異常なまでの恐怖症   作:アルスDQ

8 / 46
どうもアルスDQです!
今回はゆきのんも出るよー!
そして戸塚も出ますよー!
ではどうぞー!


7

 

 

 

 

 

 

 

もし、比企谷八幡が極度の女性恐怖症だったら…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

case23 戸塚彩加3

 

「やっぱり比企谷君テニス上手だね!」

 

「そうか?」

 

「うん!…それでね?比企谷君に少し相談があるんだけど、いいかな?」

 

「おう、構わないが…」

 

「本当!…実はねうちのテニス部弱くてね。もう少ししたら3年生も引退しちゃうし、さらに弱くなっちゃうと思うんだ。」

 

「ふむふむ…」

 

「で、比企谷君が良ければなんだけどテニス部に入ってくれないかなと思って。」

 

「話はわかった。でも俺はもう部活に入っててな。だから入ることはできないんだ。それにテニスというか運動部は基本女子もいるだろ?そうすると恐くて練習なんかできないんだ…。悪いな戸塚…。」

 

「そうなんだ、ごめんね無理言って…。」

 

「いや、いいさ。相談を聞くと言ったの俺だしな。」

 

「ならよかった…。あ、そういえば比企谷君って去年は部活入ってなかったけど今年入ったの?」

 

「ああ、あの行き遅れアラサーによって強制的に…」

 

キッ!

 

「ヒィィィィィィィィィィ!?」

 

パタッ

 

「え?比企谷君どうしたの!?比企谷君!」

 

「」白目

 

「おい、比企谷が倒れたぞ!誰か担架もってこい!急いで運ぶぞ!」

 

「あ、俺持って来る!」タタタッ

 

「俺も!」タタタッ

 

「あと誰か比企谷の荷物、教室まで持っててやれ!」

 

「それは俺がやっておく!」

 

「任せたぞ!」

 

 

比企谷八幡が運動部に入らない理由は女性がいるためである。そして彼は謎の殺気を感じて怯え、気絶する。

 

戸塚彩加は急に倒れた彼に必死に呼びかける。

 

彼らのクラスメイトは急に倒れた彼のために迅速に行動を開始した。

 

 

case24 雪ノ下雪乃2

 

「ゆ、雪ノ下…ちょ、ちょっといいか…。」ガタガタ

 

「どうしたの比企谷君?」コテン

 

「実は…」ガタガタ

 

「なるほど…、それでその比企谷君がテニス部に入るというのは確かに策としてはありだとは思うのだけれど?」

 

「む、無理だ…。運動部は基本男子と女子両方で成り立っているから、運動部には入らない。」ガタガタ

 

「そ、そうなの。…と、ところでこの部でもそうなのかしら…?やっぱり女性とは…」

 

「そうだな…。た、たしかに女性と同じ空間にいるのはやっぱりきついがゆ、雪ノ下は何かこう…なんか違う感じがするからまだいい…。」

 

「そ、そう///」

 

(な、なにか比企谷君にそう言われると嬉しいわ…///。)

 

(逆に由比ヶ浜は毎回俺のメンタル破壊してきて怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い…。)ガタガタ

 

 

比企谷八幡は彼女が今までの女性と何かが違うと感じとっている。そして、由比ヶ浜結衣が恐くて恐くて仕方がない。

 

雪ノ下雪乃は彼の言葉を聞いて嬉しく感じ、胸が熱くなる。

 

 

case25 由比ヶ浜結衣2

 

ガラガラ

 

「やっはろー!!依頼人連れてきたよー!」

 

「ど、どうも…。あ、比企谷君!ここに入ってるんだ!」

 

「と、戸塚か!どうしてここに?」

 

「それがよくわからないままに由比ヶ浜さんに連れてこられて…。」

 

「由比ヶ浜さん…」

 

「あー、いいよいいよ!お礼なんて!」

 

「由比ヶ浜さん…」

 

「もう照れるなー!」

 

「あなたここの部員でもないのにどうして依頼人を連れてきているのかしら?」

 

「え?嘘!?あたし部員じゃないの!?」

 

「ええ、だって入部届けもらってないもの。」

 

「書くよ!にゅうぶとどけ?何枚でも書くから!」カキカキ

 

「じゃあ、平塚先生のとこに出して来るー!」

 

バタバタ

 

「え?え?」

 

「あいつ依頼人放置してどっかいくなよ…。戸塚がめちゃくちゃ困ってんじゃないか。」

 

「まったく…」

 

 

比企谷八幡は戸塚が来てくれて嬉しく思う。

 

雪ノ下雪乃は彼女の行動にため息をつく。

 

戸塚彩加はこの状況に戸惑いを隠せない。

 

由比ヶ浜結衣は部員ではないのにも関わらず勝手に依頼人を連れて来る。さらに自分で連れて来た依頼人を放置していってしまう。

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。