かってる。聞こえてる。よろしく。」

?私は彼女をどうかで見たような気がします。

文香「貴方は確か…メモを拾ってくれた」

マリー「あぁそっか、そういえば会ったかも。だから見たことあるんだ。ふーん。」

彼女は私の事を覚えてくれていたみたいですね。

マーガレット「失礼致しました。こちら、マリーでございます。彼女の魂は未だ幼く…」

マリー「うるさい!余計な事言わないでよ。」

マーガレット「ご覧の通りでごさいます。ご無礼があるかも知れませんが、見習いとご理解頂いて、どうかお許し下さい。」

マーガレットさんはそう言いながら頭を下げました。

文香「大丈夫ですよ。それでマリーさんのお役目とは一体…」

マーガレット「マリーが取扱うのはスキルカードでございます。カードを用いる事で、お客様のペルソナに新たな力を与える仕組みでございます。」

文香「それはいい事ですね…」

マリー「あ、これもお金かかるから。」

文香「善処します…」

私はマリーさんにそう伝えました

イゴール「フフ…覚えておいでですかな?以前私は申しました。貴方の運命は節目にあり、謎が解かれねば未来は閉ざされるやも知れない…とね。」

文香「確かに…初めて出会った時そう言いましたね。その事がやっぱり頭から離れなくて。」

イゴール「言葉の通りでございます。戦いに敗れる以外にも、終わりはあり得る…ゆめゆめ、お忘れになりませぬように。」

文香「…わかりました。しっかり心に留めておきます。」

私は手を握りしめイゴールに伝えました。

イゴール「フフ…結構。次にお目にかかります時は、貴方は自らここを訪れる事にでしょう。フフ…楽しみでございますな。」

イゴールさんは笑みを浮かべてそう言いました。

文香「私…頑張ってみます。皆さん…ありがとうございました。」

私は頭を下げて感謝の気持ちを伝えました。

イゴール「…ではその時まで。ごきげんよう。」

そう言うと周りが白くなり私も眠りに落ちました。

 

つづく

 




番外編でした。もし重要な回があった場合、番外編でお話ししますのでよろしくon願いしますm(o▽n)mそれではまたお目にかかりましょう。

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