活動報告に入れたのですが、場違いだと思ったのでこちらに入れなおします。
……こんな妄想で更新するな、と思った方は感想のほうにクレームを(ェ
ちなみに、修が20歳になった時の妄想話です。
--サイドエフェクトは遺伝するものだろうか?
事件は何気なく呟いた唐沢の一言から始まった。
「僕にお見合いですか!?」
上層部から召還を受けた三雲修はボーダーの最高指令である城戸から通達された命令に驚きのあまり、椅子から転げ落ちてしまった。
「な、何かの冗談ですよね?」
隣の席に座っていた迅から差し出された手を取って立ち上がった修は聞き間違えであることを期待して聞き返すのだが。
「既に他のサイドエフェクト持ちには通達してある。玉狛支部の君達も例外なく見合いを受けてもらう」
修の淡い期待は木っ端微塵に粉砕されてしまった。
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「三雲君。あなた、お見合いをするそうね。私は興味ないのだけど……相手はどんな人なわけ?」
真先に聞きつけた木虎に強められるが「極秘任務だから言えない」と言い返すと、その後は木虎に話しかけても無視をされる始末。
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「修。お前は千佳が好きじゃなかったのか!? お見合いなどする必要はない。お前には千佳がいると上層部に言うべきだ!」
「に、兄さん!?」
玉狛に戻るなり、苦労して取り戻した麟児に詰め寄られる。そんな兄の暴言に赤面した千佳は小南が愛用しているハリセンで突込みを入れた。
その後、妙に余所余所しい態度を見せる千佳に修の冷や汗の量が増加するのは言うまでもない。
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「修君。今度両親に会ってもらいたいんだけど、都合のいい日ってないかしら? その、お見合いをする前にしてくれるとうれしいのだけど」
射手会の後、食事に誘われた那須の大胆発言に天眼が大暴走。修の視界に会うor会わないの選択肢が出現した。思わず「ギャルゲーかよ」と突っ込まずにいられなかった。
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「あんた、私を差し置いてお見合いとか生意気よ。私に負けたらそんな話など直ぐに断りなさい!」
「むちゃくちゃですよ、香取先輩!?」
「葉子と呼びなさいって言っているでしょうが!」
理不尽な因縁をつけられた香取と30連戦の模擬戦を強制的にさせられ、もはや修の胃は限界を突破する。
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「修。支部長さんからお話が来たのだけど、あなたってお見合いをするつもりなの。……あなた、そこまでお父さんと似なくてもいいのに」
「ちょっと待って、母さん。僕は修みたいにフラグなんか立てた記憶はないよ。建てたのは橋であって……」
「……あの子達の苦労が目に浮かばれるわ」
「ちょっと母さん。聞いている!?」
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「メガネくん。この選択肢によって君の未来が確定しちゃうから、よーく考えるんだよ。俺のサイドエフェクトがそう言っているから。……何なら、俺と付き合っちゃう?」
迅のボケをボケとも思わなかった遊真によってボコボコにされる未来は見えなかったのだろうか。
さぁ。あなたはどんな未来をお望みで?
天眼の設定を真似ていいですから、こんなお話を誰か書いてくれませんかね?
やっぱ、無理かな。