凜「お父様、夜羅さん、ちょっとお話が、、」
夜羅「何?凜」
凜「実は、、、」
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夜羅(嬉しい以外何物でも無い、もうビックリと嬉しさが一緒に込み上げて来た)
凜父「凜、夜羅君、良くやったな、性別はどっちだろうな」
夜羅「本当に、」
凜「名前をどうします?」
夜羅「そうだな、男の子だったら、『夜月』女の子だったら、『凜音』とかは、」
凜父「良いんじゃ無いかな」
夜羅「あとちょっとでパパか、、」
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凜父「らしく無いじゃ無いか、夜羅君そわそわして、まだ、産まれないよ」
夜羅「そうですよね、」
医者「おめでとう、君の奥さんは、良く頑張ったよ、可愛らしい女の子だよ、」
夜羅「そう、ですか、、有難う御座います、、有難う、」
凜「夜羅さん、」
夜羅「凜、凜、良く頑張ったな、」
凜「うん、」
凜父「良く頑張ったな、凜よ」
凜「お父様、」
凜父「そうか、私もおじいちゃんか」
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数日前
夜羅「お父さん、実は今まで黙っていた事が有りまして、」
凜父「何だね?」
夜羅「はい、実は、私は『喰人族』なんです、」
凜父「そうかい、君が、か、君には失望したよ」
夜羅「すみません」
凜父「何で、もっと早くに言ってくるなかったんだ?」
夜羅「へ?」
凜父「君は私の家族なんだ此れからは秘密は無しで」
夜羅「すみません、有難う御座いますお父さん」
凜父「さあ、凜の体調を見てこようか」
夜羅「はい、」
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・所変わって数年後
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夜羅「なぁ、凜」
凜「なぁに、夜~羅君」
夜羅「凜の実の家族を探しに行かないか?」
凜「へ?」
夜羅「凜音も成長して、お父さんと居れるようになったし」
凜「う~ん、そうだね、行こうかしら、」
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夜羅(と、言ったものの、手がかり無しで見つかるわけ、、、)
凜「夜羅さん、此処の団子美味しいですわよ、」
夜羅「そうか、凜」
店主「あんたら名前なんて言うんだい?」
夜羅「俺は村雨夜羅、んで此方が村雨、、」
凜「村雨凜です!」
店主「そうかい、あの凜ちゃんにそっくりだな」
夜羅「凜について何か知ってるんですか?」
店主「嗚呼、昔な君にそっくりな捨て子がいてな、、、」
凜「詳しく聞かせて下さい」
店主「おう、段ボールにな、凜と書いてあってな、母親探しが始まったんだ、、、そこでわかったのが望月と言う名字だけ、」
夜羅「この辺に望月姓の奴は?」
店主「昔いた、、、しかし一家揃って死亡か行方不明、親に関しては首が切れてたり、男の象徴が無くなってたそうな、そして女の子は栄養失調で死亡、男の子は、、行方不明」
凜「そんな事件が、、」
店主「そしてその女の子が凜って言う子を捨てたって話だ、、」
夜羅「そうか、、有難う」
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凜音「お父様、お母様実は話が」
夜羅「何だい?」
凜音「はい実は付き合っている殿方がいるのです、、」
夜羅「そうか、今度連れてこい」
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郁哉「初めまして郁哉(いくや)と申します」
夜羅「そうかい、私は村雨夜羅と言う」
郁哉「その来ていきなりですが、娘さんの凜音さんとの結婚を許してください、」
夜羅「別に構わないむしろ悦ばしい位だ、しかし凜音は長女この家を継ぐ運命の子だ、君は婿養子になる覚悟は有るのかい?」
郁哉「僕は凜音の為なら別に婿養子になろうが何になろうが構わない」
夜羅「ニヤニヤそうかそうか凜、今日は御馳走を作らなきゃな」
凜「そうね」
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郁哉「義父様、義母様子供が産まれました」
凜「本当?」
郁哉「はい、凜音」
凜音「お父さんお母さん、男の子よ、名前は『村雨焔』元気な男の子よ、」
夜羅「そうか、、」
金「一様此で禁断の果実~~forbidden fruit~~は終了です、」
冬夏「春秋の子がこんなに幸せになるなんてな、」
金「いやぁ~君達だけ不幸ってのも何か後味悪いしね」
冬夏「そうか」
金「此で宣言通り次回から東方にいけるね」
冬夏「最近幸せな話ばっかだな」
金「勿論不幸もいれるよフッフッフッ」