一人の少年と10枚の仮面   作:一十百千

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6話-ナナシvsナナシ-

「んじゃァ、ルールの確認だけしとこうかァ」

「LPは4000。相手のLPを0にした方が『俺』になる…引き分けはどうする」

「そんときゃ殴りあいだ、ガチめの」

「…わかった」

 

「「決闘(デュエル)!!」」

 

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先攻新ナナシLP4000 後攻ナナシLP4000

 

「先攻はくれてやらァ!!」

「いいのか??行くぞ。俺のターン!!」

「お手並み拝見と行くぜェ!!」

「俺は手札から『ドッペル・ウォリアー』を捨て、手札から『クイック・シンクロン』を守備表示で特殊召喚!!」

 

《クイック・シンクロン》風 機械族 ☆×5

チューナー

ATK700/DEF1400

 

「さらに手札から『ジャンク・シンクロン』を通常召喚!!効果により墓地の『ドッペル・ウォリアー』を守備表示で特殊召喚!!」

 

《ジャンク・シンクロン》闇 戦士族 ☆×3

チューナー

ATK1300/DEF500

 

《ドッペル・ウォリアー》闇 戦士族 ☆×2

ATK800/DEF800

 

「『ドッペル・ウォリアー』に『クイック・シンクロン』をチューニング!!集いし怒りが忘我の戦士に鬼神を宿す。光さす道となれ!!シンクロ召喚!吠えろ、『ジャンク・バーサーカー』!!」

 

《ジャンク・バーサーカー》風 戦士族 ☆×7

ATK2700/DEF1800

 

「墓地に送られた『ドッペル・ウォリアー』の効果発動!!俺のフィールド上に『ドッペル・トークン』を2体攻撃表示で特殊召喚する!!」

 

《ドッペル・トークン》闇 戦士族 ☆×1

トークン

ATK400/DEF400

 

「さらに俺は『ドッペル・トークン』2体に『ジャンク・シンクロン』をチューニング!!集いし思いが遥かな速度の限界へ挑む。光差す道となれ!!未来への力、シンクロ・チューナー、『アクセル・シンクロン』!!」

 

《アクセル・シンクロン》闇 機械族 ☆×5

チューナー

ATK500/DEF2100

 

「俺はカードを1枚伏せターンを終了する」

 

新ナナシLP4000 手札1枚 魔法・罠1枚

 

「アクセルシンクロでもするつもりかァ??だがそのフィールドじゃァ出てくるモンスターはいねェなァ」

「…お前のターンだぞ」

「んじゃァ、お言葉に甘えて。俺のターン!!ドロー!!」

 

ナナシ LP4000 手札6枚

 

「俺は手札から『レベル・スティーラー』を墓地に捨て、手札から『クイック・シンクロン』を守備表示で特殊召喚!!さらに『レベル・スティーラー』の効果を発動!!『クイック・シンクロン』のレベルを1つ下げ自身を特殊召喚する!!」

 

《レベル・スティーラー》闇 昆虫族 ☆×1

ATK600/DEF0

 

《クイック・シンクロン》☆×5 → ☆×4

 

「俺は『レベル・スティーラー』に『クイック・シンクロン』をチューニング!!集いし力、轟音あげて噴出せよ!!光差す道となれェ!!飛び立てェ、『ジェット・ウォリアー』!!」

 

《ジェット・ウォリアー》炎 戦士族 ☆×5

ATK2100/DEF1200

 

「『ジェット・ウォリアー』の効果を発動!!お前の『ジャンク・バーサーカー』をバウンスするぜェ!!リフト・オフ・シークエンス!!」

「リバース・オープン!!『リミットオーバー・ドライブ』!!俺はフィールドの『アクセル・シンクロン』と『ジャンク・バーサーカー』をエクストラデッキに戻し、レベル12シンクロモンスター1体を特殊召喚する!!古の天空を彩る星々よ!!神雨となりて世界を祓え!!シンクロ召喚!!レベル12超来迎!!『聖珖神竜 スターダスト・シフル』!!」

 

《聖珖神竜 スターダスト・シフル》光 ドラゴン族 ☆×12

ATK4000/DEF4000

 

「な、にィ!?レベル12…!!」

「ふ…さぁ、続けな!!」

「…まだだァ!!『レベル・スティーラー』の効果を再び発動!!『ジェット・ウォリアー』のレベルを1個下げ自身を蘇生する!!」

 

《ジェット・ウォリアー》☆×5 → ☆×4

 

「手札から『シンクロン・エクスプローラー』を通常召喚!!効果で墓地の『クイック・シンクロン』を蘇生する!!」

「無駄だ!!『聖珖神竜 スターダスト・シフル』の効果を発動!!お前のモンスター効果を無効にし!!『ジェット・ウォリアー』を破壊する!!」

「…くっ…手札から『幽鬼うさぎ』を墓地へ送って発動!!『聖珖神竜 スターダスト・シフル』を破壊する!!」

「1ターンに1度俺のフィールドのカードは破壊されない!!」

「だがもうそいつは攻撃力4000の木偶の坊だぜェ!!『死者蘇生』!!俺は墓地の『クイック・シンクロン』を蘇生!!手札から『ドッペル・ウォリアー』を特殊召喚する!!レベル1『レベルスティーラー』とレベル2『ドッペル・ウォリアー』に『クイック・シンクロン』をチューニング!!集いし希望が新たな地平へいざなう。光さす道となれ!!シンクロ召喚!!駆け抜けろ、『ロード・ウォリアー』!!」

 

《ロード・ウォリアー》光 戦士族 ☆×8

ATK3000/DEF1500

 

「そいつで終わりか??攻撃力は3000.手札は0だぜ??」

「まだまだァ!!俺は『ドッペル・ウォリアー』の効果を使わずに『ロード・ウォリアー』の効果を発動する!!デッキから『ジェット・シンクロン』を守備表示で特殊召喚!!」

 

《ジェット・シンクロン》炎 機械族 ☆×1

ATK500/DEF0

 

「さらに!!『レベル・スティーラー』の効果!!『ロード・ウォリアー』のレベルを下げ自身を蘇生!!」

 

《ロード・ウォリアー》☆×8 → ☆×7

 

「『レベル・スティーラー』に『ジェット・シンクロン』をチューニング!!集いし願いが新たな速度の地平へ誘う。光さす道となれェ!!シンクロ召喚!!希望の力、シンクロチューナー、『フォーミュラ・シンクロン』」

 

《フォーミュラ・シンクロン》光 機械族 ☆×2

ATK200/DEF1500

 

「効果で俺は1枚ドローするぜェ!!さらに『シンクロン・エクスプローラー』をリリース!!墓地の『ジェット・ウォリアー』を守備表示で特殊召喚!!今引いた手札を墓地に送り、『ジェット・シンクロン』を墓地から特殊召喚!!そしてまた、『レベル・スティーラー』の効果を発動!!『ロード・ウォリアー』のレベルを下げ!!自身を特殊召喚!!」

 

 

《ロード・ウォリアー》☆×7 → ☆×6

 

「そんな…馬鹿な…これほどまでに動くのか…」

「さらにィ!!再び『レベル・スティーラー』と『ジェット・シンクロン』をチューニング!!光差す道となれェ!!『フォーミュラ・シンクロン』!!効果で1枚ドロー!!『レベル・スティーラー』の効果で『ロード・ウォリアー』のレベルを1つ下げる!!」

 

 

《ロード・ウォリアー》☆×6 → ☆×5

 

「レベル5『ジェット・ウォリアー』とレベル5『ロード・ウォリアー』にレベル2『フォーミュラ・シンクロン』をチューニング!!集いし星が1つになるとき、新たな絆が未来を照らす!!光さす道となれェ!!リミットオーバー・アクセルシンクロ!!進化の光、『シューティング・クェーサー・ドラゴン』!!」

 

《シューティング・クェーサー・ドラゴン》光 ドラゴン族 ☆×12

ATK4000/DEF4000

 

「行くぜ!!バトルフェイズ!!『シューティング・クェーサー・ドラゴン』で『聖珖神竜 スターダスト・シフル』を攻撃!!」

 

《シューティング・クェーサー・ドラゴン》ATK4000

     ↓攻撃

《聖珖神竜 スターダスト・シフル》ATK4000

 

「くっ…だが相討ちだ!!迎え撃て!!『聖珖神竜 スターダスト・シフル』!!」

「まだ終わりじゃァねェ!!『シューティング・クェーサー・ドラゴン』が破壊された時!!エクストラデッキから『シューティング・スター・ドラゴン』を特殊召喚する!!」

 

《シューティング・スター・ドラゴン》風 ドラゴン族 ☆×10

ATK3300/DEF2500

 

「俺は『シューティング・スター・ドラゴン』で直接攻撃(ダイレクトアタック)!!」

 

新ナナシLP4000 → LP700

 

「『レベル・スティーラー』で追い打ちだァ!!」

 

新ナナシLP700 → LP100

 

「はァ…はァ…俺はこれでターンエンドだぜェ…」

 

ナナシLP4000 手札1枚 魔法・罠0枚

 

「俺のターン…ドロー!!」

 

新ナナシLP100 手札2枚

 

「俺は、『ダークバースト』を発動!!墓地の『ジャンク・シンクロン』を手札に加える!!『ジャンク・シンクロン』を通常召喚!!墓地の『ドッペル・ウォリアー』を特殊召喚!!『ドッペル・ウォリアー』に『ジャンク・シンクロン』をチューニング!!幾多の幻に身を包む守護者よ、その煌めきで敵を裂け!!シンクロ召喚!!『幻層の守護者アルマデス』」

 

《幻層の守護者アルマデス》光 悪魔族 ☆×5

ATK2300/DEF1500

 

「さらに手札の『シンクロ・マグネーター』を特殊召喚!!『幻層の守護者アルマデス』に『シンクロ・マグネーター』をチューニング!!集いし願いが新たに輝く星となる。光さす道となれ!!シンクロ召喚!!飛翔せよ、『スターダスト・ドラゴン』!!」

 

《スターダスト・ドラゴン》風 ドラゴン族 ☆×8

ATK2500/DEF2000

 

「バトルフェイズ!!俺は、お前の『レベル・スティーラー』に『スターダスト・ドラゴン』で攻撃!!シューティング・ソニック!!」

 

《スターダスト・ドラゴン》ATK2500

     ↓攻撃

《レベル・スティーラー》ATK600

 

ナナシLP4000 → 2100

 

「…良い面するようになったじゃァねェかァ」

「…そうかな…俺はもう何もできない、ターン終了だよ」

 

新ナナシLP100 手札0枚 魔法・罠0枚

 

「だが、おめェの顔は最後まで無駄だと知っても抗う、その顔だ」

「お前もにやにや笑いをやめたらどうだ??」

「残念、もう遅せェんだわァ…俺のターン、ドロー!!」

 

ナナシLP2100 手札2枚

 

「バトルフェイズ!!『シューティング・スター・ドラゴン』で『スターダスト・ドラゴン』を攻撃!!」

 

《シューティング・スター・ドラゴン》ATK3300

     ↓攻撃

《スターダスト・ドラゴン》ATK2500

 

新ナナシLP100 → LP0

 

-------------

 

「終わったな」

「あァ…」

 

 


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