さとり「ねぇ、歩夢君」
歩夢「はい、どうしましたか?」
さとり「せっかく紫が帰ったんだから、お話をしましょうよ、」
歩夢「どんな話ですか?」
さとり「例えばさ、、私(さとり)とこいしの昔話とか?」
歩夢「昔話ですか、、是非、聴かせてください」
さとり「わかったわ」
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私達姉妹は人間として産まれたかったけど、覚り妖怪として産まれた
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男の子A「おい、さとりとこいしが来たぞ」
男の子B「おい、止めとけ喧嘩したって喰われて死ぬぞ」
こいし「ねぇお姉ちゃん、怖いよ、何で私達だけ虐められてるの?」
さとり「こいし、基本的に無視をしときなさい、私達は『無意識』的に覚ってしまうの、だから無視しときなさい」
こいし「嫌だよ、私は皆と遊びたいもん無視なんて出来ないよ、、」
さとり「それじゃあ虐められるだけよ、、」
男の子A「お、おい、お、お前ら俺と戦えよ」
さとり「私達は弱いわよ」
男の子B「A良いぞやったれ~」
男の子C「お?喧嘩か喧嘩か?」
男の子A「オラッ、どうせ人間を『殺して』いるのは『お前ら』何だろ、」
さとり「痛いっ、止めて」
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何が一番痛かったかって?そりゃあ勿論殺していないのに罪を擦(なす)り付けられて私だけならまだしも『お前ら』って複数形だった事ね
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男の子C「どうせお前も人を『殺して』んだろ?」
こいし「そんなの、出来ないよ、、私と同じ体の人間を殺すなんて」
男の子A「一緒に遊びたいか?」
こいし「うん、」
男の子A「じゃあその目を潰してみろよ、」
こいし「、、、」
男の子B「出来ないんだったらやっぱり、、、」
こいし「すー、はー、エイッ、ウワーーーー痛イ痛イヨ~」
男の子A「うわ、本当にやりやがったぞこいつ」
男の子B「どうする」
先生「どうしたっ!こいし」
こいし「目を、、目を、潰したんです」
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その時にこいしは能力を1つ捨て1つ手に入れた、えぇ、ご察しの通りよ「人の心を読む程度の能力」を棄てて『無意識を操る程度の能力』を手に入れたのよ、因みに先生いわくそのときのこいしは大人びていた、そうよ、
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こいし「お姉ちゃん、私ねやっと気付いたんだ」
さとり「何を?」
こいし「人間ってやっぱり駄目な奴だって」
さとり「こいし?」
こいし「だからね、お姉ちゃん私人間ヲ殺(あや)メテ来ルネ」
さとり「こいし?大丈夫?熱が有るんじゃない無いの?」
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あの時止めておけば良かった、、、その後に人を村の人を一人残らず殺していたのだから、、
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歩夢「それじゃあ、、今すぐこいしちゃんの所に行ってきます」
さとり「フフフ、行ってどうするの?人間の貴方が、火に油を注ぐだけよ」
歩夢「勿論、止めてきます」
さとり「言っても聞かない強情なのね、、、なら
仕方ない、、妹が苦痛で苦しくならないように貴方から、」
歩夢「スミマセンさとりさん、『宵闇』睡魔の時間」
さとり「何此、の、、雲、、、眠、い、、」
歩夢「待っててねこいしちゃん、絶対助けるからね」
骸「次回どうなることやら、」
金「言わないよ、、、」
骸「じゃあ無理矢理にでも、」
金「言わないって」
骸「フッフッフッ此の手に勝てるかな?」
金「まっ、止め止めろ~~」