其では言うこともあまり無いのでゆっくり幻想入りしていってね
♯1俺が此の世界に居るのは間違っているのだろか?
『俺が此の世界に居るのは間違っているのだろか?』と一人の少年は呟いた
この少年の名は『暁望』
あかつきのぞむ
ごくごく普通の中学二年生十四歳だ、
こんな事を呟くのは仕方がない処もある、彼の親は彼の目の前で死んでしまったから、、、
それはたった2ヶ月前の話、車に乗っていた時、車の玉突き事故が起きたのだ、その時車の中は、子供一人ぶん位のスペースしか空いてなかった、だから彼は親を見殺す形で逃げた、必死になって泣きながら『俺の親を助けてくれ』と言い続けた、否、叫び続けた、しかし現実とは非情なもので、彼の祈りなど届く筈もなく、返ってきたのは死体だけだった、冷たくなった親だった肉の塊だ、、、
友人「はぁ~ま~たそんなこといってんのか、望」
振り返ると友人がいた
友人「お前茸生えるぐらい悲しんでんな、また前みたいに皆で遊ぼうぜ」
望「ごめん今日も親のことで色々しなきゃいけないから、また今度な、」
友達「そうかじゃあな、バイバイ」
望「うん、バイバイ」
何時も通りの、他愛もない会話、疲れた、もう此の世界で生きる価値なんてあるのか?と、一人自問自答して帰路に着いた、扉に鍵をさす、ドアを開ける、此処までは順調かつ何時も通りの行為であるしかし此処からが俺の人生の転機だったとは、、、
?「はぁーい貴方が、暁望君ね?貴方は幻想郷に興味はない?」
望「無い、その前に人ん家に土足で入ってきて何者ですか?回答しだいでは警察に通ほ」
紫「私は幻想郷の管理者で妖怪の賢者と呼ばれてる 『八雲 紫』 よ」
やくも ゆかり
望「そうですか、悩みますね」
紫「そうでしょそうでしょ、幻想的な世界に幻想的な少女が連れてってくれるって言うのだから」
望「いえ、警察に通報するか、病院に連れていくべきかで」
紫「えぇ、そうですか、分かりました、そんなに行きたいなら連れてってあげましょう幻想郷に」
「え?」と言ってる合間に、
下から奇妙な目がたくさんある何かが出てきたと思ったら
望「え?え?此処は・・・えぇーー」大空を舞っていた、、、
此処はまずは状況把握からだ、今居るのがお空そして下は森かな?太陽の方向に家が見えるが木造が多いな、しかも教科書の最後のほうに載っている平安~江戸後期に至る位の家だ、2時の方向に湖、あとちょっとで落ちる、頭を守って後は運任せ、あの人は『八雲紫』さんはお母さんに、似ていたな、、、そういや人って死にかけると走馬灯を見るんだっけか、はぁ~最後に親のご飯食べたかったなぁ、、、
(ズドン)
大きな衝撃痛い、辛い、何故人は一度大きな不幸に見舞われると、こんなにも多くの不幸が起きるのであろうと、考える、考える、いや考えれると言うことは、生きてる、いや、生きてるのが良いのか?いや此からは『俺』ではなく、
『僕』として生きよう此からは僕のストーリー何だ僕の名前は『暁 歩夢』
あかつき ぽむ
夢に歩いて行く、そんな名前にしよう、日本人離れしてるけど、大丈夫、いや、大丈夫かは、分からないだけど、だけど、きっと大丈夫な気がするだって此処は幻想的な世界、幻想郷なんだから、、、
とりあえず太陽の方向に歩いて行こうかな?あっちが人が居そうだし、だけど武器が欲しいな、妖怪が居る世界なんだから、出来れば、刀か竹刀か木刀が欲しいところだ、剣道初段だし、、なんたって此の世界に来たときに判った、体が丈夫になってる、元の世界でも自分の起こしたいときに風が起きてたからもしかしたらと思っていたが、もしかして、おじゃ無くて僕魔法が使えたりするのかな?何て考えてたら不意に声を掛けられた
金髪幼女「お前は食べて良い人間なのか~?」
え?今何とおっしゃいました?食べて良い人間?この子笑顔で何てこと言ってんの?幻想郷ってこうゆうとこなの?
歩夢「えぇ~と、駄目だと思うよ」
幼女「そーなーのか、残念なのだ、お前美味しそうなのに」
うーん此の世界には驚かさせられまくりだ、美味しそう、か、もう笑えてきちゃうね此処まで来たら、
歩夢「そうだ、人の沢山居るところ知らない?」
幼女「知ってるのだ~」
歩夢「本当?連れてってくれる?」
幼女「別に良いのだ~」
歩夢「ありがとう」
やっぱ思う言葉って大切だなって
少年妖女移動中
歩夢「ありがとう、そういえば、君の名前は何て言うの?」
ルーミア「ルーミアなのだ~」
歩夢「そうルーミアちゃんありがとう」「どういたしましてなのだ~」
とりあえず移動中に色々と聞いた、まず此処は『幻想郷』、そして目の前の町は『人里』と言うらしい、でも金あんまり無いんだよな財布の中身
1円 13枚 10円 2枚 50円1枚 100円2枚 500円 1枚うん終わってる、家に置きっぱなしにしてるからな~野宿かな~、ご飯ぐらいは食うかな
蕎麦屋 『蕎麦蔵 明道庵』
歩夢「お邪魔しまーす」
従業員「いらっしゃいませーお品書きです」
歩夢「ありがとうございます」
お品書き
かけ・もり 16文 山菜 20文 天ぷら 35文
え、まって文ってことは4文でおおよそ今の百円だから、、、1円使えるかなぁ?とりあえず頼もう
歩夢「かけで」
従業員「はい」
歩夢(うん速い)
少年食事中
歩夢「ご馳走様でした、1円でお願いします」
従業員「かしこまりました、9984文のお返しです」
ほぉー此の世界では、一円=一万文か、
従業員「お客様は、外来人でしょうか?」
歩夢「外来人?」
従業員「あ、失礼ですよね、すみm」
歩夢「いえ大丈夫ですよ、それよりも外来人とは?」
従業員(やっぱり)
従業員「外来人とは、幻想郷の、外から来た人のことですよ」
歩夢「そう、ですか、その定義で言うと、僕は外来人ですね」
従業員「なら、『寺子屋』に行くと良いですよ」
歩夢「『寺子屋』ですね、情報ありがとうございます、では、ご馳走様でしたまた来ますね」
従業員「ありがとう御座いました」
歩夢、(『寺子屋』か、、、行ってみるかな)
次回は寺子屋に着くと良いな~と思っています此からも宜しく御願いしますm(_ _)m
あと誤字脱字やこうしたら良いよーっていうのがあれば、バンバン言ってください出来ることはやりたいのでお願いします