ハリー・ポッターと底の少女   作:姫桜

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お待たせしましたァァァ!!&もう課題は嫌だァァァ!!


9と4分の3番線とネビル・ロングボトム君

グリンゴッツを出た私達はまずそれぞれが買ってくる物を分担した。

まず私が教科書類。

次に母さんが大釜や望遠鏡など。

ハグリッドはハリーに内緒でペットに梟を買うらしい。

それから私達は別れて、私は教科書を二つセットで買った。

正直私には重たかった。

 

「母さん、買ってきたよ…」

 

「大丈夫ですか?エミリー。やはり重たかったのですか。」

 

私はそれになんとか強がるしかできなかった。

 

 

 

その後私と母さんは買う物がなくなった(杖は持ってるし、制服も昨日作ってもらった)ので、一足先に9と4分の3番線に向かった。

カートを押しながら私は荷物の上にあるカゴを見ている。

中にはまだ青年というような年齢の黒猫が眠っている。

今回ハグリッドが私に買ってくれたペットだ。

私は別に誕生日じゃないしと言うと「だったら入学記念だ」と私にくれた。

素直に嬉しくて、泣きながらありがとうございますっていってたらドン引きされてしまったが…

私自身、母さん以外の人からプレゼントを貰ったのは初めてだったし、母さんも仕方ないって言ってたし…

母さんは行き方と切符を私に渡してから姿表しでホグワーツに先に行った。

行き方は覚えている。

9番線と10番線の間の柱に向かって走ればいいのだ。

と、柱の前には数人のカートを押した人達がいる。

まるで待ち合わせをしているように見せかけ、近い人から順に入っている。

私は少し離れた所で待機する。

譲ることはとても大事。

 

 

 

次は私の番だ…と、思ったが大人数の家族が私が行くのを待ってた。

待たせるのも悪いし、ジェスチャーで「先にどうぞ」と道を譲る。

すると全員が息ピッタリに頭を下げて、母親らしき人が息子達に説明している。

…あれ?ハリー?

ハリーも私に気付いたようで、私の方に来る。

すると息子達の母親も気付き、話しかけている。

なるほど、ハリーはどうやって行くか分からなかったらしい。

ハグリッド…説明しなかったのかな?

まあいっか。

それから、母親の息子達が入っていって、私はハリーに順番を譲って、9と4分の3番線に後から入った。

周りは家族とのしばらくの別れを悲しむ声がしたり、手紙をすると親と抱き合っている人で溢れていた。

私がここにいるとアウェイな気がして、すぐに列車に乗り込んだ。

丁度誰も居ないコンパートメントがあったので、そこに入って私は静かに本を読み始める。

だが、このコンパートメントは日当たりがとても良く、暖かい。

私が読んでいるのは哲学の本で、小難しい事が書いてある。

眠気を誘う…と言えばいのだろうか?そんな本だ。

ウトウトし始めた私は眠気に逆らうのは良くないと考えて、すぐに寝た。

どうせホグワーツに着くのはもっと先だ。しばらく寝ていても、大丈夫だろう。

 

 

 

………なんだか頬が痛い。

抓られているような…

目を開けると戸惑った顔の丸顔の少年がいた。

どうやら私の頬を抓っていたのは彼らしい。

 

「えっと…そろそろホグワーツに着きそうだよ…」

 

……ハッ!

 

「あっ!ありがとう起こしてくれて!着替えるから外に出てもらっていい?」

 

「あ、うん…」

 

素直に出てくれた。

素早くローブに着替えて入っていいよと声をかける。

しばらく談笑してから、彼───ネビル・ロングボトム───はこんなことを言った。

 

「ペットがいるんだ…僕のヒキガエルのトレバーがどこかに行っちゃったんだけど…もう列車の外に出てたら…」

 

と、私の膝の上の猫…ウンブラを見ながら不安そうな声で言った。

 

「私が見つけて…いや、引き寄せてあげる。アクシオ トレバー!」

 

杖を持って呪文を唱え、コンバーメントの扉を開けると、カエルがこちらに飛んできた。

私はそれを両手でキャッチ、ネビルに渡す。

彼の顔はパァッと明るくなって

 

「ありがとう!エミリー!」

 

私は感謝されたのが嬉しくて、そして照れくさくて照れ笑いを浮かべた。




えー、皆様。
遅れてしまい申し訳ありません!m(_ _)m
ええとですね…わ、悪いのは課題とNeed For Speedと学校とアーマードコアとハリーポッターと呪いの子です!私は悪くねえ!私は悪くねえ!
嫌すいません9割方私が悪いですすいませんすいません…

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