ただの使い魔には興味ありません!【習作】   作:コタツムリ

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これでラストじゃぁあああ!


第12話(後編) 決着

 

 

 

 

 

 

 

 バルコニーに無数の氷矢が降り注いだ。

 華やかなパーティーは一転、阿鼻叫喚となる。

 それでも異変に気づいた幾人かの生徒たちが魔法で防御壁をつくったので、被弾したほとんどの者は軽症。死者は出なかった。

 しかし、

 

 ルイズはその場に呆然と立ち尽くす。

 まさに一瞬の出来事だった。理解するよりも先に全てが終わっていた。

 一瞬視界に映った使い魔は不死鳥のように全身から炎を揺らめかせ、烈風のような衝撃波を発したかと思うと、猛烈なスピードで上空へと駆け抜け、学院本塔の外壁上部にぶち当たった。

 引き寄せられるように後ろを振り返ると、壁をめり込むように破壊した使い魔は、そのまま石レンガの破片と共にルイズの目の前に落下した。

 

 地面に激突する瞬間、この世のいっさいの音が消えた。

 まるでルイズの聴覚がその音を拾うのを拒否したように。

 

 ――そして才人は動かなくなった。

 

「……サイ……ト?」

 震える声でルイズはつぶやく。

 

 これは、現実じゃない――。

 こんなことが、許されるはずがない――。

 間違っている。全て間違っている――。

 

 だが、目の前に力なく伏す使い魔の姿は、絶望的なほどに存在感を放っていた。

「い、いや……、いやぁああ――」

 この世の終わりがきたような顔で、ただ衝動のままに泣き叫ぼうとしたとき、

 

「……あ、あれ? 生きてる?」

 

 むくり、と才人が起き上がった。

 ――はッ……! と、ルイズは息を呑む。

 叫ぶことと息を止めることを同時にしてしまい、ルイズは一瞬肺機能を完全に失った。声帯と横隔膜に破裂しそうなほどの圧力がかかり、喉が痙攣する。

 なんとか鼻から空気を取り入れ、正常な呼吸を取り戻す。

 そして自分の使い魔を見る。

 才人はしばし呆然と両の手のひらを見つめた後、己の存在を確かめるように全身をペタペタと触って確認している。

 そしてすぐに激痛が走ったように顔をしかめ、その場で打ち震えた。

「さ、サイト!? 無事なの?」

 無意識に言葉がでた。目の前の現象に頭は全くついていかない。

 それでも才人が動いている。

「あ、ああ……。無事、なの、か、な?」

 才人は戸惑いながらも、肯定した。

 

 それだけで十分だった。

 それだけで、ルイズは許した。

 

 不死鳥は死期が迫ると自ら炎の中に飛び込み焼死し、その後、灰の中から幼鳥となって甦る。それゆえ『不死』の鳥と呼ばれる。

 炎に包まれた使い魔が甦る様は、ルイズに不死鳥の伝説を信じさせるに補って余りあるものだった。

 この日ルイズは、己の使い魔の中に本物の伝説を見たのだ。

 

 

   ◇

 

 

 才人もまた当惑を隠せない。

 正直に言えば、いまだに自分が助かったとは信じられない。

 ひょっとしたら夢なのか? と疑ってみるも、夢にしてはいやにリアルだ。切れた皮膚は触ると痛いし、折れた足の骨や切れた筋肉が悲鳴をあげている。

 塔に激突したときに全身の骨にヒビが入ったようだ。

 

 やはりこれは現実だ。

 だが、どうして助かった?

 自分は確かに無数の氷矢に貫かれたはずである。助かるはずがない。

 その問いに答えたのは意外な声だった。

 

『相棒。苦戦してるみてぇーじゃねーか』

 突然どこからともなく響く低いバリトン。

 その聞き覚えのある声に才人はハッと息を飲む。

「――まさか、この声は!?」

『何だよ相棒。たった一日で俺っちのことを忘れちまったのかよ?』

「デルフぅ!!」

 はたして声の持ち主は昨日壊れたはずの愛剣、デルフリンガーであった。

「どうしてデルフが? なんで生きてるんだ? てか、今どこにいるんだ?」

『おめーさんのルーンの中に一時的に退避してたのさ。ま、意識を取り戻すのに少しばっかり時間がかかっちまったけどな。今はおめーさんの頭の中にだけ話しかけてる』

 才人は思いもよらない愛剣との再会に喜ぶ。

 だがその様子は周りから見たら非常に奇矯な振る舞いだった。

「サイト……、何を一人で言ってるの? ひょっとして頭を打って……」

 ルイズが泣きそうな顔で覗き込んでくる。

「え、いや、違う、これは……」

 才人がしどろもどろになっていると、

『相棒。何か武器を手に取りな』

 才人があたりを見わたすと、さっきまで握っていたナイフが落ちていた。それを掴む。

 するとナイフが淡く発光する。

「ふー、これで相棒以外のヤツにも聞こえるだろ」

「へ?」

 突然ナイフから声が聞こえてルイズは間の抜けた声を上げた。

「よう、貴族の娘っ子。一日ぶりだな」

「この声は……、駄剣?」

「駄けッ!? おいおい、そいつは理不尽ってもんじゃねーか? 俺っちがいなかったらおめーさんの使い魔は今頃おっ死んでたんだぜ?」

「何ですって!?」「なんだって?」

 ルイズと才人の声が重なる。

「そうだデルフ! 何で俺は助かったんだ?」

「相棒、説明は後だ。今はそれよりも先にやることがあるだろ?」

 才人は思い出す。

 そうだった。まだフーケの件が片付いていなかったのだ。

「――そうだったな」

 才人は顔を引き締めてルイズに向き直った。

「ルイズ、少しだけ待っててくれ。すぐに戻ってくる」

「ちょっと待ってサイト。あなた怪我が――」

 才人は立ち上がる。が、力を入れた瞬簡に足の裏から激痛が走る。そして思い出したかのように全身の骨から悲鳴が上がる。

「痛ッぅー!」

 そうだった。自分は今大怪我をしているのだ。

 すぐにでも宇宙パワー的な情報操作で治療したい。だが、こんな時に限ってエネルギー切れである。

 才人は痛みに顔をしかめ、一度座り直そうとする。

 だが、意志に反して体は勝手に走り出した。

「え? ちょっ!? 体が勝手に!」

 下半身が勝手に進みだし、上半身がそれに引きずられるように仰け反る。そしてあろうことか、二階のバルコニーから飛び降りたのだ。

「う、嘘だろ!? ぎゃぁぁあああああああああ!」

 骨折した足で二階からタイブしたのち、着地。

 着地の瞬間、今までに聞いたことのないバキリ、グチャリという音が聞こえた。

 

 こ、これはきっと地面に貝殻でも落ちていたんだ! 俺の脚の音じゃないんだ! 人間の体からこんな音がする分けないんだぁあああ!

 

 才人は本能的にそう自己暗示をかけようとする。

 しかし現実は非情である。

 足裏を震源地とした残酷な衝撃は骨を震わせながら徐々に上半身へと登り詰め、全身のヒビ割れた骨と言う骨を蹂躙し、やがては頭蓋骨をこれでもかと震わせる。

「ひぎょぇえええ$%&#$%#‘!!!」

 ムンクの叫びのように顔面の形を変え、才人は悶絶した。

「相棒、悪いがお前さんの体を勝手に使わせてもらうぞ」

「デルフ! お前の仕業か!!」

 思わず左手の甲を叩く才人。だがそんな事をしても自分が痛いだけである。

「すまねぇな相棒。時間がねー。早くしねーと、あの爺さんに止めを刺されちまうぞ!」

 爺さん? オスマン学院長のことか、と才人は得心する。

 それでも、

「痛い、痛い、痛いぃぃぃ!」

 一歩踏みしめるごとに絶えず走る激痛。

 自分で動作をコントロールできないことが尚更痛みを倍増させる。

「我慢するこったね。これが終わったら貴族の娘っ子にでもしこたま甘えな」

「くそぉおおおおお!」

 人命には代えられないと、才人は走り続ける。

『相棒、間に合わねぇ。飛ぶぜ!』

「な、何を言って!?」

 先ほどルイズを助けるためにしたように、デルフは才人の体を使い大きく空へと跳んだ。

「あぎぃいいいいいいいい!」

 空中で才人は絶叫する。痛々しいほどに晴れ上がった足首にこれでもかと体重がかけられた。すでに体はミリ単位で動かしても痛い。

 しばらく跳んで高度を稼いだ後、才人の体は徐々に傾き、腹面が地面の方を向く。

『相棒、もう一ちょいくゼ』

 そして空中での二段ジャンプ。

 才人は直立のまま地面と水平に飛んだ。いや、飛んだというよりむしろ空を泳いでいるような格好だ。いったいどこのZ戦士だろうか。

「ぎやぁああああああああああ!」

『うひゃー! やっぱ相棒はすげーよ! 全身が鍛え抜かれた武器じゃねぇか! こんなことできる人間は、俺っち見たことねーよ。あ、でもまだ距離が足んねぇ。もう一回いくぜ』

「ぴぎぃいいいいいいいいい!」

 さらにあろうことか三段ジャンプ。

 デルフリンガーは容赦がない。

 風を切る感覚も忘れて、才人は叫び続けた。

 

 

  ◇

 

 

 霧の中ではフーケがオスマンにトドメを刺そうとしていた。

 既に多量の精神力を消費し、霧も幾ばくか薄くなっている。上空には双月がしっかりと映っている。

「まったく、てこずらせてくれたわね」

 計画は失敗し、無駄に精神力も消費してしまった。今回は諦めて逃げるしかない。

 だが、

「このおとしまいは付けてもらうよ!」

 せめて学院長の首くらいは貰わなければ気が収まらないのだ。

 既に重症を負い虫の息のオスマンに、フーケはトドメとばかりに氷矢を射た。

「させませんぞ!」

「何ッ!」

 フーケが放った氷矢を炎の壁が遮った。

「ちッ! まだ生きてたか」

 松葉杖のように杖に寄りかかりながらコルベールが立ち塞がった。「ぜー、ぜー」と濁った呼吸音と共に肩で息をするコルベール。口元からたれた血はすでに固まり始めて、赤黒くなり張り付いていた。

「ちッ、死に損ないが。二人まとめて逝きな!」

 フーケが杖を振る。

 するとコルベールたちを囲むように二体のゴーレム、それも霧のように細かい氷の結晶が集まってできたゴーレムが出現した。

 これこそが『極寒の監獄(カサンドラ)』の正体だった。

 一メイル先も見えないほど深い霧の中、複数体のゴーレムを使って多方面からの同時攻撃を仕掛ける。

「喜びなさい。この魔法の正体を見たのはあなたが始めてよ」

 フーケが疲労し、霧が薄くなったからこそ見えた光景だった。

 今まで幾人もがこの魔法に捕らわれたが、この光景を見るまで生きられた者は誰一人としていなかったのだ。

「死になさい!」

 フーケを含め、三方向から氷矢が放たれた。

 コルベールは、炎の壁で氷矢を蒸発させる。

 しかし霧の中という環境は火のメイジであるコルベールにとって最悪。

 自慢の炎も威力が薄れ、防ぎきれなかった氷矢を肩に受ける。

 コルベールは片膝をついた。そしてそのまま倒れ伏すオスマンを庇うように覆いかぶさった。

 フーケの攻撃が一旦止む。すかさず再詠唱し次の攻撃に備えるフーケ。

 その隙にコルベールもスペルを紡ぐ。

 相性が悪いと見たコルベールは得意な火系統ではなく、土系統に切り替える。

 土の壁を自分とオスマンを囲うように建て、その中にこもった。

 それを見たフーケは詠唱を変更した。

 氷霧のゴーレム達が一箇所に集まってゆく。そして融合。一本の太い巨大な氷の槍(ジャベリン)が形成された。

「ふっふっふ、これを使うのはいつぶりかしら?」

 完成したジャベリンは今までの細い氷矢とは存在感が違う。

 先端には螺旋状に溝が掘られて殺傷力が増し、貫通力を高めるために高速回転している。

 フーケはその圧倒的な禍々しさに凶悪な笑みを浮かべた。

 そして杖を構えて振り下ろそうとしたまさにその時、

 

「ぴぎぃいいいいいいいいい!」

 

 遠方の上空から叫び声が聞こえた。

「なに?」

 慌てて視線を夜空に向けるフーケ。

 そこには尋常ならざる表情で空を飛ぶ少年の姿。

「ちっ、こいつも生きてたか」

 少年、才人はフーケめがけて一直線に飛んでくる。

 仕方なしにフーケはジャベリンの軌道を変更する。

 まずはまずは目障りな少年の方へ。

「何で飛んでるかは知らないが、空中では避けられないのよ!」

 フーケはジャベリンを射出した。

 

 

   ◇

 

 

「おい、デルフ! あれはヤバイ! 避けてくれ!」

 風圧で視界を思うように確保できない才人はそれでも僅かに開いた瞼の隙間からジャベリンを目視し、頬の肉のブルンブルンたゆわせながら言った。

『相棒! 俺っちを信じてくれ』

 しかしデルフは一向に軌道を変えようとしない。

 才人が生み出す風切り音と、回転しながら突き進むジャベリンの回転音が混ざり合って、耳をつんざくような騒音が生まれて急速に大きく鳴り響く。

 

 まさに一瞬だった。

 

「おい! 何を言ってッ――」

 才人がそう言い終える前に、ジャベリンが一瞬で巨大化!

 いや、正確にはお互い猛スピードで飛びながら近づいていた為、遠近法により、加速度的にお互いの姿が大きくなったのだ。

「よけられなッ! うわぁああああああ!」

 

 ――直撃。

 

 ジャベリンは才人の顎を掠め、その先の鳩尾(みぞおち)に突き刺さった。

「――!!」

 ジャベリンを受けた腹を支点に、才人は空中でくの字に折れ曲がった。

 視界が痙攣したかのようにぶれて見える。景色が二重三重にずれては揺れ動く。

 そして意識が遠のく。

 が、次の瞬間には禍々しいジャベリンが急激にその存在感を希薄にしてゆき、ついには才人の腹に吸い込まれるように消えた。

 そして何事もなかったかのように才人の体は、再び直立不動の姿勢をとった。

 

 フーケは驚いた。

「な、なに! 無傷だと! 馬鹿な! そんなわk――」

 ジャベリンの直撃を受けた才人は本来ならば腹に大きな穴が開いているはずだった。しかし、まったくの無傷。

 そして体勢を崩して僅かに速度が落ちたものの、依然として凄列な速度を維持したまま、再び持ち直してフーケに向かって突き進んだ。

『さて、年貢の納め時だぜ、盗賊女!』

 はしゃいだデルフが狂喜して叫ぶ。

 そして混乱するフーケに向かって、人間砲弾となった才人を……。

 

 ――お、おいデルフ、お前まさか!?

 

 混濁する意識の中で才人は理解した。未来視を使わずに、未来を視た。

 

 ――ちくしょう! 駄剣! てめぇ、覚えてろよぉおおおおおおお!

 

 猛烈なスピードで突き進む中、才人とフーケの視線が重なった。

 そして同時に絶叫した。

「「うわぁああああああああああああああああ!!」」

 

『ひゃっはー! 喰らえ! 【流星の石頭(メテオインパクト)】ぉおおおおおおお!』

 

 ドガーン! と激しい音をたて、砲弾となった才人の頭突きがフーケの顔面にめり込んだ。まさに無慈悲なる男女平等頭突きである。

「ぶへらッ!」

 フーケは接触した瞬間に大きく後ろに仰け反らされ、そのまま弾かれるように後方へ大きくはね飛ばされた。そして才人という砲弾が通った後にできた空気の渦層に巻き込まれて、乱回転しながら地面に激突した。

 そのまま撃沈。

 

 才人は頭蓋骨が鐘のように打ち鳴らされ、たまらず意識を失った。フーケをはね飛ばした後は砂煙を上げながら地面の上を引きずられるように滑り、広場に一筋の線を描いた。そしてそのまま魔法学院の外壁にぶち当たって静止した。

 

 才人もフーケも共に白目を剥いて気絶した。

 

『どうだい相棒? これがデルフリンガー様の魔法吸収能力さ! 俺っちは魔法を吸収して使い手に還元できるのさ。あと、使い手を操ることもできる――、って、聞こえてねぇな、こりゃ』

 

 それなんてチート! と、夢の中にいる才人はつっこむことができない。

 

 才人の左手に握られたナイフから中庭に狂ったように雄叫びが響いた。

 

「怪盗フーケは、このデルフリンガー様が成敗した! かーっかっかっ! どうだい、俺っち、今最高にカッコいいだろ? この伝説の魔剣、『デルフリンガー』様の勇姿をその目ん玉によーく焼き付けなッ! ひゃーっはっは! ひゃーっはっはっはっは!」

 

 全員意識が飛んでる中庭で、いったい誰がその勇姿を見ることができようや。そう指摘できる者はもはや誰もいなかった。

 魔法吸収なんてチートな能力を持つ伝説の剣は、その知能指数もまた伝説級だった。いい意味で。

 

 こうして一振りの伝説の剣が、その自叙伝に偉大なる一ページを刻むことで、一連の盗賊騒動は何とも締まらない形で幕を閉じた。

 

 めでたし、めでたし。……、なのか?

 

 

 

 




書ききった……。

最後の美味しい所は全てデルフが持っていく。
皆さんが予想していた通りの展開ですよね(ニヤリ
この為だけにデルフは登場していきなり退場してもらったのです。
その時のことを根に持ってか、最後はうっぷんを晴らすかのごとく大暴れしましたね(^^;
多少無理のある設定ですが、才人君が鍛えられすぎていて、あるいはご両親によって武器として産み落とされたなら、デルフと融合できても不思議じゃない……よね? そういうことにしておいてください(汗

さて、ただの平民がただの使い魔(=デルフと融合して魔法吸収できる最強のメイジ殺し)に成長する物語はいかがだったでしょうか?
読んで頂いた皆様に楽しいひと時を感じて頂けたら幸いです。


そして残念ながら、
このssは次回のエピローグをもって完結となります。
今までたくさんの応援ありがとうございました。
PV・お気に入り登録・評価・感想・手紙など、沢山の支援ありがとうございました。
皆様の声援で無事完結することができました(^^)
また、10日間でこんなに沢山の人に読んでもらえるとは思っていませんでした。
作者は感激しております。

最後までお付き合いくださり、まことにありがとうございました。
またssを書く機会がありましたら、そのときはどうぞよろしくお願いします。



最後に一言。












『風の交響曲(ロンド) →(からの~) 『不死鳥(フェニックス)』 (からの~) 『ぴぎぃぃいいいい!』ェ……
…………どうしてこうなったぁぁああああああああああああああああああああああ!!

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