東方解放記録   作:GRAN

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皆さんおはこんばんにちは~!ヾ(≧∀≦*)ノ〃
…はい。ちょっとふざけてみたかっただけです。
てなわけで今回は早めに投稿しようと思います。(いつもこのくらいのペースで書けよ…)
さてさて、今回は優希ちゃんの精神内のお話…
はたして、今宵はどのような結末を迎えるのか?
それでは東方解放記録スタートでーす( ≧∀≦)ノ


記録3「解ったぞ…」

定夜とさとりが優希と対戦している一方で、優希の精神内では

 

「うーん…あれ?」優希は目を覚ました。しかし、目の前に映った光景はただ闇が続く世界だった。

 

「ここはどこだろう?」と優希は考え始めた。すると「ここはお前の精神の狭間だ」とどこからともなく声が聞こえた。

 

「ボクの精神の狭間?どういうこと?…ていうか君は誰!?」と優希は驚愕した。

 

「まだお前がどういう状況になっているか分かっていないようだな」と声の主は言う。

 

「いや、どういう状況になっているか分かっていないようだなって言われても今目が覚めたばっかりだから分からないに決まってるでしょ」と優希は声の主に反論した。すると「確かに…それもそうだな」と声の主が肯定した。

 

「でしょ~?すぐ分かるわけないよー」と優希がいつもの調子でそう言う。そこに声の主がこう言った「では、私が教えてやろう」と。

 

優希は声の主に聞いた「じゃあ教えてもらおうかな」と。声の主はこう言った「今お前がこのような状況になっているのは、お前があまりにも腑抜けな態度で過ごしているからこの私がお前になってやろうと思ったからだ」と。

 

先ほどとはうってかわって和やかな雰囲気から一変し、殺伐とした空気に変わった。「それってどういうこと?」と優希が聞く。すると、声の主の姿が徐々に現れ始めた。

 

声の主の姿は、「優希そのもの」だった。ただ、1つ違う点を挙げるとするならば、姿は真っ黒だと言うことだけだった。

 

「簡潔に説明してやろう。つまりは…お前を殺して私が優希になると言うことだ!」と叫びながら優希に向かって攻撃を仕掛けてきた。

 

優希は間一髪のところで回避する。「いきなりどういうこと!?それよりもさっきからボクになるボクになるって…お前は誰だ!?」と真っ黒な優希(以降黒優希と記す)に問いかける。「ふん…お前が知る必要はない!」と黒優希は聞く耳をもたず攻撃を仕掛けてくる。

 

「くっ…」優希は防戦一方だ。「何がどうなってるの…?」と優希は考え始める。しかし、「考えてる暇があったら私に殺されろ!」と黒優希が攻撃を仕掛けてくるため考えている余裕はない。「何がどうなってるか分からないけどやるしかないか…!」と優希は訳も分からないまま戦闘を開始すると決めた。

 

現在は黒優希が優希を圧倒している。しかし、優希も負けじと反撃を繰り出す。しかし、いとも簡単に避けられてしまう。「なんで攻撃が当たらないの!?」と優希に焦りの感情が現れる。

 

「当たらなくて当たり前だ!私は「お前の全てを知っていて行動パターンが読める」からな!」と良いながら攻撃を繰り出す。この言葉に優希は疑問を持った「ボクの全てを知っているってどういう意味…?」と。

 

優希が考えていると、黒優希が繰り出した蹴りが優希の横腹に直撃する。「ぐはっ…」と血反吐を吐きながら数メートルは吹っ飛ぶ。「無駄なことを考えているから攻撃に直撃するんだ。次で確実に仕留めてやる」と黒優希はとどめの一撃を繰り出そうと構えている。すると「解ったぞ…」と優希が言う。

 

「なに…?」と黒優希は構えを解き、優希に聞いた「何が解ったのだと言うんだ…答えろ」と。優希は地面にうつぶせになりながらこう答えた。

 

「お前はボクの闇…だろう?」と。すると、黒優希は驚いた表情を見せる。「へぇ…その根拠は?」と興味を示す。

 

「根拠は…君がさっき言ったじゃないか…」黒優希は笑った「あーっはっはっはっは!…私が言っただと…?笑わせるな!私がいつそのようなことを言ったか答えろ!」と笑った後、激情しながらそう言った。優希はその問いにこう答えた。

 

「私はお前の全てを知っている…って言ってたじゃないか…もしかして…君はバカなのかい?…(笑)」と少し相手を挑発するような笑みを浮かべながらそう答えた。すると、黒優希が優希を誉めた「ふっ…まさかあの言葉だけで解るとはな…少し驚いたよ」と言った。しかしその後、黒優希は感情的にこう言い放った。

 

「私の正体を見破ったのは褒めてやる…しかし、その態度は私を侮辱したと見なすぞ!!」と言いながら襲いかかってきた。「くっ…まだ少し痛いな…けど、頑張るっきゃない!」と言いながらよろよろと立ち上がった。

 

「そんなフラフラの状態で何が出来る!?さっさと私にひれ伏しながら死ねー!」と言って優希にとどめの一撃が入るかと思われたその瞬間、黒優希は突如地面に崩れ落ちた。「くそっ…!後少しだったのに!」と良いながら姿を消した。

 

優希は何が起こったのか理解出来なかった。するとその時、優希に急激な倦怠感が襲いかかる。「何…これ…?立って…いら…れな…い…」と優希も地面に崩れ落ちた。そして優希の意識が闇に消えた。

 

一方その頃、定夜たちは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅ…やっと落ち着いたか」と定夜たちは優希をねじ伏せていた。「優希さんの心を見ましたが、どうやら優希さん自身も落ち着いたようです」とさとりが言う。

 

「よし…とりあえずこの事は俺達だけの秘密にしよう。他のやつに知られると面倒だ」と定夜がさとりにこう提案する。「えぇ。そうしたほうが良いですね」とさとりはその提案に異議を唱えなかった。

 

ようやく優希は現実と精神内の両方で落ち着くとこに成功した。何故このような事態になったのか?そして、あの黒優希は何故優希を殺害しようとしていたのか?

 

次回に続く……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やはりあの娘は危険じゃの~さぁてこれからどうするつもりじゃ?定夜よ…さて儂は高みの見物とするかのうっと」




あわわわわ…最後の人物誰!?(゜ロ゜ノ)ノ(いや、作者だろ)

さてさて面白くなってきましたねぇ~(ノ≧▽≦)ノ
自分も興奮してきました!(*゚∀゚)=3

ではでは次回をお楽しみに~(* ´ ▽ ` *)ノ
次回作も( `・ω・´)ノ ヨロシクー

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