ハリー・ポッターと底の少女   作:姫桜

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ドーモ ドクシャ=サン。
ヒメサクラ デス。





言うことがないので、どうぞ。
言葉は不要か。


賢者の石は(そう簡単には)砕けない
濡れ鍋とダイアゴン横丁


朝6時

私は窓を叩くようなで目が覚めた。

窓をみると伝書梟が窓をつついていた。

窓を開け、手紙を貰い、伝書梟にお礼を言う。

 

『それがわたしの仕事なので。』

 

と言い、帰ってしまう。

そして手紙を見て、狂喜乱舞した。

 

「母さん!ホグワーツから入学案内の手紙が来た!」

 

「!よかったですね、エミリー。」

 

ほとんどいつもどうりだが、声は少し高くなって、嬉しそうだ。

朝食を食べた後、教科書などを買いに行くことになった。

 

「母さん、どこで買うの?」

 

「ダイアゴン横丁で買います。姿現しで行きましょう。」

 

ダイアゴン横丁…大体の魔法具はそこで揃うらしい。

買う物を確認しながら私と母さんは準備を整えて、姿現しをいつでもできるようにしている。

 

「私の腕につかまりなさい、エミリー。」

 

「わかってる!」

 

「確かこの時間は…1度漏れ鍋に行きますよ。」

 

そして姿現し特有の引っ張られるような感覚の後、人が賑わう声が聞こえる。

目を開けると私の間の前には人が賑わう酒場が。

そしてそこでは大男を中心になにか騒ぎが起きている。

「ハリーポッター殿に…」など聞こえるが、私はハリー・ポッターという人を知らない。

有名人と思われる。

 

「ハグリッド。」

 

母さんがそういうと大男が振り返る。

…うん?ハリーポッターって誰だ?

てっきりあの大男かと思ったが、違うようだ。

 

「あぁ、マグゴナガル先生。どうしたんですか?」

 

「私の娘の道具を買い揃えにダイアゴン横丁へ。」

 

と、母さんとハグリッドが話している。

その時、ハグリッドの近くにいる眼鏡の少年を見つけた。

私は周りの人を避けながら近づく。

近づいてわかったが周りの人は我先にと握手や挨拶をしている。

なるほど、彼がハリー・ポッターか。

挨拶はしておこう。

 

「君がハリー・ポッター?」

 

「う、うん。僕がハリー・ポッター」

 

「貴方が…私はエミリー・マグゴナガル。よろしくね。ハリー・ポッター」

 

「うん、よろしく。」

 

と、挨拶をして握手する。

するとハグリッドと母さんがやってきて。

 

「ハリー、エミリー。ハグリッドと共に買い物に行きますよ。」

 

どうやら一緒に買い物をするらしい。

濡れ鍋の裏のレンガを一定のリズムで叩いてダイアゴン横丁へと行く。

そこで私とハリーの教材を買うらしい。

まず行くのはグリンゴッツ銀行。

そこでハリーのお金をだすらしい。

 

グリンゴッツに到着。

魔法界で2番目に安全な場所らしい。

そこで作業しているゴブリンに声をかける。

 

「ハリー・ポッターさんの金庫へ行きたい。それと…ホグワーツからだ。例のアレを。マグゴナガル先生 は?」

 

「エミリー・ヴェンデッタの金庫を。」

 

エミリー・ヴェンデッタ?

エミリーは私の名前だが…

 

「では、こちらへ。」

 

そう考えていると、着いていた。

 

「無限拡大されたバッグはありますね?ある程度いれましょう。」

 

私の前には山積みになったガリオン金貨がある。

まあ、適当な量でいいかと適当に詰める。

 

トロッコで帰った後、母さんから鍵を貰った。

鍵は6本の棒が束になっている特徴的な鍵だ。

結局ヴェンデッタってなんだろう?


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