「お嬢様だっていつでも旬ですわ。咲夜です」
自然に変態発言ぶっこんでくるよね咲夜さんは
「忠誠心の裏返しよ」
大好きの裏返し(うまる感
皆さんどうも、咲夜です。今、私はメキシコに来ています。勿論コーヒー豆[メキシコ]を取るためです。早速この咲夜、現地のコーヒー農家さんにお願いしてみましょう!確か、メキシコはスペイン語でしたよね。
「¡Hola!(こんにちは)」
「¡Hola!(やあ) ¿Cuál es el propósito de que usted vino aquí.(どしたん?) Eres un japonés?(あんた日本人?)」
「Sí.(ええ) No me va a querer los granos de café.(コーヒー豆が欲しいのだけれど)」
「Ya veo.(なるほどな) Es bueno si pago de dinero.(金払うんならいいぜ)」
「Tengo un 800 Peso mexicano.(800メキシコペソ←約4500円はあるわよ)」
「Mírate.(すげえな) 」
そんなこんなで、無事に一種類目ゲットです!スペイン語を知っているのは、メイドとしての嗜みですわ。
次に行くのは、お隣のグアテマラ。一々書くのは面倒ですので、交渉の場面は割愛させていただいて、ルートと豆の種類名を書いていきますね。
メキシコ(メキシコ)→グアテマラ(グアテマラ)→キューバ(クリスタルマウンテン)→ジャマイカ(ブルーマウンテン)→コスタリカ(コスタリカ)→コロンビア(コロンビア)→エチオピア(モカ)→タンザニア(キリマンジャロ)→ハワイ(ハワイ・コナ)
急にアフリカに行ったのは気にしないでください。
紅魔館。
「時は現在午後2時50分、この咲夜、帰って参りました」
「ご苦労様ね、だいぶ疲れたでしょう?今日はゆっくり休みなさいな」
「いえ、今から焙煎に取りかかります故、少々お時間を」
「…無理は禁物よ」
今回取ってきたのは、大体酸味と香りを重視した豆です。
ハワイ・コナのフルーティーな香りを活かしたブレンドコーヒーを作ろうと思います。全て良質な豆ですから、きっと美味しいのができるでしょう。
…(割愛)…
「お嬢様、完成致しました。咲夜特製ブレンドコーヒーでございます。マドレーヌと一緒にお召し上がりください」
「本当に作ったのね…。ありがとう、早速いただくわ。…とその前に、折角の機会だし、フランも呼んできなさい」
「承知致しました」
フランお嬢様の部屋は地下にある。地下へと続く廊下は、少しばかり寒いんです。
「失礼します、フランお嬢様」
「ん?どうしたの咲夜」
「先程私のブレンドコーヒーをお嬢様に出したのですが、折角の機会だからとお嬢様がお呼びになられました」
「うん分かったー!」
コーヒーを啜るお嬢様。可愛い。
「咲夜」
「はい」
「コーヒーは苦いものだと聞いていたのだけれど、これはそこまで苦くないのね」
「酸味を重視したためですね。それと浅煎りで焙煎しましたから、クラッカーなどのお菓子にも合うと思います」
「へぇ。紅茶も色々と香りがあるけれど、コーヒーの香りもなかなか新鮮で良いわね」
「お望みとあらば、いつでもお作り致しますよ」
「…そういえば、どれほど豆を貰ってきたの?」
「総重量で1.5t程ですね」
「貰いすぎてるよ!?」
拙いスペイン語で申し訳ないです。
日本語訳も適当ですけどまあだいたい合ってると思います。
割愛したのは色々とメタい所があるので突っ込まないでね!
咲夜さんが現地通貨持ってるのはメイドとして当たり前です()