♯ヨ 寒くなり、人恋し気持ち、溢れでる
私には好きな人がいる、だけど、私には愛せない、、見た目が人と違うから、
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俺には好きな人がいる、しかし、俺は愛せない、、人じゃ無いからだ、、、
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?「『凜(りん)』ご飯よ~」
凜「うん、今行きますわ、お母様」
?「お姉様大丈夫?」
凜「えぇ、お気遣い有難うね、」
母「今日は頑張ったわよ~」
弟「ご飯!ご飯!」
父「ハハ、今日も豪華だな、」
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?「『夜羅(よら)』よ、何時になったら婚姻するんだ?」
夜羅「今はしないよ、お父さん」
父「できるだけ早くに孫の顔を見たいものだ、、」
夜羅「それより、お父さんご飯食べよう、」
父「そうだな、今日も恵みを有難う御座います『呀狼(がろう)様』」
夜羅「有難う御座います、お父さん」
父「なんだ?」
夜羅「俺達は人間しか食べられないのですか?」
父「嗚呼、喰人族なんだから、人以外は体が受け付けない」
夜羅「そう、ですよね、、」
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こんな私はきっとあの人は、好きになってくれないだろう、俗に言う「アルビノ」と「オッドアイ」なんだから、紫外線に弱く目が悪い、だから、お父様や、お母様、そして、あの人も私には見えない、、人が言うには私の目は「緋」と「銀」らしい、
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きっと、あの人は俺を愛してはくれないだろう、俺は『喰人族』人を食べなければ生きていけない、人に近い見た目、しかし、所々違うところがある、醜いこんな体は醜い自分が憎い、、あんな、美しい見た目、触れたら壊れそうな存在、嗚呼、呀狼様、願わくは私をあの人と近付かせてください
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母「また、喰人族の事件が有ったらしいわよ、」
父「此処等も物騒になってきたな、」
凜「お父様、お母様、ちょっと、お散歩に行って参りますわ」
母「気を付けてね、」
凜「はい、すぐに戻りますわ、では、行って参りますわ」
父「行ってらっしゃい」
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夜羅「じゃあ、ちょっと、人を狩ってきます、」
父「嗚呼、行ってこい」
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夜羅(ラッキーこんな所に一人で来るなんてな、)
夜羅「ちょいと、そこのお兄さんこんなところで、どうしたんだい?」
村人「いやぁ~道に迷ってね」
夜羅「此処等じゃ喰人族が、でるから、危ないですぜ」
村人「おお、そうなのか、できれば、町への行き方を教えてくれないか」
夜羅「此方ですぜ」
村人「ずんずんと、奥に行ってないか?」
夜羅「チッ、勘のいい人は嫌いですぜ」
村人「なっ!グハッ」
凜「誰か居るのですか?」
夜羅「チッ、バレたか?」
凜「誰か居るのですか?」
夜羅「(この人!!目が見えないんだ)目の前に居ますよ、」
凜「あら、ごめんなさい、目が悪くて気付きませんでしたわ、貴方は?私は「朽木(くちき)凜」」
夜羅「俺は「夜羅、村雨(むらさめ)夜羅」宜しくな」
凜「はい、宜しくお願いします、」
夜羅「あのさ、」
凜「なんでしょうか?」
夜羅「こんな、森に居たら危なくないか?」
凜「大丈夫ですよ、死に場所を、求めてたので」
夜羅「、、、何で、」
凜(?)
夜羅「何で、死のうと」
凜「私は此の見た目、その上目が悪いので、よく虐められました、そして、この間聞いてしまったんです、私は捨て子だったと、なので、なので、、」
夜羅「そうか、大変だったんだな、泣きたかったら泣け、お前の口調からして、家は厳しいか、何かだろ、今のうちに泣けるだけ泣いとけ」
凜「うっ、スミマセン」
夜羅「俺でよかったら何時でもこうしてやるよ、」
凜「有難う御座います」
金「シリアスに恋愛、疲れた」
焔「何で、此方の世界に連れてきたんだよ、」
金「良いじゃん、良いじゃん、此のストーリーは、君たちに関係が有るんだから」
焔「そう、か、」
金「ほい、次回予告」
焔「次回『苦しんで、もがき続ける、人の様』季語無いし」
金「細かいことは気にすんな」