白の狐は何を見る   作:橘 聖

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キャピキャピリン
どうも、橘聖です

一週間は厳しかった(´・ω・`)
リアルが忙しいので不定期投稿は楽ですね
まあ、投稿時間は私の自由なんですけどね
約束したらそれを守るのが投稿者の役目です
いくらリアルが忙しいといえど頑張りますよ

…褒めても何もでませんよ?(自意識過剰

では、ニヤニヤしてる橘は放っておいて
『12.スキマ妖怪への罰』、どうぞ

-3/3 追記-
あかりをつけましょ ゆかりんに~♪
お花をあげましょ ゆうかりん~♪
五人ばやしの 雷鼓たち~♪
今日はたのしい ひな祭り~♪

適当に作ったひな祭りの歌です


12.スキマ妖怪への罰

アリスと雑談をしていると玄関の扉が勢いよく開かれる

 

「アリス、そいつは誰なんだ?」

 

白黒の服や帽子を身に着けた金髪の女の子が俺に睨みをきかせてくる

…ここって金髪多いんだな

 

「あら魔理沙、この人は霜月さんよ。幽香との知り合いでもあるみたいよ」

 

「こんにちは、俺は霜月という。魔理沙だっけか、よろしくな」

 

「気安く声をかけてくるな」

 

「こら魔理沙、初対面の人にそんな口の利き方はないでしょ」

 

「こんなやつに心を開くのか、アリス」

 

「霜月さんに向かってこんなやつって何よ、謝りなさい」

 

「誰が謝るかってんだ! こんなアリスなんて嫌いだ!」

 

魔理沙と呼ばれた女の子は開いていた扉から出ていった

呆気にとられていたがすぐに外から悲鳴が聞こえた

すぐに開きっぱなしの扉から外へ出る

そこには閉じられる瞬間のスキマがあった

 

「紫…何する気だ…」

 

「…あの悲鳴、魔理沙のだった」

 

「…何の目的で拉致したんだろうな」

 

紫の意図が理解できないまま時間は過ぎる

 

と思ったらすぐに魔理沙がスキマから出てきた

…しかし様子がおかしい

まるでなにかに怯えているような…

 

魔理沙の言葉、スキマ、魔理沙の様子

そこでひとつの答えが見つかる

 

「カモンゆかりん」

 

「はぁい 呼ばれて飛び出てじゃあおぐぇっ」

 

一発鳩尾に拳を入れる

スキマから半身出している状態で悶える

 

「うぐおお…霜月からの愛が痛いぃぃ…」

 

「もう一発いっとくか?」

 

「やめてください死んでしまいます」

 

スキマの中に逃げる紫

しかしそれをみすみす逃がすはずがない

閉じようとしているスキマの中に手を突っ込む

あとは火をブッパするだけ

 

「ちょっ、洒落にならないからやめてぇぇぇ!」

 

そしたら紫の丸焼きの完成

簡単でしょ?

 

「私の話を聞いて!? 魔理沙を洗脳したのは謝るから!」

 

…ほお?

 

「あ…しまった」

 

「ちょっとこっちに来い、そして座れ」

 

紫の顔が青ざめていく

 

「アリスは魔理沙を連れて家に入っててくれ」

 

「…あ、え、ええ、わかったわ」

 

呆気にとられていたらしく反応が遅れていた

だがそれを気にするときではない

 

「紫、座れ」

 

「い、いや、霜月に暴言吐いてたから改めさせようと思って…」

 

「座れ」

 

「はい」

 

紫は地面に正座する

殺気のせいで魔法の森の動物たちが逃げているが知らん

 

「聞きたいことがいくつかある。まず、なぜお前は魔理沙を洗脳した」

 

「さっき、霜月に暴言吐いててイラッときたから」

 

「…二つ目、その暴言によって俺は何か被害を(こうむ)ったか?」

 

「…何も」

 

「ハァ…最後だ、洗脳された人と接したとしよう。嫌われてたはずなのに友好的に話してくる、はたまた畏怖されて逃げられる。そんな人間と話したくなるか? そんな人が変わったかのように話しかけられて気分がいいか?」

 

「…グスン」

 

正座していることもあり、涙目の上目遣いということになっているがあいにく紫に恋愛感情は向けていないので効果は無い

 

「泣いて許されると思っているのか? 魔理沙の心に傷を負って、そのせいで性格が変わったらどうするつもりだったんだ?」

 

「…それは、わたs――」

 

「『私の能力でどうにでもなる』とか言うなよ、それでどうにかなるかもしれないが傷を負ったという結果に変わりはない。それを考えて行動したのか?」

 

「…してない」

 

「そうだろ、今ならまだ間に合うだろうし魔理沙を元に戻してやれ。そして謝れ。幻想郷の創立者だろうが礼儀を知らんやつについていこうとか思うやつはいないからな」

 

涙を袖で拭った紫はアリス邸に入っていく

…これで俺への行動も慎んでくれるといいんだけどなぁ

 

 

 

 

 

「霜月、ごめんね」

 

魔理沙を元に戻して、アリス、魔理沙、紫、俺の4人でテーブルを囲んでいる

魔理沙には悪いが紫の洗脳のことは忘れてもらった

だから今の紫の言葉の意味をわかっておらず、首をかしげている

 

「まあ、今回はまだなんともなかったからいいんだが、次からはちゃんと行動してくれたらそれでいい」

 

「…ありがと」

 

「だが」

 

紫がお礼を言ったが、一つ忘れていることがある

 

「罰はある」

 

「えっ」

 

「なんだ? 何もないと思っていたのか?」

 

「いや、霜月のことだから何かあるとは思ってたけど」

 

「それじゃあ話は早い。魔理沙、アリス、紫への罰を考えていいぞ。大妖怪だからって遠慮はいらない、何かやられそうになったら紫への罰が増えるだけだから」

 

「それじゃあいいか?」

 

魔理沙が目をキラキラさせて確認をとる

俺は首を縦に振り、続きを催促する

 

「[ホウソウサレマセン]なんてどうだ?」

 

「それはダメだ、モノには限度がある。というか魔理沙ってけっこう考え方が怖いな」

 

アリスは[ホウソウキンシ]の言葉を聞いて顔を赤らめている

紫は青ざめた顔で固まっている。…さすがにそこまでしないさ

 

「えー、ゴホン。能力での罰もありだぞ」

 

空気をかえるために方向性をかえる

…別に狙ってないからな

 

「霜月さんの能力ってなんなの?」

 

アリスが目線をこちらに向けて聞いてくる

 

「ん、俺か? 二つあるんだが、一つ目は『熱気を操る程度の能力』。二つ目が『運を操る程度の能力』だ」

 

「…丸焼きか悪運でよさそうね」

 

「アリス、丸焼きって発想よくでてきたな」

 

アリスの考え方に戦慄する三人

 

「魔理沙とアリスの能力でもいいんだが」

 

「それだと物理的な罰になりそうなのよ。魔理沙は魔法だし、私は人形だし」

 

「…妖怪の弱点を突こうとしてるアリス、こわい」

 

アリスは妖怪が精神的な攻撃には弱いことを知っているらしく、それで罰を執行するという考え方らしい

敵にまわしたら終わるな…こわっ

 

「質問いいか?」

 

「魔理沙か、どうぞ」

 

「悪運ってのは一度にどのくらいの期間が有効なのか?」

 

「んー…もって一ヶ月かな」

 

「それならいいんじゃないか?」

 

「ただ…運ってみんな平等なんだよ。だから悪運が続いたら幸運が続く、逆に幸運が続いたら悪運が続く。そうやってバランスをとり続けるんだよ」

 

「要するに、悪運をつけたら一ヶ月後には幸運がくるってこと?」

 

「その通り、アリスは飲み込みが早くて助かる」

 

「まあ、反動があるのはわかったが一時的な罰だしいいんじゃないか?」

 

魔理沙が提案役になっていると思うのは気のせいだろうか

 

「そうね、どうせなら厄と言っていいほどの悪運をお願い」

 

「だからアリス、考えが怖い。…まあ、それでいいならやるぞ」

 

「…まとまったのかしら」

 

眠たそうにあくびをする紫

…緊張感持てよ

 

「んじゃ、紫には一ヶ月の悪運をプレゼント」

 

能力を行使して紫に罰を与える

見た目には何の変わりもない

 

「…終わり?」

 

「終わり」

 

最後の締まりがないのは仕方がない

 

日も傾いてきたころ、魔理沙の言葉で解散した

紫は何もないところでこけそうになる、といった悪運ぶりを見せている

…厄ほどまではさすがにやりすぎかと思って悪運を少し弱めたのは内緒である




昨日(3/2)、コンビニにニン○ンドープリペイドカードを買いに行ったんですよ
ドラ○エXの大型アプデ来たんでやろうかと思ったんですよ
そしたらそのカードの最低値段が1500円になってたんです
何気に2017年初めての購入でしたけど、2017年になって変わったんですかね
1500円分のカードの絵のヨ○シーがこれまでにないほどまで憎く見えました
…疲れてるのかな

なんか内容がわけわかめになってる気がする
自分の考え方を公にしてるようでなんか恥ずかしい
…霜月の考え方ってことでお願いします(震え

感想・評価、お待ちしております

それでは、また次回お会いしましょう
さようなら





紫「卵の黄身がなかった」
霜月「え、卵白だけってことか?」
紫「うん」
霜月「そんなこともあるんだな」
橘「現実にはそんなことありえるんですかね」
紫・霜月「知らん」
橘「冷たいっ」

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