今回はゆきのん出ません!
でもいってみようー!
もし、比企谷八幡が極度の女性恐怖症だったら…
case17 比企谷家
「母ちゃん」
「ん〜?」
「明日から体育でテニスなんだけどラケットどこだっけ?」
「テニスのラケットね…、ほい!」
「サンキュー、母ちゃん愛してるぞー」
「うん!私も愛してるよ八幡♪」
「ねえねえ、お母さん」
「どうしたの?」
「小町も明日から体育で卓球なんだけど…」
「卓球、卓球は…ほい!卓球のラケット!」
「ありがとうお母さん!」
「ちょっと母さん…」
「あら、どうしたのあなた?」
「明日、部下の気分転換のためにゴルフに連れててってやろうと思うんだ。けど、ドライバーがなくて探してるけどない?」
「ドライバー…これ?」
「そうそう!ありがとう母さん!」
比企谷家には色々な物がある。
case18 テニス
「よーし!じゃあ、お前ら打ってみろや。2人組組めや!」
「先生…」
「ん?どうした比企谷?」
「ここからだと女子の視線が見えて集中できないので壁打ちしてます…。」
「お、おお…。わかった。」
テクテクテク
「よし、やるか…。」
ポーン ポーン
(おい見ろよ…)
(お、どうした?)
(比企谷の奴、さっきから壁打ちしてるけど一歩も動かずにやってるぜ。)
(マジか!?)
(いやいやそれだけじゃないぞお前ら!)
(比企谷はボール3つ使いながらさらにラケットを時々入れ替えながらしてやがるぞ!?)
(マジですか!?)
(これは球技大会期待できそうだな!)
(ああ!そのためには女子をどうにかしないとだが…。)
(それをクリアできればいけるぞ!)
(そうだな!よし!俺らも負けられねーぞ!)
(((((((((おー!)))))))))
比企谷八幡は女性からの視線があるだけで集中ができない。しかし、クラスの男子からは一目置かれている。
2-Fの男子たちは彼の動きを見て球技大会を楽しみにし、自らも頑張ろうとする。
(一部を除き)
case19 昼食
「あ、ヒッキーじゃん!こんなところで何やってるの?」
ビクッ
「昼ご飯食べてる…。お前は…?」ガタガタ
「あ、私?私は罰ゲーム中かな?」
「罰…ゲーム。罰ゲームってことはゴキブリやオオスズメバチや蜘蛛やら蛇やら毒キノコとか…」ガタガタ ブツブツ
「ひ、ヒッキー?」
ピトッ
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
カクッ
「え、ヒッキー?ヒッキーどうしたの?」
「」
比企谷八幡にとって[罰ゲーム]とは悪夢である。
由比ヶ浜結衣は少ない時間で彼の精神を無意識にガリガリ削る。
case20 戸塚彩加
「あ、さいちゃんだ!よっす!」
「よっす…、比企谷君と由比ヶ浜さんは何をやっているの?」
「え、な、なーんにも!さいちゃんは?」
「僕はテニスの自主練習かな?って比企谷君大丈夫?」
「女子2人に囲まれた女子2人に囲まれた女子2人に囲まれた女子2人に囲まれた女子2人に囲まれた女子2人に囲まれた女子2人に囲まれた女子2人に囲まれた女子2人に囲まれた女子2人に囲まれた女子2人に囲まれた女子2人に囲まれた女子2人に囲まれた…」ガタガタ
「あ、あの…僕男なんだけどな…。」
ピタッ
「え」
「うん、なんだったら確かめて…見る?」
コクン
・・・・・
「ね、本当だったでしょ?」
「ああ、ごめんな戸塚!あんな奴らと一緒にして!もう二度と間違えないから!」土下座
「だ、大丈夫だから顔を上げて…?」
「と、戸塚…」
「え、何これ…」
ガサガサ
「ぐ腐腐腐…」ダラダラ
比企谷八幡は彼を女性に間違えたことを深く深く反省し、土下座して謝罪する。
戸塚彩加は彼と話せて嬉しく思う。
由比ヶ浜結衣は展開についていけず、さらに罰ゲームのジュースを買うことを忘れている。